「毎日新聞」「ひと」の欄に金明俊監督 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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監督が「毎日新聞」(9.9)の「ひと」の欄に紹介されました。

ひと:金明俊さん 北海道の朝鮮学校を舞台にした映画監督

 北海道朝鮮初中高級学校(札幌市)に3年間住み込み、撮影した映像をまとめた映画「ウリハッキョ(私たちの学校)」の監督・編集を務めた。韓国で今春公開されると、ドキュメンタリーの興行記録を塗り替えるヒット。それでも「南北和解の機運があるから。60~80年代ならまったく違う評価になった」と冷静にみる。

 在日朝鮮人らが日本で朝鮮語を学び、民族教育を受ける朝鮮学校の実態を、韓国で紹介しようと映画を作った。生活に密着した姿をと、子供たちが寄宿舎生活を送る北海道を舞台に選んだ。「雑談の一言も聞き漏らしたくない」と、撮影だけでなく、日本語を独学した。

 妻で映画監督の趙恩聆(チョウウンリョン)さんが、在日本朝鮮人総連合会と掛け合い、撮影が実現した。しかし、開始から7カ月後の03年4月、突然死。ショックは大きかったが、朝鮮学校で韓国人が長期にカメラを回す許可が出たことは異例で、「そうチャンスはない。遺志を継ぐのは自分しかいない」と続けた。

 3カ月ごとのビザの更新で韓国に帰る時以外は、学校と寄宿舎に入り浸りの生活。500時間に及ぶ撮影を終えて学校を去る時には、胴上げまでされた。「学校には、失われつつある家族の温かさがあった」。映画は逆輸入され、日本で自主上映されている。「日本、韓国、北朝鮮、それぞれが政治的な先入観にとらわれず、人間同士の付き合いができる関係になれば」(工藤哲)

 【経歴】金明俊(キム・ミョンジュン)さん 韓国在住。37歳。ウリハッキョは06年釜山国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞。上映案内はhttp://urihakkyo.blog105.fc2.com/