【7月27日・土曜日】キャンプの出迎え
4時到着だというので、30分早めに学校へ。バスの中から学校を見ると、大きなリュックを背負った児童が校門から出てきていた。予定より早く着いたようだ。
バスを降りて、学校に向かう道すがら、何人もの児童から「アンニョンハシムニカ」と、あいさつされた。
千川方面のバス停の前で3人の児童に出会う。
私・「ずいぶん焼けて…面白かった?」
児童たちは大きくうなずきながら、「ヘパリに刺されて…」と、シャツをたくし上げた。へそのあたりが赤くただれていた。「ヘパリ?」、海の中で刺されたというので、クラゲだということが分かった。
しばらく行くと、女子児童が2人。携帯電話を持った一人がメールを打っていた。
「ヘパリが」と、太腿を指さして、「痒い、痒い」を連発していた。

校門から児童が続々と出てきた。 「ペガコプダ」と言う声が聞き取れた。空腹だというのに、元気はいい。

迎えに来たオモニも少なくなかった。大きな荷物を積んだ自転車をひいて、引き揚げて行った。
校舎に入ると、オモニたちがたむろしていた。オモニ会の前会長の姜さんが、「バレーボールです」と。暑いのに屋上でバレーボールの練習に励んだとのこと。児童の帰りに合わせて練習を終えたようだ。

給食室に急ぐ。オモニ会の趙会長がフェイスブックに「明日の28日、第6夜会で第3学校も売店出しまーす!♪( ´▽`)第3名物のチュオタン(どじょう汁)仕込み中!」 と書いていたからだ。
趙会長が下ごしらえを終えたチュオタンを冷蔵庫に入れるところだった。
「臭みを消すために塩洗いして、熱湯に〇〇〇匹ぶち込みました」
他校の夜会に出店をするのは初めてだ。
「校舎のお別れ会を兼ねていて、動員目標が1000人です。それで屋台の数が足りないというので…都内の学校に声をかけたようですが、夜会が重なって…他校からは第4のオモニ会と二つです…」

調理台とシンクの中には、チュオタンに入れる、葉物も置かれていた。
「高くて…それに量が量ですから、それでもようやく間に合いそうです」
「後は雨が降らないことを祈るばかりです」と、趙会長は話していた。

「病人やけが人もなく…」
児童たちが流されないよう、海の中でひたすらブイの役割をしていたという金校長の顔も赤く日に焼けていた。何人かがクラゲに刺されて、地元の人が患部に塗るようにとアロエをくれたという。ただ、食事が物足りなかったと話していた。ご飯と汁物のお代り分が少なかったようだ。
校舎の玄関では、何人かの児童が座り込んで、いつまでもトランプに興じていた。時々、ヘパリか蚊に刺された手足をかきながら。
