その12・来年は花見を | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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<オモニの元気快復メモランダム>
その12・来年は花見を
【3月2×日・金曜日】
○水曜日・朝食を食べたばかりだというのに、突然お餅を食べたいと言い出す。そういえば、年末から入院していたので、お餅を食べられなかった。早速、昼食は餅を焼き、缶詰のあずきをチンした。

 三食、一緒に食事をしながら、一番困るのは「なんでもいい」である。実は、なんでもよくないのだ。骨のある魚は煮ようが、焼こうが、箸をつけない。ブロッコリーは嫌いだとか、○○がないと食がすすまないとか、60何年か「息子...」をしていながら、知らないことだらけだったということを、今更のように知る。

 夜になって、トイレが詰まってひと騒ぎ。キッチンタオルで便器を拭いて、流してしまったようだ。紙パンツを流そうとしてひと悶着したこともある。紙はなんでも流れると思っている。責めるよりも、注意を払うほかないようだ。

○木曜日・泊まりのケアハウスに送り出す。新しい靴を嬉しそうに履いていた。夜9時少し前、足りないと連絡があった薬を届けに行く。ケアハウスの前のお寺の境内の桜が咲き誇っていた。思わずカメラを向けた。昼に来た同居人からのメールを思い出した。週末にオモニと3人で近所の荒川土手に花見に行こうとのことだ。車椅子で行けたとしてもトイレが、それで来春の楽しみにすることになった。
 
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 オモニは、この境内の桜を見たのか、戻ってきたら聞いてみよう。少し歩けるようになったと言っても、足もとを気遣うので、下だけを見て歩いているからだ。

○金曜日・午前中に乗らないであろう、免許の更新に行き、午後からは文科省前の「座る人」の隣でしばらくたたずんできた。文科省前も花吹雪が舞っていた。
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 ケアハウスから戻ってきたオモニの開口一番は「話し相手がなかった」だった。境内の桜の話をしたら、「散り始めていた」と、見ていたようだ。「境内が花びらで覆われていた」とも。やはり、下を向いて歩いて気づいたようだ。上を向いて歩くには、もう少し時間が…。ik
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