東京第9の夜会 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【7月27日・土曜日】東京第9の夜会
4時スタート。キャンプに行った東京第3の児童を出迎えに行ったので、30分遅れで着いた。
黄色地の「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」ののぼりは目立つ。今年も昨年に引き続き、冷やしキュウリの売店を出していた。児童の「一日給食」の材料費をねん出するためだ。
売店に立ち寄って、サランの会の黄色いTシャツに着替える。売れ行きは順調のようだ。
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会場を一回りする。事務局の金さんがレングッ(朝鮮風の冷たいスープ)を買いながら、Vサイン、黄色いTシャツは着ていない。忘れたようだ。冷やしキュウリを売らなくてはならないのだが、大学の同級生に誘われるまま席に着く。第9の卒業生でもないのに、サランの会のTシャツを着ているのをいぶかしそうに見ていた。
そんな時、サランの会のメンバーが、キュウリをトレイに載せて売りに来た。「イルウさんも売ってくれなくちゃ」。そんな声が聞こえたのか、同じテーブルを囲んでいた後輩が「全部置いてって」、大人買いだ。おつりを取りに行ってくるというと、「おつり分も」。気前のいい後輩のおかげで、多少は売り上げに協力できたようだ。
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 舞台では、空手の演武がはじまっていた。スマホを向けるオモニたち、思わず「動かないで…」。言った本人が笑っていた。息子の姿を追ってカメラを構えて、舞台の前に座り込むアボジもいた。児童は板が割れるまで何度も挑んでいた。そのたびに、保護者の中からはため息とも、歓声ともいえない「あっ」という声が漏れていた。
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 サランの会のメンバーが舞台に勢ぞろいした。近隣の小学校の元校長の一言がよかった。「第9は阿佐ヶ谷になくてはならない学校です」。給食室のガス台が壊れたのを知って新品を贈ってくれた商店街の店主には大きな拍手が沸いていた。長谷川代表のサランの会による「一日給食」の話にもだ。ブルーのシャツを着た教務主任が、そんな壇上のサランの会のメンバーにカメラを向けて、何度もシャッターを切っていた。
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 運動場は人で埋まっていた。しばらくして、先生たちがようやく夕食を取り始めたが、背の高い姜先生だけは、炭を運んだり、網を替えたり、忙しく動いていた。鄭校長は顔を赤らめて、「体内事業」とともに「対外事業」?に勤しんでいた。いつもながら笑みが絶えなかった。
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東京歌舞団の歌と踊りも場を盛り上げていた。踊り始めると、地元の町内会の人は携帯を舞台に向けていた。 「大抽選会は7時半からです」のアナウンスが繰り返されていた。
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真っ黒い雲が空を覆い始めた。時折、提灯を揺るがす冷たい風が吹き始めた。
「私の公演場で、雨が降ったことがありません」 
舞台の上から歌舞団の団長は、自信ありげに話していた。
その何分後、雷を伴ったどしゃ降りに見舞われた。大抽選会は多目的ホールに場所を代えて行うことになった。
この日と翌日の日曜日、都内のいくつかのウリハッキョで夜会が催されたが、大雨で中断を余儀なくされた学校もあったようだ。
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地元の韓さんはフェイスブックで、「東京第9での夜会。子供の数が年毎減少する中、今年の夜会はいつもより人が多いです。特に地域の日本の方がいつもより俄然多くて嬉しくなります。アボジ、オモニ、そして地域同胞コミュニティ、元気です。こういう時に貢献せずいつ貢献する?楽しんでます!」。
「あれ? 雨、大丈夫でした? 足立区かなり降りました…」とのコメントにも、「気持ちのいい夏祭りになってますよー。」(6時51分)と、返していたが、その数分後には、「東京が熱帯のスコールに見舞われました。雷同伴で。子供の時からこの世界好きでした。今、中で抽選会真っ只中!」と、どしゃ降りの人っ子一人いない運動場の写真をアップしていた。