朝鮮大学校の学園祭へ
【11月2日・日曜日】
【11月2日・日曜日】
10時にオープニングだというのに遅刻、学内をひと回りし、アンマダン(前庭? 中庭? いまだに分からない)中央のメインステージを見ると、グリーンのおそろいのシャツを着た、女子学生が踊っている。オッケチュムではない。よくテレビで観る、ストリート何とか、激しいリズムに合わせてのダンスだ。...
プログラムを見ると、「学部チアダンス」。
プログラムを見ると、「学部チアダンス」。
チャン学長に、手招きされるままに、薦められ隣の席に着く。
学長・「イルウトンム、あのダンス?…」
私・「…在学中には考えられません…」
前に座っていた、すでに退職して久しい文学者のパク先生は一言。「即、退学です!!!」
その言葉に、学長の隣に座っていたホ議長の口元からも笑みがこぼれた。
学長・「イルウトンム、あのダンス?…」
私・「…在学中には考えられません…」
前に座っていた、すでに退職して久しい文学者のパク先生は一言。「即、退学です!!!」
その言葉に、学長の隣に座っていたホ議長の口元からも笑みがこぼれた。

学部カラーというものがあるようだ。グリーンは文学歴史学部で、つぎに舞台に立ったブルーは教育学部、グリーンよりはちきれていた。もちろん、「即、退学」ものである。
踊りながら観客に向けて、「アイラブユー」、「ユーラブミー」を連呼した外国語学部、こちらも全員「即、退学」である。
まさか、政経学部に限って、と思ったが、先陣を切ったという。
踊りながら観客に向けて、「アイラブユー」、「ユーラブミー」を連呼した外国語学部、こちらも全員「即、退学」である。
まさか、政経学部に限って、と思ったが、先陣を切ったという。

続いて、チョゴリファッションショーだ。華麗だ。
私たちのころだったら、まずは「サチハダ(派手だ)」、つぎに「贅沢だ」、歴史学部あたりからは「復古主義」との批判も? もちろんモデルになった全員「退学」だ。舞台で観客に微笑んだ、女子学生は「幻想をふりまいた」と、問い詰められたであろう。
私たちのころだったら、まずは「サチハダ(派手だ)」、つぎに「贅沢だ」、歴史学部あたりからは「復古主義」との批判も? もちろんモデルになった全員「退学」だ。舞台で観客に微笑んだ、女子学生は「幻想をふりまいた」と、問い詰められたであろう。
テコンドーと空手道の演武もご法度だ。「朝大では軍事訓練をしている」という、「敵」に口実を与えたというので、即・廃部、「退学」だ。

民族打楽器も、南の「四物ノリ」を模したというので、「退学」は免れないだろう。エレキギターとドラムをバックに歌う? 「ミグッシッ センファルヤンシク(アメリカ式生活様式)」で、有無を言わさず「退学」だ。
舞台に立った学生だけではない。手拍子を打っていた女子学生、ファッションショーに見とれていた男子学生は、「積極的に同調」したというので、これまた「退学」だ。
舞台の前方に陣取り、ダンスを真似たり、笑顔でVサインを送ったりしていた茨城朝高生も「問題」だ。民族教育の最高学府に来たという、緊張感? が全くない。来年、朝大へ入試は「制限」されるのかも…。しかし、政経学部卒の私の私見としては、学部対抗チアダンスの審査員を任された、同校の生徒が、だれが見ても、トップだと思われた外国語学部を外して、政経学部の優勝を宣言したことを評価し、朝大で「再教育」の可能性大だというので、「全員入試・全員合格」を進言したいところだ。

武蔵野美大とのコラボ展を催している、美術棟ものぞいた。
静物画といえば、コチュとにんにく、人物画といえば、背景に朝鮮地図か、共和国の旗、「民族的主体」を過度に強調していた、私たちの時代からすれば、出品した二人は「退学」? それどころか美術部は「廃部」だろう。
静物画といえば、コチュとにんにく、人物画といえば、背景に朝鮮地図か、共和国の旗、「民族的主体」を過度に強調していた、私たちの時代からすれば、出品した二人は「退学」? それどころか美術部は「廃部」だろう。
講堂では、二人の監督を招いて、「60万回のトライ」を上映していた。前日には、全校生が、このドキュメンタリー映画に涙し、笑ったという。南朝鮮の監督がつくった映画に、心を奪われる? 完全にアウト、これまた全員「退学」ものである。
焼き鳥やチヂミ、焼きそば、海苔巻、ソルロンタン、ピビン麺は美味しかった。それでもそれらをつくったり、売ったりしていた学生たちはどうなっているのか!!!!口紅がムオッコ(なんということか)、化粧? 男が美容室で髪をカットする? 嘆かわしい¡!「チャボンジュイエ ムルドゥリョッソ(資本主義に染まった)」。全員、立派に「退学」の候補だ。
朝鮮大学校は、日々進化してきたようだ。
在学中(1968~1972年)、美濃部都知事によって各種学校として認可され、たくさんの有識者が学校を訪れたが、日本の学生とコラボしての学園祭の開催など考えも及ばなかった。
「昔」が「今」のようであったなら、あんなにも山のように反省文を書かずに済んだであろう。『風景』に連載している、「政経学部花の14期青春物語」も、もって楽しく、愉快なエピソードで埋まっただろうに、残念!!!!!!!!
最後に、もう一人「処罰」されるべき者がいる。学園祭終了後、「60万回のトライ」の両監督を「3分間」に連れて行ったリ先生だ。部外者にチョデセンの「元気の源」、「秘密アジト」を教えた罪は決して軽くない。可愛い娘が家で待っているというのにだ。学生ではないので、「退学」にはできない。反省文の100枚や、200枚、書くのは苦にならないようなので、運動場10周プラス、週に3回は、「カジョン キョウイク(家族教育)」を優先するということで。
在学中(1968~1972年)、美濃部都知事によって各種学校として認可され、たくさんの有識者が学校を訪れたが、日本の学生とコラボしての学園祭の開催など考えも及ばなかった。
「昔」が「今」のようであったなら、あんなにも山のように反省文を書かずに済んだであろう。『風景』に連載している、「政経学部花の14期青春物語」も、もって楽しく、愉快なエピソードで埋まっただろうに、残念!!!!!!!!
最後に、もう一人「処罰」されるべき者がいる。学園祭終了後、「60万回のトライ」の両監督を「3分間」に連れて行ったリ先生だ。部外者にチョデセンの「元気の源」、「秘密アジト」を教えた罪は決して軽くない。可愛い娘が家で待っているというのにだ。学生ではないので、「退学」にはできない。反省文の100枚や、200枚、書くのは苦にならないようなので、運動場10周プラス、週に3回は、「カジョン キョウイク(家族教育)」を優先するということで。
学園祭は、3年ぶりの開催だったという。次回は、2年後の2016年だ。そのときは、もっと「退学者」続出のプログラムが組まれていることを願う。「退学!」の声が出る前に、「昔」の在校生・卒業生・教職員に学父母が「気絶」、「卒倒」する、そんな催しであってほしい。2年後を楽しみに待とう。