中央美術展へ。圧倒されました。 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【10月29日・月曜日】41回目の在日朝鮮学生美術展へ
 
赤羽駅9時30分集合。
いつもの時計台だと思ったら、高学年の児童は駅構内を逆走して反対側の出口に向かっていた。
ついていこうとすると、何人かの児童は時計台の周りでたむろしていた。大人数なので、学年別に集合場所を決めたと思ってたたら、先ほど反対側の出口に走って行った児童たちも戻って来た。
1年担任の黄先生の姿がない。2年生、3年生は揃っているようだが、4、5、6年生は何人か欠けているようだ。
6年担任の夫先生が手にした出欠票には、「赤羽」、「池袋」と言う文字が。赤羽に全員集合ではないようだ。
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会場は、JR浦和駅下車の埼玉会館だ。
夫先生が引率する高学年の児童について、4、5番線のホームへ。列車で一駅だ。
一緒に来るはずの5年担任の許先生の姿が見えない。夫先生は向かい側のホームも見渡す。携帯もつながらないようだ。列車を見送ると、1、2番線に移動。在来線は各駅停車だが、本数は列車に比べて多いからだ。
駅構内を探しに行って戻ってきた夫先生は、児童を連れて再び4、5番線に移動。ホームに上がると、低学年の児童を引率する教務主任の金先生と黄先生と合流、許先生の姿もあった。教務主任は学校に集合した児童を連れてきたようだ。
4人掛けの座席に教務主任と並んで座る。前に座った2人の女子児童は、教務主任の手をきつく握りしめ何か話している。
金教務主任・「2人は仲良しだね。いつも一緒にいる」
女子児童・顔を見合って「イエ」と大きくうなづく。
教務主任・「家が近いから? 違うな、一人は歩きで…電車通だし…」
私・「トイレも一緒でしょ」
女子児童・「別々です」
もう一人の女子児童・「ときどきは…」
そんな話をしていたら、浦和駅だ。
女子児童は、教務主任ともう少し話していたかったのか、残念そうに席を立って行った。
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人数を確認して、低学年を先頭にして、会場に向かった。
しばらく行くと、夫先生が走って来た。「逆方向だ」と言うのだ。この日も夫先生はよく走っていた。
白い小さなバックを肩から下げた、金教務主任は、全ての児童を視野に入れながら歩いていた。
私・「赤羽駅ではどこに行っていたのですか?」
許先生・「切符を買う児童の面倒を見ていて…」
私・「なんども携帯かけていたようですが…」
許先生・「夫先生にはミアナゲ…。携帯を忘れてしまって…」
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会場に着くと、低学年と高学年に分かれて、「作品に触らない」とか、注意事項の伝達だ。
ハガキ大のカードが配られた。一番良かった作品名と学校、名前、それにその理由を書くことようにだ。
自分の学校、自分のクラスだからというのはなく、自分が一番気にいった作品を選ぶよう、何度もいい訊かされていた。
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この日の見学は、東京チェーサムだけではなかった。東京チェーイル、埼玉の幼稚班も来ていた。群馬の児童もだ。
どの学校も先生も、入選した作品の前に児童・生徒を立たせて写真を撮っていた。慣わしになっているようだ。
先生だけではない。保護者たちもだ。オモニたち同士で来ていた女性たちも、自分の子どもの作品にカメラを向けていた。姪とか甥とかの作品にもだ。学年別に展示されているのだが、何しろ作品が多いうえに、学校名と氏名を書いたカードの文字が小さいので、探すのに一苦労。携帯で学年や名前を確認したり、なんども会場を行ったり来たり、右往左往していた。
「これ、うちの娘! 何を描いたか分からない」。でも、楽しそうだ。
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1年生だけは、団体行動。児童たちは作品よりも、身振り手振りで話す黄先生に注目していた。
この日は、11月としては少し日差しが強く、下級生のほとんどの児童は上着を脱いでいた。
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そのころ、上級生たちは、真剣にカードに感想を書いていた。やはりチェーサムでただ一人優秀賞の「学美賞」に選ばれた恐竜の粘土細工の前では、何人かが並んで、感想カードに書き込んでいた。
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高校生の作品をさして、、「ソンセンニム、この絵、上下逆でしょう?」、「これってなんですか?」、そんなことを訊かれ、言葉に窮してしまった。そこには、とても説明しきれない「広い世界」が広がっていた。
一方、園児たちは、運動会状態だ。会場を駆け回る子、作品に手を触れようとする子、幼稚班の先生たちだけではなく、児童・生徒を引率してきた先生たちも園児もそうだが、作品を守るのに汗をかいていた。
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多くの作品に目移りしてか、感想カードをなかなか書ききれない児童も。
手は動かないのに、口はよく動く。字が汚い。隣からのぞきこんでも解読不能だ。学校に帰って、先生の前で顔を伏せている、そんな姿を想像してしまった。
そんな様子を見ていた日本人は、児童が立ち去った後、「みなさん、言葉もペラペラ、字も上手ね」と一言。これには返す言葉がなかった。
「発想がとても豊か…色遣いも鮮やかで…何よりも閉塞感を感じられないことがいい」とも、その高齢の女性は語っていた。
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