栃木の朝鮮学校での「セッピョル学園」へ・下 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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いよいよ焼肉パーティーの始まりです。正面、煙にかすんで見えるのが校舎です。
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朝鮮大学校の軽音楽隊の人気は高いようです。オモニも女子生徒もフリを付けて大きな声援を送っていました。
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東北出身のギターリストには「オッパー」の喚声が飛んでいました。
朝大と茨城朝高の空手部の演武が始まる頃には、太陽も顔を出し、気温もぐんぐんあがり、汗ばむぐらいでした。
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 学校別の小学生の歌と踊りの小公演に、拍手が鳴りやみません。
この頃、韓国で被災地の朝鮮学校を支援している市民グループ「モンダンユンピル」(ちびた鉛筆)の代表ら17人が到着、随行カメラマンは児童の踊りに釘づけになっていました。
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歌詞を覚えきれなかったのでしょう、芸能番組並みにカンペンも登場しました。司会者の生徒は、この日、最も美しかったのは、この先生の後ろ姿だったと、紹介していました。
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手の振りを舞台に指示する先生も夢中です。
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オモニたちは児童たちと一緒に踊っていました。
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焼肉を食べながらも、児童・生徒達の公演が気になるのでしょう、俳優のクォンさんも舞台を見つめていました。
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地元の栃木の児童・生徒の歌に、青商会のメンバーは「歌を聞いて、この数か月間の苦労が吹っ飛んだ」と言っていました。アボジ、オモニたちの気持ちも同じだったと思います。
タイトルは「誇らしい、私たちの同胞たち」。
第3回セッピョル学園を 開校してくださった/青商会の先生たち ありがとうございます/雨が降っても 雪が積もっても 学校のために/献身を惜しまない その愛限りがなありません
 
本当にそうです わが同胞たち/私たちの学校を 守ってくださる方/ありがとうございます 私たちはその愛を/一杯にうけて 育ちます
 
あーあー誇らしい/セッピョル学園 本当に一番です/私たちも育てます/学校を愛するその心/いちずの心を
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壇上では、「モンダンヨンピル」から被災地の朝鮮学校に1憶4千万ウォンの慰問金が伝達されました。共同代表の次のような心温まる励ましの言葉と共にです。
「民族教育を守って来た皆さんに感謝する場に来ることができました」「希望の木を育て、実をみのらせ、統一したとき…(聞き取れませんでした)(イ・ジサン)
「60余年の間、民族教育とウリマル、ウリクル(朝鮮の言葉と文字)を守ってきたみなさんが私たちをこの場に導いてくれたのです。先生、オモニ、アボジ決して疲れないでください。私たちも共にいます」(クォン・ヘヒョ)
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ソウルから来た3人がうたう「子どもたちよ これが朝鮮学校だ」の歌が広い校庭に響き渡ります。
澄み切った青空の下、トンボが飛び交い、焼肉の匂いが漂う中、ソウルから来た人がうたう在日のウリハッキョに思いを寄せた歌に、多くの同胞が聞き入るという、とても不思議な空間でした。
隣に座っていた福島の校長先生は「統一とはこういうことなのだろう」と独り言を言っていました。
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茨城の朝鮮学校の3人のオモニが登壇し、11月6日に同校で催す「震災復興支援&感謝 チャリティーバザー」への参加を呼びかけました。
マイクを握ったオモニは「手を貸してくださいではありません、私たちの姿を見に茨城に来てくださいです」と、言いきっていました。
今までの目標は最大動員数の1・5倍と意欲的です。明確な数値目標を示し、その実現のためにあらゆる可能性と手段を探る、「セッピョル学園」同様、「青商会時代」の大胆な活動に拍手です。
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「セッピョル学園」の開校に尽力した青商会のメンバーが舞台の前に勢ぞろいしました。やりとげた、みなの顔は達成感、満足感に満ちあふれていました。
主宰した6つの青商会の会長が一言ずつ感想を述べました。みなが少し高ぶっていました。中でも、「昨日、うちにもう一人のセッピョルが生まれました。この子のためにもウリハッキョのために尽力します」との福島の会長の報告には大きな拍手が送られていました。
大震災で茨城での「セッピョル学園」の開催が難しくなり、開催中止を検討していた時、栃木青商会が手を上げてくれた。彼らは風呂もない、大きな食堂もないが、「できない理由を探すのではなく、できる理由だけ探して邁進してくれた」という言葉に、胸が打たれました。 
来年は、東北の朝鮮学校の新校舎で、北海道の児童・生徒達も呼んで行おうという、力強い決意も披露されました。
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参加者は、ソウルから来た支援グループと一緒に何枚も写真を撮っていました。笑顔、笑顔には分断の影はありません。
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なお、「朝鮮新報」の電子版(2011年8月24)は、日本各地の青商会世代の同胞たちが、朝鮮学校を守り、生徒数を増やすためにさまざまな活動を行っている。近年はイベントの形態として「キャンプ」を行う地域が多い。茨城の「セッピョル学園」(2009年~)、北海道の「『チンヒョンジェ』ウィンターフェスティバル」(2010年~)、広島の「ピカピカ! ミレキャンプ」(2010年~)、京都の「KYC未来塾」(2011年~)、九州・山口の「エキサイティングキャンプ」(2011年~)など、各地で行われるイベントは生徒、学校関係者の好評を得ている、と報じています。
東京では、高学年の児童を対象にした「一日学校」の開催が協議ます。
ウリハッキョの少数化に歯止めをかけ、その回生、再生を試みる取り組みが、各地で青商会を軸に積極的に繰り広げられているようです。 ik
 
