大阪での「火曜行動」 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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1119日・火曜日】
 大阪府庁前での補助金全面停止と高校無償化除外に抗議する火曜行動へ。
 早速、府庁側の歩道でビラを撒くことにした。
 府庁の前では、「民族差別は違法行為!条約違反!」と書いた厚紙でつくった「帽子」をかぶった男性がアコーデオンを奏で始めた。「少年団のネクタイをなびかせて…」という、懐かしい曲だ。「花を売る乙女」の曲もこの場に馴染んでいた。許先生のフェイスブックやブログで見ていたが、帽子姿にアコーデオンの実物はもっと目立っていた。
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 向う側、府庁の正面の歩道では、アピールが始まった。隣では「朝鮮学校の子どもたちに『高校無償化』を!大阪府・市の補助金再開を!」と書かれた大きな横断幕が掲げられた。昨年の秋に参加した時には、両手で広げて掲げる厚紙のパネルや、ゼッケンはあったが、5~6メートルはあろう、この長い横断幕がなかった。
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  昨年はもっとたくさんの人が参加していたようだが…。何よりも「常連」、「皆勤賞」の許先生の姿がない。横断幕を持っていた人は、「来るはずだ」とは言うが…。
 「子ども達に笑顔を」と書いたゼッケンをつけた女性と並んでビラを撒いていると、道の向かい側で手を振っている。許先生だ。
 「驚かそうと思って、連絡をしないで来たのに、いないので…お元気そうで…」 
「裁判の傍聴に行って、自転車を飛ばして…15分遅れで合流ですわ」 チラシにも書いてあった、「朝鮮学校に対する補助金不交付処分取消等請求裁判 第6回口頭弁論 1119()1130分~」だ。
 裁判の傍聴に行っていた人々が続々とビラまきに加わっていた。 
「朝鮮学校の生徒、保護者も同じ府民…」、「アジアの時代…大阪はその玄関口です。日本と大阪の未来のためにも…差別があってはなりません。朝鮮学校…打ち切りは、日本人として恥ずかしい…」
 スピーカーを通じてのアピールは続いた。
 マイクを握った許さんは、「いい天気ですね。それでも心の中に冷たい風が…」。そして「守るべきものがある」という朝高生がつくった詩を朗読した。
 中大阪のウリハッキョの保護者は、北大阪や生野のバザーや公開授業での出来事を話しながら、「朝鮮学校はいつでも開かれています」、「いつでも訪ねてきてください。心を開いてお待ちしています」と、切々と訴えていた。
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 フェイスブックにたくさんの写真をアップしている許先生を目で追うと、なるほどあちこち忙しく動き回っては、デジカメのシャッターを押していた。そんな後姿を捉えてカメラに収めた。
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最後は、火曜行動のテーマソング「この坂を登れば」を全員で合唱した。
「子どもの笑顔 奪わないで 心のふるさと ウリハッキョ守ろう…」
 ユーチューブで何度か聞いていたが、府庁の前で声をそろえると、昨年4月からこの日まで78回に渡って続けてきた参加者の「思い」を少しは「共有」することができたような気がして嬉しかった。 
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この日は、韓国からの留学生も参加していた。
「本を読んでいたが、具体的な状況は知らなかった。今日は勉強になった。これからも関わりを持ちたい、少しでも力になれればいいと思った」
 爽やかな笑顔で、こんなことを話していた。 
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自転車に乗った参加者の一人が大阪城の方向に向かって走り去っていった。自転車がパンクしてしまったと言っていた許先生は、家まで無事に戻れたのだろうか、気になった。
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この1年、東京にいながらも月曜日の夜は、大阪の天気予報が気になった。雨降りだと、あの坂を自転車で上るのは大変では…。火曜の当日も雪が降れば、手袋をしてはチラシを撒けないので寒い思いをしているのではないかとか、真夏日の日は、大阪はもっと暑いはずだとか…、そんなこと思っていた。
たとえ、離れていてもウリハッキョを思う人々と「同じ空間」にいられるということは、とてもいい感じだ。いつか、大阪城の天守閣の上で、「あのとき」はこうだったとか、ああだったとか、と、「火曜行動」を懐かしがれる日が1日でも早く来ることを願った。