【6月26日・木曜日~27日・金曜日】
東京第3卒業生のアボジの好意で、運動会の写真展を催すことになった。
夏の夜会の主会場は運動場、秋のバザーは校舎で催されるが、運動会の興奮が冷めないうちにというので、就学前の幼児と保護者が来校するオリニフェスタに合わせての開催となった。フェスタの翌日には、地元支部の大会、午後からは校庭で同胞歌自慢も予定されており、学父母や卒業生にも見てもらおうというわけだ。
フェスタの前々日の26日、学校を訪れ、展示場所は、フェスタや支部大会の会場にもなる3階の廊下の窓にきまった。記録する会も、写真展は初めての試みである。展示方法に迷っていると、図工の講師の張先生が色々相談に乗ってくれた。
早速、家に戻って作業だ。学校からもらってきたブルーの台紙に、赤色の台紙を買い足し、運動会の写真の展示らしさも出してどうにか格好がついた。
写真は白在明さんから300点以上提供されたが、中でも児童、学父母の「笑顔」に焦点を当てた。それで、タイトルも「白在明写真展/朝鮮学校のある風景/東京第3 笑顔の運動会」にした。
翌金曜日、写真を貼りだしていると、授業が終わった高学年が集まってきた。指をさして見ている。「笑顔の運動会」を見る児童たちの表情も笑顔に満ちていた。

「オモニが!!」親子競争で、オモニが尻もちをついているようだ。
入場行進をする新入生の写真の前では、「ちっちゃい」、「かわいい」の声も漏れていた。
その日の午後、白さんに準備完了を知らせると、「自分の写真が無い子供たちは寂しがりませんかね?心配しています」との心優しいメールだ。加えて、個人の「写真展」は少し大げさすぎないかという危惧だ。
それで、タイトルは「朝鮮学校のある風景/東京第3 笑顔の運動会/写真提供・白在明」に急きょ変更。そして「スペースの関係上、『笑顔』をテーマに136点を選びました」との但し書きをつけることになった。

写真展は、オリニフェスタでも好評だったようだ。
児童、幼児、保護者だけではなく、先生方もたいへん喜んでくれた。
「迫力が違う…子どもたちの生き生きとした表情が…」。中には、「2月の学芸会の時もぜひ撮っていただきたい」「卒業アルバムにも載せたい」と欲張りなことを言う先生もいた。