炎天下-東京第3の運動会 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【6月1日・日曜日】
 運動場が狭い東京第3の運動会は、今年も東京中高の運動場で催された。
 
この日の主人公・その1:チェサミとミレ
 半ズボンを履き、ブルーの靴を履いたのがチェサミ(第3と言う意味)、スカートにピンクの靴がミレ(未来)だ。
昨年の入学式で、東京第3のキャラクターとして、イラストで紹介されたが、「二人」が披露されたのは、今回が初めて。卒業式までには、入学式にはと「誕生」の期待は高まるばかりだったが、産みの苦しみは小さくなかったようだ。「誕生」に備えて、教職員と一緒に上野までウリハッキョハッセン(朝鮮学校児童・生徒)の人気キャラクターである「コッポン」や「セサギ」に会いに行ったこともあって、この日を心待ちにしていた。
第一印象は、大きい、そして可愛いだ。
恐る恐る風船をもらいにい近づく子、一緒に写真に収まる子、なかには「パンチ」する子も…。そんな様子を「生みの親」でもある洪先生父娘が少し離れたところでニコニコしながら見ていた。
開会式の直前まで練習をしていた児童に会いに、卒業生と手をつないで運動場へ。開会を目前に、緊張しているのか、歓声は湧かなかったが、目はくぎ付けに。多くの児童が手をふって歓迎していた。 
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この日の主人公その2:13人の新入生
 13人の新入生が「アボジ、オモニたちも応援頑張って」と、開会を宣言。
 「絵が上手…」、「本を読むのが好きな…」、「鬼ごっこが好きな…」など、一人ひとりの特技と、将来の夢が放送される中、名前を書いた旗を掲げて入場する1年生にたくさんの拍手が送られた。みんなが大股、大地を力強く踏みつけて行進していた。
 バスケットボールの審判員、パティシエ、薬剤師、大工、作家、宇宙飛行士…。一番多いのは、サッカー選手、「妹に好かれるオッパ()」になるとの放送には笑いが…。
 「ここだよ!アッパ!オンマ!」の障害物競争でも保護者と一緒に楽しんでいた。
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この日の主人公・その3:6年生の保護者 
 新入生と6年生の保護者には、正面に特別席が設けられていた。
 一緒に走って行って児童と風船を抱いて割ってゴールに駆け込む障害物競技。学父母がゲームの主人公だった。思いっきり抱きしめるオモニ、放そうとしないアボジ。学父母たちは、子をおぶって、子におぶされて、その成長を喜んでいるようだった。
 農楽のときも、あちこちから「チョッタ!ユッカンニョン!(良いぞ、6年生)」、「アンコール」を叫び、一緒に「統一列車」の輪の中に入って行っていた。
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この日の主人公・その4:日傘を持った「カメラウーマン」?
 徒競争や障害物競争のゴール地点には「撮影場」が設けられていた。大きなつばの帽子をかぶり、日傘をさしながら放送係にカメラを向けるオモニ。息子がマイクを握る度に何度もシャッターを切っていた。日傘を放さないカメラマン、男子児童も嫌がることなくカメラ目線で応えていた。ほほえましい風景だ。
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この日の主人公・その5::卒業生三人組  
 「第3最高!」―卒業生による障害物競走だ。東京中高に在学するたくさんの卒業生たちが参加した。最後を飾ったのは、母校で教壇に立つ三人の先生の争いだ。
 意外にも最初にテープを切ったのは、巨漢の許先生。二番手は教務主任の金先生、一番若くて身軽な夫先生はびりっケツ。許先生が「ずるをした」と悔しがっていたが後の祭りだ。万歳をしてゴールする許先生と金先生には大きな拍手が送られていた。
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この日の主人公・その6:炎天下の真夏日
 都心で33・1度を超す真夏日だった。今年の3月に人工芝を張り替えた運動場は、いつものテント、パラソルは禁止。熱を発する人工芝、昼食はバスケット場や校舎の陰で。ビールの売れ行きも良かったようだ。
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 全校生、教職員と学父母、卒業生、地元の同胞、みんなが「主人公」になって、作り上げた運動会だった。集団体操のテーマが「합심(心を一つに)-希望に満ちた未来に!」だったが、学校創立70周年に向け大きな跳躍台にもなったようだ。
×  ×
 昼食をすませ、阿佐ヶ谷の東京第9に行くつもりで校門を出た。十条駅までも遠く感じられるほどのかんかん照りだ。電車に乗って気づいたら、第9に行く池袋方面ではなく、家がある赤羽行きだ。逆の方向の電車に乗って引き返す気力は残っていなかった。「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」のみなさん、ミアナムニダ。それにしてもこの時期としては、猛烈な暑さだった。