*最後に、いくつかのブログに紹介された「その日」を紹介します。
 
◎東北の学校の先生のブログ「笑歩」―「おかげさまで楽しい二日間となった。朝昼晩とご飯を準備してくれたオモニたちや、校内の草刈りから始まりたくさんの準備をしてくれた朝青、朝商会の方々、そして栃木ハッキョの先生たちのおかげで子どもたちにそして、集まった同胞たちの顔に笑顔が広がった」http://lllearth.blog9.fc2.com/
 
 
◎「セッピョル学園」初代学園長「チュン」―「全国津々浦々に約70校ある朝鮮学校ですが、地方都市にある朝鮮学校は、近年生徒数が減少傾向にある関係で、大人数による行事の開催が難しくなっている状況です。それで、発案された企画がセッピョル学園です
一校一校は小さくても、全国に目を向ければ、70校もある朝鮮学校は、ある意味で日本一のマンモス校という発想に基づいて、セッピョル学園が2009年から実現の運びとなったのです」「今日も一日、幸せそうな子供達の姿を見ながら、セッピョル学園を温かく見守りたいと思います」http://ameblo.jp/yqi11155/entry-11026043949.htm
 
「すべての行事が大成功裏に終わり、みんなで打ち上げをしている時、栃木朝鮮学校の校長先生が一枚の手紙をくれました。その手紙の封筒には、「茨城、宮城、群馬、福島、新潟青商会の皆さんへ」と書いてありました。
差出人は、「栃木朝鮮初中級学校学生一同」でした。
内容は次の通りです。(朝鮮語で書かれているものを日本語に訳しました)
『今回セッピョル学園を開催するに当たり、沢山の支援をしていただき、本当にありがとうございました!
青商会の皆さんのおかげで、私たちの学校はまるで新しく建てた学校のようにピカピカになりました。綺麗に整備された運動場、キラキラと輝く校舎と体育館、ゴミひとつ落ちてない校庭。校内を見ながら青商会の皆さんに対する感謝の気持ちと、これからこの学校で一生懸命学んでいこうという気持ちで一杯になりました。
一泊二日のセッピョル学園期間、他の学校のみんなと楽しいひと時を送ることが出来て、本当に嬉しかったです!ワクワクした理科実験や、心から楽しんだフォークダンスは、私たちの大切な思い出となりました。また、大人数によるセッピョル運動会は、小さい学校に通っている私たちにとって、普段味わうことの出来ない驚きと感動を与えてくれました。青商会の皆さん!
こんなに楽しく意義深い場が、どのようにして用意されたのかを、私たちは知っています。私たちは同胞たちからいただいた愛情にきちんと応えていこうと思います。これからも栃木朝鮮学校とセッピョル学園をいつまでも輝かせていくこと、私たちが朝鮮学校の学生としての誇りを持って生きていくことを心から誓います。茨城、宮城、群馬、福島、新潟青商会の皆さん、本当に、本当にありがとうございました!!!』
私はこの手紙を読みながら、みんな、こういう素晴らしい子供達を育てるために、休みを返上して頑張っているのだとあらためて実感しました。
今回、子供達たちがとても喜んでくれましたが、逆に私たちが子供達から喜びを貰っているのだと思いますこれからも子供達たちの未来の為に、すべてを捧げていこうと思います」
 
