【07年5月11日】この何日、営業先から帰ってメールを開くのが楽しみの一つになった。
本の注文はもちろん大歓迎だか、たとえ短くても「感想」、激励は嬉しいものだ。
「本日書籍が届きました。イヤー懐かしい名前がたくさん出てきましたね。
下巻のカンパをさせていただきますので、待っていてくださいね。
振込先は本の中に書いてあった口座でいいのでしょうか?」
同級生のCからである。
「今年もキュランより年賀状が届きました。今年定年を迎えるそうですね。
私の定年は60歳なので羨ましいです。
お互いに元気で再会できる事が私の望みのひとつです。
早く国交が結ばれて自由往来ができると良いのですが、まだ厳しそうですね。
連休中に姉妹に会い一冊づつ欲しいとの確認を取りました」
「キュラン」とは帰国した私の妹、妹の同級生のEさんからのメッセージだ。
日本人の方からも。「発行を待っていました。×冊注文します」は、O市のF氏からの発送依頼である。
【07年5月月10日】「物語」の主人公からのお誘い
「本届いた。週明けにコー日でも飲もうや」
数日前、かかってきた電話での誘いにS駅近くの喫茶店へ。
本を発送した後、「物語」の主人公と会うのは初めてのことだ。二級先輩、何か不手際があつたのか? 誤字、脱字でもあったのか? 少しびくついて出向いた。
座るなり、「よかった。頑張ったね」とのねぎらいの言葉にほっとする。「本」づくりに一番最初に関心を示してくれた、共和国に帰国した兄の親友である。「物語」を自ら書いて送ってくれた二人のうちの一人でもある。
「物語」の収集中にあった話や、「本」の製作過程での出来事などに熱心に耳を傾けてくれた。別れ際に一言。「×冊事務所に送ってくれ」。本代だけではなく、下巻の刊行にと、賛助金を手渡してくれた。
これまでの様々なことが思い出されてか、涙がでるくらい嬉しかった。本当に「本」を出してよかったと思った瞬間だった。