文科省前での抗議行動・第2弾!! | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【1月24日・木曜日】文科省前での抗議行動・第2弾!!
 
この日、愛知朝鮮高級学校(愛知県豊明市)の在校生2人と卒業生の3人が「高校無償化」から朝鮮学校を除外したのは違法として、名古屋地方裁判所に対して国家賠償請求訴訟を提起し、大阪では学校法人大阪朝鮮学園が「無償化」適用指定を求める行政訴訟を大阪地裁に起した。
文科省前での抗議行動第2弾は、愛知と大阪での訴訟に連帯するアクションでもあった。
横断幕は2つだったが、前回より多くの人が「無償化」排除反対の声を挙げた。
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第1弾の時に撒いたチラシの裏に今回はさらに、文科省が高校授業料無償化を朝鮮学校に適用しない方針を決めたことについての拉致被害者の横田めぐみさんのご両親のコメントを載せた新聞記事と、「もうこれ以上子どもたちや保護者を傷つけ、学校を廃校に追い込もうとすることに、我慢の限界が近い」、「政府・文科省は提訴させたいのか」との訴えが加えられた。「24日大阪と名古屋で、国を相手に訴訟開始の記者会見」の文言もだ。
 ハンドマイクを通じて、「連絡会」のメンバーは繰り返し、「子どもたちには責任がないのだから、追わせることは筋違い」との横田滋さんのコメントを紹介し、「拉致」と「無償化」を関連付けることは間違っているとアピールした。
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横断幕を持ちながらもオモニ会のメンバーは、通行人に「チラシを受け取ってください」、「読んでください」と、呼びかけつづけた。
マイクを握ったオモニたちからの切々とした訴えがつづいた。
「この間、何度文科省の門をくぐったでしょうか、担当の方にお話ししたでしょうか。彼らは『審査中』だとか、『内容についてお答えできない』の一点張りだった。なにが引っ掛かっているのかさえ教えてくれなかった」、
「(世間の)無関心に心が折れそうになったこともあるが、あきらめない。子どもたちも署名を集めたり、ビラを撒いたりしながら、何度このような思いをしたでしょうか。排除の一言がどんなに子どもたちに重い荷物を背負わせているのでしょう。自分の子どもだったら、どんな思いをするでしょうか」
「この3年間、なぜ子どもたちが『無償化』で苦しんできたのか、考えるととても胸が痛みます。これ以上、子どもたちが苦しむ姿を見たくありません。なぜ差別を受けなくてはならないのか。それを考えると親としてとてもむなしく悲しいです」
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発言を終え戻って来たオモニに、横断幕を持ったオモニたちは「とてもよかった」、「一歩も引けないよね」と、エールを送りあっていた。東京だけではなく、埼玉、神奈川、千葉、西東京から駆けつけたオモニもいた。昨年11月に東京で開かれた「第9回オモニ大会」を機に、各地のオモニ会の連携・絆が強まったようだ。
横断幕を持ったオモニは「部活やアルバイトの時間を削って、署名集めやビラまきなどで、消耗しきって帰ってくる子どもの姿をみたり…それでもあきらめず、後輩が引き継ぎ屈しない子どもたちの気持ちを考えると…」と、言葉を詰まらせていた。その言葉の端はしに、絶対にあきらめないとのオモニの強い気持ちがにじんでいた。逆境の中でもたくましく育つ子どもたちにむしろ勇気づけられていることを実感させられた。
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朝鮮学校に子どもを送っている保護者だけではなかった。
日本の高校を卒業し、3人の子どもを日本の公立学校に送っている男性の第一声は、「息子たちは不利益を被っていないが、朝鮮学校に通っているからと言って差別されるのはおかしい」だった。そして「良識あるはずの文科省の官僚のみなさん」に向けて淡々と語った。
国籍や、民族が違っても、誰もが等しく教育を受ける権利がある。その権利を(朝鮮学校に通う子どもたちにも)同じく与えてほしい。もし日本人という理由だけで、差別されると言う姿を想像してみてください。同じ目で見てください。安倍総理の「美しい日本」がやろうとしていることとは、朝鮮学校の差別なのですか。日本の政府がやろうとしていることは、いつか自国民に帰ってくると思います。繰り返しお願いします。朝鮮学校の子どもたちにも同じ権利を与えてください。
後に、かれのfbには、「訴え、良かったです。声が通っていて堂々としていました。日本社会の無理解、無関心。嫌になるけど負けてられない! 」、「心に訴える言葉、震えたよ」とのコメントが寄せられていた。
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抗議行動の記録担当Mさんは、ハンドマイクの声を拾ったり、参加者のコメントを集めたりで、行ったり来たりしていた。「32人です」。ときどき、参加人数を教えに来てくれた。「36人!」、「40人突破です」とのときは、顔がほころんでいた。
翌日、「連絡会」のメールに、「第2弾の抗議行動の報告です。少し詳しくなりますが、これ以上省略できないほどの みなさんの内容の濃い発言を紹介します」と、詳細な発言内容を記してきた。
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「連絡会」の田中さんは、こどもの人権を守れない国で、リンピックを開催してもいいのかと、疑問を投げかけた。
参加者の写真を近距離から撮りまくっていた背広姿の男性に向けて、「しっかり話を聞いて報告してください」と一言いった後にだ。
「文科省の入口にオリンピック招致の展示があるが、オリンピック精神を知っているのか、オリンピック憲章には、「あらゆる差別に反対する」という言葉が何回も繰り返されている。
日本社会には朝鮮人差別が当然の如く行われているが、一歩外に出たら、こんな差別には厳しい対応がされることを知るべきだ。日本の教育支援はOECD32カ国中最低である。
社会権規約も批准したものの、ずっと留保条項があった。やっと高校までの無償化が実現し、留保を取り下げたが、そこから朝鮮学校だけを排除するためにのみ省令を「改正」するのは国際社会からは非難されること。今年4月末には2010年に中井拉致担当大臣の発言に勧告を出した国連への回答をしなければならないが、政府はどう回答するのか、一方でオリンピックを承知しつつ、一方で公然と差別をすることが認められるだろうか」(「連絡会」のメール)
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この日の抗議行動に千葉から来た孫さんは、fbに次のような感想を載せている。
私の子は、すでに社会人だからといって関係のない問題ではない。朝鮮高校の無償化適用は在日同胞の権利なので、もはや日本政府の人種差別を防がなければ!未来の私たちの子たちのために!愛しています!我が同胞!!この日の寒さは一生忘れることができないであろう
 
