嬉しい感想・その2 同級生からの長文の感想メール | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【07年5月17日・木曜日】メールで長文の感想文を寄せてくれたのは、横浜に住む同級生のC。かれからのメールは二度目である。本代を振り込むとの最初のメールに、本代はいいから感想でも寄せるよう書いたら、早速感想文を送ってくれたのだ。

 少し長いので前の部分は割愛する

 「…地方に出かけていて帰ってみると書籍が届いていた。開封してみると真紅の装丁が施された『私たちの東京朝鮮第三初級学校物語』(証言編)。それもかなり分厚い。

 家内が呼びかける夕食の支度ができたとの言葉に応じることも無く、目次に目が吸い付けられる。ある、有る、在る。この上も無く懐かしい名前、名前。一気に46年の時の壁の向こう側が見えてくる。
 夕食も早々に自室に篭り続きを耽り読む。

 私の姉が13期だったこともあり、著者の兄上をはじめとしてイニシャルだけの記述でも文面にフルネームが浮かんでくる。それが同級生からの文章に読み進んでいくと、より鮮明に、今度はあの当時の同級生たちの表情までが目の前に浮かんでくる。

 ヤンチャをしたり、買い食いをしたり、近所の悪童たちと喧嘩をしたり、先生に叱られたり…。

 その中で私が一番強烈に記憶していることとして、当時私たちの間で最も人気があった野球が6年生の春に部活動のオリエンテーションが放課後にあると言うので希望者全員が集まったところ、先生から『野球部はなくなって代わりにサッカー部ができるから全員入りなさい』との指導があったとのこと。子供心にも納得ができずに腹を立てたものだった。それでも仕方なく言われるとおりにサッカー部に入って練習を続けていくうちに面白くなってきて、結果としてその年の夏の都大会で3位になると言う快挙?!を達成してしまった。

 そのなかで培われた同級生たちとの本当の友情は今でも私にとってかけがえの無い心の拠り所となっている。」
 (以下、略)

 かれは「一番強烈に記憶していること」として、野球部が廃部になり、サッカー部が誕生した経緯をあげたが、同級生でありながら私には、正直その記憶がない。

 個々人の記憶をパッチワークのように編むことによって、より正確な全体像に近づくことができるのであろう。そういう意味で今回、一人一人の「思い出話」を大切に尊重し、それを「物語」として編んだのは正解だと思った。