東京でも勝てる裁判始まる | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【4月2日・水曜日】東京でも裁判はじまる
「高校無償化」からの朝鮮学校の排除を法に問う裁判が、愛知、大阪、広島、福岡につづき、ついに東京でもはじまった。
 東京地裁前でのチラシ撒き、第1回口頭弁論の傍聴、法曹会館での報告集会、そして文科省前での抗議行動と文京区民センターでの裁判報告・決起集会と、9時間ノンストップの激励・抗議・決起行動が組まれていた。
 12時を前後してから、「40余の傍聴席に400人が…」とか、「法曹会館、只今立ち見」とか、fbを通じて最新情報が次々とアップされていた。私用が重なり、合流できたのは3時過ぎ、文科省前での抗議行動からだった。
 いつもの旧文部省庁舎前には、いくつもの長い横断幕が掲げられていた。
 朝大生による文科省前での抗議行動は今年になって2回目だ。前回2月下旬の抗議行動は、卒業式を数日後に控えた朝大生が中心だった。今回は入学式を目前にした一部新入生を含む在校生が参加していた。裁判の傍聴帰りだという各学校のオモニ会のメンバーと、日本人の市民団体のメンバーも一群をなしていた。 
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 文科省の正面だけではなく、東館の方からも「差別反対」、「適用せよ」のシュプレヒコールが聞こえてきた。文科省の建物をL字型に囲んでの抗議行動だ。
 春休み中のクラブ活動の帰りなのだろう、ジャージ姿の女子高生が続々と隊列に加わっていた。東京だけではなく、神奈川や茨城の朝高の生徒たちもだ。ウリハッキョの教職員や青年同盟の青年たちの姿も目立った。「800は集まる」と聞いていたが、隊列が3重4重になっているのを見ると、予想をはるかに上回るようだ。
 「この子が大きくなるころは、デモなんかしなくても、みんなが平等…」
 幼児を抱いた背広姿の男性が、こんなことを話していた。
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  「文科省で働くみなさん、聞えていますか」ではじまる短いアピールが続いた。
「ついに東京でも裁判がはじまりました」、「後輩たちの笑顔を守りたい」 、「平和の祭典オリンピック開催が決まったこの地に子どもたちの学びの差別があっていいのでしょうか」
 頭上には、サクラの花びらが舞っていた。
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  裁判を傍聴した学生の報告もあった。
 「偏見を持たずに朝鮮学校に通う私たちの姿を見て、私たちの学ぶ権利を守ってください…」
  女子生徒の陳述内容と感想を述べながら、「団結すれば必ず勝てる」と力強い言葉で結んでいた。
 「私の娘、娘です…」。ブルーの上着を着た女性は「「いいでしょ、いいでしょ」と、言いながら嬉しそうにスマホに娘の姿を収めていた。
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 6時半からの「報告・決起集会」の会場も人があふれていた。
椅子を並べながら「何人来てくれるかしら…」、「学生たちは帰ったし…」、「同胞のみなさんは講演会に参加すると言っていたし…」、そんな言葉が行きかっていたが、6時の開場と共に、席は埋まった。3分の1は立ったままで、弁護団の報告や「朝鮮学校の歴史と民族教育の意義」と題するミニ講演、慎校長やアボジ会の話、支援団体のアピールに耳を傾けていた。
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 最後に「東京朝鮮高校生の裁判を支援する会」から、「スンリ(勝利)基金」に裁判支援金が渡された。
 「勝たなくてはならない裁判」、「必ず勝てる裁判だ」、「植民地で奪われた民族の言葉と歴史を取り戻すたたかいは終わっていない」、「多くの人の民族教育への理解を深める機会に…」、「今、何が起こっているのか…」、「何という社会を作ってしまったのか…」
そんな言葉が心に残った集会だった。
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翌日、「支援する会」からは「次回の第2回口頭弁論は7月2日10時開廷、415室。次回もたくさんの傍聴希望者が並んで…」「まだまだ賛同団体が足りないと思っています。どうぞ皆さんの所属する団体に働きかけてください。また、知り合いの方に会員になっていただくよう、引き続き、ご尽力願いたいと思います」とのメールが届いた。
愛知、大阪、広島、福岡と歩調を合わし、東京でも大きな一歩を踏み出したようだ。