中 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

トンポ・トンネ 日々イモジョモ

ブログの説明を入力します。

 
やがて二人の経験者も加わり、餅つきがはじまった。ブレザーをジャンパーに着替え、ワイシャツをたくしあげ、手際も良い。
イメージ 10
 
 担任の先生は、児童一人ひとりをデジカメに収めていた。娘や息子の順番になると、持ち場を離れ、何回もシャッターを押しつづけるアボジたちの姿も。この日、手伝いに来たのは、アボジ会の役員たちだ。「役得」、「役得」と、笑顔で何度も繰り返すアボジもいた。 
イメージ 1
 
 
 3年生の「ハナ、トゥル…」の掛け声はひと際大きかった。女子より少し大き目の杵で餅をついていた男子児童は、よろけながらも自慢げだった。
イメージ 11
 児童が杵でつくたびに臼の中の持ちをひっくりかえしていたアボジは、自分のの息子がつく番になると、傍にいたアボジと交代して、嬉しそうに息子の姿をスマホに収めていた。
 「いくつ食べるの?」と声をかけると、「9千9百9十9です」との答えが返ってきた。もちろんウリマルでだ。
イメージ 7
 
 校舎の入ると、廊下には炊事場からの豚汁の美味しい匂いが漂っていた。
11時すき、低学年の児童は教室に戻って、オモニたちと一緒に餅を丸めはじめた。昨年まで、児童たちは配られる餅をただ食べるだけだった。オモニたちや6年生の女子児童がやっていた作業だ。
床一面にブルーシートが敷かれ、幾つかの机をくっつけた「作業台」にもビニールが張られていた。炊事場に、「10時40分から1、2、3年生の教室セッティング」と書かれていたのはこのことだった。ここでも担任の黄先生は、行ったり来たりしながらカメラで児童の表情を追っていた。
イメージ 2
 
校庭が騒がしい。高学年が餅つきをする前に、全校生の集まりを行うと、金校長が話していた。窓越しに校庭をのぞくと、高学年が集まりだしていた。一度教室に戻った低学年の児童の姿もちらほら。その隣でアボジがひとり、一輪車にチャレンジしていた。パイプから手を離すと、2メートルと前に進めないで、足をついていた。何度やっても同じだ。もう一人のアボジと金校長が心配げに?笑って見ていた。 
イメージ 8
 
校庭に全校生が整列。アボジ会の申会長とオモニ会の吉会長から、バザーの収益金の一部が校長に手渡された。申会長が短くあいさつ。「トンムたちが楽しく実り多いハッキョ生活を送れるように…アボジ・オモニ達も頑張る…トンムたちの笑顔がアボジ、オモニの喜びなので…」。児童たちは一斉に「コマッスムニダ」だ。
イメージ 3
 
  低学年は引き続き、教室で餅をまるめ、高学年はそのまま残って、餅をつき始めた。
 「手をよく洗って…石鹸で…」
 先生の言う通り、石鹸をつけて入念に洗ってはいたが、男子児童の多くは体操着のお尻のあたりに手をこすって拭いていた。
イメージ 9
 
  自分の好きな大きさ、形にした餅は弁当箱の中に。女子児童はかわいらしいエプロン姿だったが、男子児童は体操着での作業だった。弁当箱に詰め込んでいる児童もいれば、餅は苦手なのかスカスカの児童もいる。
イメージ 4
 
 
  その弁当箱を持って、黒板を背に待ち構えるオモニたちの前にすすむ。そこで今度は自分が好きな味付けをしてもらう。黄粉をまぶしてもらったり、海苔で巻いてもらったり、あんこをのせてもらったりだ。「お替りもあるから…」オモニたちも楽しそうだ。
昨年までは、児童たちがついた餅をオモニたちが会議室であべかわとか、あんころ餅とか、黄粉餅にして各学年に配っていた。
「児童たちは餅つきだけでは物足りないようで…好き嫌いもあって…」
教室を回りながら、粉だらけになって餅をまるめる児童たちに優しいまなざしを送っていた、オモニ会の吉会長がそう話していた。
イメージ 5
 
  なるほど、黄粉だけ、あんこだけという児童も少なくなかった。意外だったのは、餅にキムチを載せて食べる児童が多かったことだ。家でもそうしているのだろう。
イメージ 6
 
つづく