朝高卒業生による金曜文科省前抗議へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【6月7日・金曜日】朝高卒業生による金曜文科省前抗議へ。
地下鉄霞ヶ関駅の階段を上がると、駅から数十メートル離れているというのに、「適用せよ」の大きなシュプレヒコールが聞こえてきた。
先週の「高校無償化制度」の即時適用と補助金復活を求める院内集会」で朝大生が7月12日まで毎週金曜日夕方の1時間、文科省前で「座り込み」を行うとアピールしていたが、「座り込みむのではなく、抗議のリレートークだった。文科省前というと「座る人」のイメージが強く、「抗議行動」を「座り込み」と錯覚していたようだ。
 女子学生につづき、男子学生がアピールを行っていた。
 写真を撮る前に、ビラを撒いていた青年に声を駆けると、「どちらから…」との声が戻って来た。
 「東京朝高卒業生です。一卒業生として…」と、ウリマルで告げると、微笑み返してくれた。
 「過去の過ちを隠し、歴史を歪曲し…正当化している日本政府はただちに朝鮮学校の正当性を認め、…適用しなければならないと…」
 後ろからのぞきこむと、文末に大きな文字で「シュプレヒコール!!!」と書かれていた。
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アピールはつづいた。
「私たちの3年間に及ぶ高校生活の中には常にウリハッキョ-朝鮮学校を高校無償化制度の適用対象から除外しようとする日本政府との戦いがありました」
「…朝鮮学校が日本学校とおなじじゃいけない理由は何ですか? 自分の国の言葉や歴史、文化を習って何が行けないのですか?」
「今、日本政府が行っていることは、まさしく差別-人権侵害です」
「教育の現場に政治を持ち込むことは許されることではありません」
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アピールが終わると、「シュプレヒコール!!!」である。
「日本政府は直ちに朝鮮学校に対する差別をやめろ」
「無償化排除絶対反対!
「朝鮮学生たちの声に耳を傾けろ!」というのもあった。
途中、厚紙を巻いて作った即席のメガホンが何個か配られた。アピールしているぞ、抗議の声を文科省にぶつけるぞ、という気持ちが伝わって来た。
院内集会で、「後輩に『高校無償化』をプレゼントする」と力強く語っていた、政経学部の李トンムは、誰よりも大きな声でシュプレヒコールを叫んでいた。一緒に院内集会に来ていたメガネをかけた女子学生もだ。
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文科省前で撒かれたビラは、上段に「朝鮮学校高校無償化排除絶対反対!」の大きな文字が刻まれ、「なにが問題なの?」、「なぜ排除されているの?」との二つの問いへの答えと、「国際社会から強い非難!」が記されていた。「重大な人権侵害」、「民族差別」などの文字は太字になっていた。
それに主催する「朝鮮学校に高校無償化制度即時適用を求める朝鮮高校卒業生連絡会」の名称もだ。
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リレートークの合間に、40人前後の朝大生がシュプレヒコールを繰り返した。
「ジュネーブまで行ったり、大阪や広島でオモニたちが引き続き街頭宣伝をしていると思うと胸が痛む」、「後輩たちが自分たちのように、部活や試験勉強を切り上げて、ビラを撒いたり、抗議のメールを送ったりしないで済むように頑張りたい」と。
「青年同盟や留学同のメンバーも合流してくれれば」と語る学生もいた。
主催が「…朝鮮高校卒業生連絡会」なのだから、青年だけではなく、中高年の卒業生も参加すべきだと思った。
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合間に、歌をうたいはじめると、何人かが一斉にスマホを取り出していた。フェイスブックでも?と思ったらモニターには歌詞がアップされていた。
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どれだけ叫べばいいのだろう/奪われつづけた声がある/…/怒りが今また声となる/…
「4・24(サイサ)の怒りが蘇る」とつづく、朝大生が作った、日比谷野外音楽堂での3・31全国集会のテーマソングである。
声をそろえて歌い出すと、なかなかの迫力である。一瞬、足を止める人もいた。
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予定の1時間が過ぎ、飛び入りの日本人支援者に「ありがとうございます」。車イスに乗った男性は、「来週も…」と、朝大生に声をかけていた。
帰りかけると、隣の分会のフェイスブックの「友達」でもある韓トンムが一言。「文歴が頑張ったと大きく書いてください」。
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リレートークの間、何人かが「モンジョ(お先に)」との声を残し、雑踏に消えて行った。アルバイト先に向かうとのことだ。
解散を告げながら、「夜の点呼、○時半に遅れないように…」の声が聞こえた。
「電車賃とお腹がすいて牛丼を食べると、1時間分のアルバイト代が消えてしまう」と言っていた男子学生の言葉が蘇った。
高校無償化の情報を詳しく伝えているフェイスブックにも「朝大からの往復時間、コスト。どんなに本業の勉学に支障をきたしているでしょう。日本政府に対しての怒りがこみ上げてきますね。引き続き頑張りましょう!」との言葉がアップされていた。ik