【4月4日・金曜日】
「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」の月例会へ。
桜の花びらが運動場に舞っていた。何年か前、入学式が終えた新入生が屋上まで延びた桜の木の枝を背景に写真を撮っていたことが思い出された。校舎を抱きかかえるようにたつ、その桜の大木にカメラを向けたが、周囲は暗く、会議室の灯りしか映らなかった。

カラフルな色の靴が下駄箱の上に並んでいた。新年度とともに、靴を入れる場所も入れ換わるようだ。壁には「入学祝賀!」の文字の下に新入生の笑顔が並んでいた。

多目的ホールには入学式の看板が貼り出され、教員室の前には、立て看板が立てかけてあった。会議室には、入学式で新入生と在校生に配られる教科書が学年別に並べられていた。2日後に入学式だ。

この日の月例会は、2週間後に迫った第3回総会と会員拡大を兼ねた映画上映と講演についての最終打ち合わせだ。2時間余りつづいた。
新入生へのプレゼントにはじまり、運動会、バザー、学芸会、卒業式への参加、年3回の給食、夜会での物品販売、マラソン大会や餅つきの手伝いなど、総会で発表する活動内容が事細かに話し合われた。「卒業式には…」の話には「まだ入学式も終わっていないのに…ここでは一学年が終わった…」。大笑いだ。
1954年に製作された「朝鮮の子」を上映し、草創期の東京第9を知る一世同胞を招いて話を聞くことも決まった。
××
三木事務局長・「第9の先生たちが一番乗りでした。うれしかった…」
趙教務主任・「抽選番号の1番から7番までを…でも(入廷できる一番若い番号は)21番…がくっときましたけど…」
こうした先生たちの姿が、「サランの会」の会員が地元の朝鮮学校とより積極的に関わって行こうという気を引き出す一因になっているのだろうと思った。