【4月16日・月曜日】金閣寺の傍にあるの京都朝鮮初級学校へ。2011年度、今年の3月までは京都朝鮮第3初級学校だったところです。
オモニ会の朴会長(2011年度)のブログ・2011チェサミの軌跡(現在は、チャララ)には度々、「訪問」しているものの、学校を訪れるのは初めてです。
壁には、「入学・入園を熱烈にお祝いします」と、新入生を歓迎するポスターがあちこちに貼られていました。

新入生を描いたのか、歓迎する在校生が自らを描いたのか、個性豊かなイラストに見とれていると、顔をのぞきこむようにして「アンニョンハセヨ」です。東京チェーサムでは、「アンニョンハシムニカ」です。京都はウリマルも優しく聞こえる「京都風」? そんなことを思っていると、1階の幼稚班の教室から出てきて、トイレに駆け込む女子園児から「だれのアッパ(お父さん)ですか?」との質問、ウリマルでです。

1階の幼稚班の教室には、「ゾウ班」、「クマ班」、「ウサギ班」、「ヒヨコ班」の可愛い表示板がかかっていました。話しかけてきたのは、「クマ班」の園児です。
昼食中です。「ウサギ班」と「ヒヨコ班」の二つの表示板がかかった教室では、床にいくつもの布団が敷かれていました。昼食後は、昼寝の時間なのでしょう。
園児にカメラを向けると、恥ずかしそうにうつむきながらも、小さな指はしっかりVの字をつくっていました。

2階は、低学年の教室です。
「愛そう!ウリマル(私たちの言葉)、ウリトンム(友達)」、「美しいウリマルを使おう」、「話し言葉を正しく使おう!」、「5つの約束を守ろう!」などのスローガンが廊下の天井に掲げられていました。

「5つの約束」とは、ウリマルを使う、あいさつをする、宿題と学用品を忘れない、身だしなみに気をつける、友達と仲良くするの5つです。ウリマルとあいさつが守られていることは、学校について10分で分かりました。

4時間目の授業が始まりました。「アンニョンハセヨ」と言いながら、階段を駆け下りていく一団、「何年生?」と尋ねると、4年生との返事です。「何人いるの?」との問いには、20人との答えが返ってきました。
全校生が園児33人を含めて、159人だと言いますから、1学年20人前後になるようです。
先生をとり囲んで、「今日は何をするのですか?」、「かけっこ」-そんな児童同士のやりとりが聞こえてきました。「ハナ、トゥル」と、掛け声をかけながら、広い運動場を走っていました。

「色を変えて描いてみなさい」、「できましたか?」、「ここも」、「もっとたくさん描きなさい」-そんな先生の指示に、児童たちは「わかりました」、「できました」とウリマルで答えていました。幼稚班出身者が多いからでしょうか、先生はほぼウリマルで児童に話しかけていました。
作品ができ上がると、児童を集めて「品評会」です。
机から落とした色鉛筆を拾う児童がいたり、切りとって貼った残りの折り紙を拾い集める児童がいたり、「品評会」のために行ったり来たりしたり、時折、先生の「仲よく」との声が飛んだり、賑やかでした。

国語(朝鮮語)の時間なのでしょう、隣の2年生の教室からは、「답게(らしく)」との先生の声と元気な児童の「イェー」の返事が聞こえてきます。ドアが閉まっていて、教室の中をうかがうことができません。
その隣の3年生の教室には誰もいません。黒板には「無欠席6日」と書かれていました。音楽室から歌声が聞こえます。音楽の時間のようです。

高学年の教室が並んだ3階の廊下では、窓際で先生が穴が開いた段ボールを掲げて児童に説明していました。「太陽の光線…」、「日陰では…」、「発芽」との言葉が聞き取れました。そして階段を下りていきます。ついて行くと、1階の教育会室の隣の炊事場の冷蔵庫を開けて、透明な容器を児童に見せながら、「温度も…」そんな説明をしていました。理科の観察のようです。