 
◎「モンダンヨンピルcaffe」-「ウリハッキョ、特に茨城学区内のウリハッキョは学生数減少が深刻です。1人のクラスもあります。2人のクラスもあります。男の子1人女の子4人もクラスもあります。また、その逆もあります。
多い事に越したことはありませんが、少ないことが悪いことではありません。子供達は上級生と遊び、下級生の面倒を見、そして先生達と密接な学校生活を送ります。
しかし、大人数を経験することは良い事だし、必要な事だという考えでセッピョル学園が始まりました。
子供たちの笑顔はやはり何よりも大切です。共に遊び、学び、笑っている子供たちの姿を見るとセッピョル学園の意義の大きさをひしひしと感じます。
このセッピョル学園の動きは全国のウリハッキョに波及しています。この動きがいずれ大きな実となる事でしょう」http://ameblo.jp/mongdangj/
 
 
◎「かっちんの青商会物語」―「今日は栃木ハッキョに来て運動会を見て本当に良かったと思います。今回のセッピョル学園かた多くの事を学びました。
東京青商会も12月もしくは3学期に東京(4・5・6年生対象で)1日合同授業検討しております。民族教育支援部でまだ正式決定ではありませんが必ず実現すると思います。
主催者である青商会みなさま
今日は本当にお疲れさまでした。915人集まり大大成功でしたね。私は感動しました。栃木青商会を中心にした東北、福島、新潟、茨城、群馬青商会トンム達の活躍は本当に素晴らしかった。大先輩方の活躍も素晴らしい」
 
9月23日 今日という日を私は忘れないだろう。このセッピョル学園を生で見ることが出来、そして青商会メンバーの熱い気持ちがヒシヒシとこちらに伝わって来ました。
改めて青商会って最高やねーと、思いましたね」「本当に。同級生のがんばりも刺激になりました。実行委員長 テリョン、宮城ハンソン会長、新潟サンフィ会長に いい刺激を受けました。
子供たちの笑顔そして輝かしい未来の為に、ウリハッキョの為に 全国の青商会はこれからも活躍していくことでしょう。 私も引き続き青商会の情報を発信していきます。青商会最高」http://ameblo.jp/sanpurena/page-7.html#main
 
 
◎「日刊イオ」の里―「今回セッピョル学園を初めて取材して、改めてその意義を実感することができました。セッピョル学園での出会いは子どもたちにとって、時に人生を変えるほどの出来事になる可能性を秘めているな、と思いました。
中級部のとある生徒たちが、こんな会話をしていました。
「俺はもう高校は朝高に行くって決めてるよ。お前は?」
「俺はわかんない。日本学校行くかも」
「へぇ~、そうか。でもさ、俺らこのメンバーで朝高一緒になったら楽しいんじゃない??」
「う~ん、まぁね。まだわかんない。もしかしたら朝高行くかもしんないし!」
セッピョル学園で育まれた友情が、子どもたちの将来の糧になってくれればいいですね!」http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/