東京第3の学芸会 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【2月22日・土曜日】
 60万回のトライ」の試写会会場からJRと西武池袋線を乗り継いで会場に着いたのが、開演8分前。何人かの父母と一緒に、駅から小走りで会場に向った。
午前中の本舞台でのピリピリした一回だけのリハーサル風景や、開場を前に長い列をなす学父母たちの姿を観ることができなかったのが残念だ。
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 受付の右隣に「チェサミとミレ基金」の募金箱が置かれていた。「第3学校の未来のために今できることがあります」。基金の名称になっている、「第3」と「未来」の文字が少し大きめに書かれていた。「今」という字もだ。
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 隣のテーブルに人だかりができていた。「可愛い…」、「凄い…」。そんな声がもれていた。「基金」の一環として、児童たちの絵をあしらったポストカードが売られていたのだ。
「うちの娘のは?」、「絵のセンスは…アボジに似て…」
「アボジに似て…」良かったのか、悪かったのかは聞き逃してしまった。
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 会場に入ると、閉じられた幕の向うの舞台から「チャルハジャ」の声だ。まわり込んでみると、合唱台の上に座った全校生に向って数人の児童が決意表明をしていた。開演時間が迫っているのだろう、「クホマン」「クホマン」という声が飛び交った。頑張ろうのシュプレヒコールだけにしろというのだ。それでも何人かは、決意表明の言葉を述べていた。
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 いよいよ開幕。金校長が「二度の大雪とインフルエンザ…どうにか今日の晴れ舞台を迎えることが…。三年後の二〇一五年の学校創立七〇周年に向って…」。
 オープニングは全校生による合唱「故郷の春」。客席からは一斉にフラッシュが、デジカメやビデオのモニタが光っていた。
 中央前方の席は、優先的に入場した6年生の学父母が占めていた。1年生の学父母たちは前列の席を確保するために並んだようだ。同級生の具トンムも孫の姿を少しでも近くで、というので夫婦で最前列に座わっていた。
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 3年担任の全先生がリハーサルの時にも増して大きな動きで指揮をしていた。これまでは指揮というば音楽担当の朴先生だったが、今回は、舞台の袖でピアノを弾くためだ。
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 アコーディオンとシロフォンの二重奏、解放直後のウリハッキョにタイムスリップする4年生の演劇、2年生の「やまなしの話」、3年生の歌とダンス。金教務主任は、児童のウリマルが観客に届くか、マイクの位置など心配していたが、観客からは笑い声や拍手が絶えない。客席に十分伝わっているようだ。
2年生は11人と、児童数が一番少ないクラスだが、笑顔は一番だ。カラスの役は「悪役」のはずなのだが、一番楽しんでいるようだった。
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  客席の後方から見ていると、誰が何年生の学父母なのか分かる。蛍のようにデジカメやスマホのモニタが光るからだ。
 
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 リハーサルの時も感心したが、図工クラブによる動く紙芝居はよかった。例年、大道具や小道具づくり、舞台の上の大道具を裏で支える役だった図工部が舞台の上で自分たちが描いた絵をマスゲームのカードセクションのように、開いたり閉じたりしながら演技をしているのだ。
両手に持った大きな絵を閉じたり開いたりするコツは、金教務主任と全先生が細かく指導してくれたと図工担当の張先生が言っていた。小学校の時に参加したマスゲームで習得したとのことだ。 
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 洋楽器と民族楽器による合奏。NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」のテーマ曲には、思わず「じぇじぇじぇ」という言葉が思い浮かんだ。低学年50名による歌と踊り「ウリハッキョの四季」、5年生による秋の歌のメドレーも目が離せなかった。
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 1年生は少し早口だったり、台詞の間があきすぎたりしても拍手、拍手。ただそこにいるだけで、「ありがたい存在」に見えた。
 
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 1年生の演劇「雪ん子たちの旅」、舞台の袖から不安げにのぞいていた担任の黄先生と図工の張先生は、最後までハラハラドキドキしていたようだ。
春で始まり、冬で終わる。学芸会のテーマの「四季」が完結した。
 
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 最後の6年生の農楽は、いつになくたくましかった。「70周年に向って!!」。ノボリの文字が目を引いた。
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 オープニングの時同様に「70周年に向って!第一歩!」の大きな看板の下で、「愛校歌」の合唱で幕が閉じた。
 会場からは「チャルヘッタ」、「よくやった」の声がやまない。舞台に向って大きく手が振られていた。
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 学芸会が終わると、恒例の卒業生と学父母の記念撮影だ。
「背の順に並んで…」とか、「顔と顔の間から…」とか、そんな指示もなく、児童たちを囲むようにして学父母が座る。幼い弟や妹も一緒にだ。そんな飾らない記念撮影だった。
 記念撮影が終わると、親子、友だちとの記念写真だ。嫌がる息子の腕をつかまえて写真を撮ろうとするオモニがいたり、満面の笑みで娘とのツーショット写真に収まるアボジがいたり、ほほえましい「風景」が繰り広げられた。
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 最後は客席の掃除と舞台の整理だ。6年生は最後まで頑張って手伝っていた。 
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 ロビーでは、「オンニ」、「オッパ」の声が飛び交っていた。「久しぶり…」、「もう卒業?」、「○○は変わらない」、「オモニは元気?」、「よろしくいっといて…」。そんな言葉もだ。運動会と共にウリハッキョの「2大行事」の一つである学芸会は、同胞社会の社交場でもあるようだ。 
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