オリニフェスタ・クリスマス会へ・下 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

トンポ・トンネ 日々イモジョモ

ブログの説明を入力します。

【12月15日・土曜日】東京第3でのオリニフェスタ・クリスマス会へ。
 
つづき
 
ツリーを創っている合間に、低学年の児童は3階の「臨時講堂」で「1日給食」です。
メニューは、クリームシチューに鶏の唐揚げです。ご飯パンは自宅から持参するようになっていました。パン派がやや多かったようです。
鶏の唐揚げはみんなが大好物のようです。「5つ! !」、「私は…」、「二つずつです」との声に残念がる児童が何人もいました。
意外だったのは、キムチ好きが少なくないと言うことでした。
1年生の児童が小さな手を振って、「キムチ チュセヨ」、そして「コマッスムニダ」です。こんなおしゃまな姿を見たら、親はそれだけでもウリハッキョの良さを実感するはずです。
2人のオモニはテーブルを行ったり来たりしながらキムチを配っていました。シチューに混ぜて食べる児童もいました。
イメージ 1
 
シチューのおかわりは自由です。3年生の女子児童は、恥ずかしいのか、ひとりが並ぶと一斉に席を立っていました。
クリームシチューが嫌いな児童には、ビーフシチューがふるまわれていましたが、2種類食べる児童も何人かいました。
イメージ 3
 
立派なお腹です。この児童のお腹の中には、すでに5、6杯の2種類のシチューが詰まっているはずです。
なぜか、「チャリョツ チャセ」、気をつけの姿勢で、シチューがどんぶりにつがれるのを待っていました。
小さくないタッパーに入ったご飯をスプーンで6等分して、それに合わせてシチューを食べているようでした。
担任全先生・「時間がありません。時計を見て…」
その児童・「時計を食べちゃえば、時間など…」
先生には聞こえないように、小さな声で話していました。お鍋の中の最後の一杯もこの児童のお腹に入りました。
チェーサムの「サンタクロース役」候補の2番手でしたが、この日、出番はありませんでした。
イメージ 4
 
食べ終わった食器は、スーパーにあるような大きなカゴに入れます。児童たちもお手伝いです。
男子児童がパンを入れて来たビニールの袋に唐揚げを入れていました。
私・「おみやげ?」
児童・「アニムニダ」
私・「嫌いなの?」
児童・「アニムニダ」
すると前にいた児童が「落としてしまったのです」と一言。
私・「もう一つもらえばよかったのに」
いままで、何を尋ねても「アニムニダ」と言っていた、その児童は「クロッケハミョン タルトンムガ モッチモタムニダ」、他の友達が食べられないと応えるのです。自分より他人を思いやる心優しい子どもがウリハッキョでは育っているのです。
イメージ 2
 
昼食が終わると、まず1年生が記念写真の撮影です。
6年担任の夫先生は、「特別ゲストを呼んでいます。それは…」といって、サンタクロースを紹介したのですが、なぜか「サンタ氏」、「サンタ氏」と、連呼していました。
隣の理工室に潜んでいた、「サンタ氏」たちが登場すると、1年生の児童は一瞬驚き、そしてやんやの喝采です。
つぎは2年生の番でしたが、何人か欠けていたので急きょ3年生です。
夫先生はここでも「サンタ氏」と紹介していました。
児童たちも一斉に「サンタ氏」、「サンタ氏」と呼んで、プレゼントをもらっていました。
サンタ役の児童の表情がとても優しく、それを見守る夫先生の顔も和んでいました。
イメージ 5
 
記念写真に収まる児童もみんな笑顔です。思わず喜びのVサインです。
イメージ 6
 
最後は傍でその一部始終を見ていた2年生です。夫先生はなぜか、全員に眼を閉じて「サンタ氏」を迎えるよう話すのです。
しばらくして目を開けるなり爆笑です。長髪のアムロヘアーの「サンタ氏」が立っていたのです。こんな「隠し玉」があったとは…後ろに座っていた金校長は「してやったり」の満足げな表情でした。
「サンタ氏」は、第3(チェーサム)にちなんで「チェーサムタ」に、それがいつの間にか「サムタ」と呼ばれていました。
イメージ 7
 
その頃、幼児たちと保護者の食事が始まりました。アボジの参加も思いのほか、多かったようです。オモニたちは写真を撮り続けていました。大きなマスクをした学友書房の女性記者もです。1日中、校舎を行ったり来たりしていました。ときどき、「写してください」、「私たちも…」と、児童たちに取り囲まれていました。児童を対象にした月刊誌を出している学友書房の記者は、児童たちの人気の的です。
イメージ 8
 
3人の「サンタ氏」は、乳幼児たちにも大人気です。
チェーサムでもう一人の「サンタ役」候補の一人、アボジ会の○氏は、シチューを食べながら、3人の働きぶりを眼で追っているようでした。この日のブログに「おかわり3杯!!!」と、書いていました。
イメージ 9
 
3人の「チェーサムタ」は、6年生の児童でした。カメラを向けると「ギャラ」を要求しました。「一日給食」の鶏の唐揚げを2つではなく、3つにするようにです。この日、高学年の児童の「1日給食」は、幼児の世話を終えた後だったので、普段の昼食時間から大分遅くなりました。
イメージ 10
 
雨降りの寒い1日でした。家に戻るバスに乗っていると、オモニに連れられたチェーサムの女子児童が歩道で手を振ってくれました。思わずカメラを向けたのですが…。
3人の「チェーサムタ」や、教室で児童と一緒にはしゃぎまわる幼児の姿が重なり、ほっこりとした気持ちになれました。この日参加した30人前後の乳幼児と保護者たちもきっと満足したことでしょう。ik
イメージ 11
 
*隔月版ブックレット『朝鮮学校のある風景』17号(2013年1月刊行)に加筆して載せます。