抗議行動の様子を載せた私のfbでは、次のようなやりとりが行われた。
○○・「写真に写っているの、チョのオモニです」
私・「マイク持って訴えていました。次は一緒に参加しましょう」
○○「オモニが要請いったの、この記事で今わかりました!チョ()も、11月に留学同の代表として、文科省にメッセージカード渡しにいったんですよ^^まさかオモニも一緒に頑張ってるとは思っていませんでした」
私・「メッセージカード、私も書きました。京都の留学同も頑張って集めていました」
○○・「そうなんですか、一日も早く無償化がなるよう、卒業生の自分も一緒に戦います!」
○○・「 朴○○さん!オモニ、マイクで訴えていましたよ。諦めない!負けない!なぜ、何も悪くないウリハッキョが政権の人気取りと日本社会の差別感情、無理解と排外主義の犠牲にされなければならないのですか? これを許したら、何もしないで、現実生活の忙しさにかまけて何もしないなら、私たちは未来に顔向け出来ないです。歴史の汚点として残ってしまいます。私たちのハラボジ、ハルモニ、アボジ、オモニたちなら昨日文科省前を埋め尽くしていたのではと思います」
もう一人の朴○○・「私も参加しました。ビラを配りながら日本の人達の冷たい視線に心折れそうでしたが、マイクから流れるアボジオモニ達の熱いメッセージに勇気づけられました! 何もせず文句ばかり言うのは簡単ですが、そうはなりたくないです。何か行動せねば!!」
孫○○・「決して金の問題ではありません。差別、人間としての尊厳の問題なんです。ですから、一歩も譲れません。一歩ひくと、すべてを失います。最後までがんばりましょう!
 
怒りの輪が着実に広がっている。
「たとえ小さな力でも、それが集まれば大きな壁をぶち破ることができる」ことを確信させてくれた抗議行動・第2弾だった。ik