春の陣・最後の文科省前金曜行動へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【7月4日・金曜日】
 いつもより1時間早い4時スタート。2日前には無償化を求める「東京裁判」の第2回口頭弁論が行われ、ジュネーブでの自由権規約委員会への代表派遣も迫り、それに夏休み前の最後の「抗議行動」だというので、文科省前には3重、4重の列ができていた。仕事の折り合いをつけ、私もかれこれ2か月ぶりの参加だ。
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朝大生、オモニ会の代表が次々とマイクを握る。いつもは、文科省に向かって訴えるが、この日は春の陣の「総括」的色彩を帯びた集会ということもあってか、参加者に向っての報告、決意表明が続いた。日本人市民団体の代表らも多数駆けつけているのに、日本語によるアピールでなかったことが残念に思えた。
 それが終わると、いつものように文科省の皆さんへの「呼びかけ」だ。高校一年生の李君と姜君の「文科省の皆さん、聞いていますか」は、胸にどんと響いた。東京朝高の文化祭の時の校章の3ペンと「勝利」と言う文字をあしらった、ブルーのTシャツだ。
 オモニ会のメンバーも、そんな彼らの姿にカメラを向けていた。
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「…僕らはあきらめません。もし僕らの代までに無償化が実現されなくても後輩のためにも、朝鮮人の誇りをなくさないためにも戦い続けるでしょう。先代たちがどんなに辛くても、苦しい時も手と手を取り合って戦い、権利を獲得してきたように、僕らは声を張り上げこの許しがたい差別と闘っていきます。僕たちの未来のために。」
「…無償化適用を求める抗議行動に先輩たちやアボジ、オモニ、私たちを支援してくださる日本の方々と共に声を合わせ戦おうとやってきました。…私は朝鮮人です。朝鮮人が自分の民族について習うことのなにがいけないのでしょうか。全ての学生に学ぶ権利はあるはずです。この問題は単なるお金の問題ではなく、私たちが日本社会で朝鮮人として堂々と生きていくための権利の問題だと思っています。私たちはこの日本政府の過ちに対し最後まで声をあげ戦っていきます」(原文のまま)
 アピールを終えた生徒に原稿を見せてもらった。一人は手書きだった。字は決してきれいだとは言えない。
 「よかった。それにしても字はきたないなぁ」と声をかけたら、引率してきた先生は、苦笑いをしながらも、誇らしげに生徒を見つめていた。
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 小雨が降っていた。大学生らは、少し遅れてきた高校生を包みこむように、列と列の間に導いていた。
 大学生たちは、自分たちが高校生のときに解決できず、戦いを後輩に受け継がせることを悔い、胸が痛むと語っていた。後輩たちは、その戦いを受け継ぐと誇らしげに述べていた。こうしたアピールのキャッチボールをオモニたちは、頼もしく見つめていた。
最後に朝大生を代表して国連に行く黄さんが「国連で私たちの正義の声を心から叫びます!…この戦いの終りには必ず勝利があります!」と訴え、参加者から大きな拍手を受けていた。 
 
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 日本の大学生の訴えも力強かった。早稲田大学の学生は「この声がどこに届いているのか分かりません…それでも私はこの戦いをやめません!…朝鮮大学で出会った大切な友だちと、そして皆さんと闘い続けます!」。
集会終了後、「連絡会」の活動を追っている西中さんのインタビューに答える姿も毅然としていた。