【12月23日・日曜日】
「阿佐ケ谷朝鮮学校サランの会」の「ニュース」5号が着きました。
「朝鮮学校の給食事情」についてのリポートを寄稿したので、刊行を楽しみにしていました。
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朝鮮学校の給食はどうなっているの?
☆新潟初中では、寄宿生を含めて全校生が食堂に集まって昼食をとっている。食事の面倒を見ているのは日本人の主婦、松田さんだ。「好き嫌い? あります。魚、骨が苦手なようで…焼いたり、煮たりしているのですが…」、「みんな、元気だということが何よりです」。今年で七年目。教職員の中でも一番の古株だ。
☆中大阪初級での給食は一か月に二回、学父母が交代で作っている。人気メニューの一つは、吉野家、すき家に負けないオンマ特製の「ウリ(私たちという意味)家」の牛丼だ。「後もうすこししたらニコニコ笑顔の児童たちが食器をカタカタ鳴らせながらゾロゾロやって来ます」と、給食当番のオモニはフェースブックで、その様子を楽しく伝えている。
☆月曜日から金曜日まで「独自の寄付金で何十年」給食を続けている千葉初中は、全国的にも極稀なケースだ。第九もそうだが、一学期に一回という学校が少なくないようだ。寄宿舎のない学校では、給食を常時提供できる施設がない上に、財政的にひっ迫し、学父母の負担を強いることができないからだ。
☆「負担」というのは、食材費だけではなく、担当者の人件費、光熱費などだ。児童数が多くない朝鮮学校では、頭割りにすると「たいそうな」額になってしまう。保護者が分担して準備するにしても、共働きの家庭が多く、欠勤による減収につながるというリスクは無視することはできない。
☆「サランの会」のように、日本人独自で給食を担っているのは、七〇余ある朝鮮学校の中で、恐らく東京第九だけ、学父母の負担減、喜びは大である。(金日宇)
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「阿佐ケ谷朝鮮学校サランの会」は、「日・朝の歴史、文化の理解と交流を深め、東京朝鮮第9初級学校を愛し支えます」をモットーに、東京杉並区にある東京第9の近隣の住民と同胞有志による団体です。
「ニュース」の5号(12月20日・A4・4ページ)では、「ハッキョに密着・サランの会、二年目の活動」と題して、7月に引き続き9月に行われた「給食と課外授業」が特集として組まれています。
当日、課外授業の講師として教壇に立った5人の日本人教師の感想、「給食基金」たちあげのニュースと、日本学校での給食の実態などが載っています。
*「サランの会」には、東京第9の学区(杉並区・中野区・練馬区・新宿区・西東京市)だけではなく、他地方の多くの人々が入会しています。私も会員です。
会費は年間 1.000円(振替口座00150-0-318867 阿佐ケ谷朝鮮学校サランの会)
メール saran_20110409@yahoogroups.jp