ご無沙汰しております、ういぱです。
先ほど発表された通り、命名馬であるヴェールアップ号が引退することになりました。
戦績は24戦2勝。あと一歩でキャロットアワブラ確定だったのですが惜しくも及ばず。
しかしながらノーザンファームの繫殖牝馬リストに入っているので、どこかの牧場でお母さんとして頑張ってくれると思います。
今回の記事は、そんなヴェールアップ号の現役生活を、僕が撮影した写真とともに振り返っていきたいと思います。
どうぞよろしくお付き合いのほどを。
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第1回撮影(5戦目)
2021年4月4日 阪神競馬場
3歳未勝利 1着 川田将雅
まだコロナ禍がバリバリ猛威を振るっていた2021年の春。
少しずつ緩和されつつありましたが、依然として当選しなければ競馬場に入場すら出来ない状況でした。
写真撮影にも影響があって、パドックでは正面から撮れる撮影ポイントが馬主エリアになって入れなかったり、コースサイドでも動線に制限がかかり外ラチ沿いまで行けないとかありました。
レースは川田とルメールの壮絶なたたき合いの末、ヴェールアップが競り勝ちました。
このレースはそうちゃんと一緒に見に行ってたんですが、ヴェールアップ号命名者とヴェールアップ号デビューデーにヴェールアップを敢行した二人が見守る中でヴェールアップが初勝利をもぎ取るという思い出深い一日となりました。
デビューが4.6秒遅れのタイムオーバーだったんで、もうほんと感慨深かったよね。
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第2回撮影(6戦目)
2021年6月26日 阪神競馬場
3歳以上1勝クラス 6着 福永祐一
僕の出資馬にいっくん先生が乗ってくれた、最初で最後の機会となりました。
てか目の前に写っているダノンハーロックに川田が乗っているので、力関係的にそういうことでした。
一つ勝たせてくれただけでも感謝ではありますが、川田がぜひ続けて乗りたいと思ってくれるような馬に出資したい気持ちもありますね。
前走でもそうでしたが返し馬で気の悪いところを見せたりしていたので、そこらあたりの改善があればまだまだ上に行けるぞ!と思っていました。
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第3回撮影(10戦目)
2022年2月27日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 6着 団野大成
前回撮影後見に行けなかった間に2勝目を挙げたんですが、これがめっちゃいい勝ち方だったので本格化始まったな!と思ったんですけども。
まさか、あれが最後の勝ち鞍になるとは…。
2勝クラス緒戦を松山で大敗をした後に一旦放牧入れての6着だったので、ここからまた状態を上げていければというところだったんですが。
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第4回撮影(11戦目)
2022年4月3日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 14着 鮫島克駿
これが話題の「最終追い切り放馬からの無理やり出走」のレースです。
出資者なら誰もが覚えているあの経緯、「橋口マジありえん」という声しかなかった。
僕としても「桜とヴェールアップ」「スタートするヴェールアップ」が撮れた以外になんにもいい思い出がない。
ひとによっては前々走の松山の騎乗で馬が壊れたと言ってたりしますが、僕は放馬したのにレースに出した橋口調教師がヴェールアップの能力を摘んだと思っています。
それぐらいの愚挙。
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第5回撮影(15戦目)
2022年10月23日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 7着 鮫島克駿
前回撮影後に中京→新潟→中山と転戦し、10月の仁川で撮りに行けました。
左回りが不慣れなヴィンセントホーの練習台になったりもしたんですが、トサキサンが乗ってくれた中山では久々に掲示板に載って復活の兆し。
やっぱトサキサンは上手いよ。いろいろ言われてるけど、僕は信頼してる。
ドゥレッツァのときはめっちゃビビってたけど。
克駿君がまた乗ってくれたのはうれしかった。
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第6回撮影(16戦目)
2022年12月18日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 7着 鮫島克駿
もう完全に顔を覚えられてると思うんだよね。めっちゃ見てきます。
このおっさんまた来てる…ってなってる。はず。
ちなみにこのレースからシャドーロールが付きました。
前走とかコンプレッションフード使ってたりとか、橋口師の工夫しようという意欲は感じられるのですが、まあ結局あの放馬が(以下略
ハロン棒の影にビビって踏み切ってジャンプの対策だとは思うんですが、今??ってなった。
出資者もう年単位以前に言ってたじゃん、っていう。
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第7回撮影(17戦目)
2023年2月26日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 2着 鮫島克駿
よう、おっさんまた来てるんか、という感じで見てくれます。
てゆかこの2着は惜しかった…。
あれ以上の騎乗はない、克駿君渾身の騎乗だった。
だからこそ、惜しかった…。
アワブラがこぼれ落ちた瞬間でした。
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第8回撮影(18戦目)
2023年4月2日 阪神競馬場
3歳以上2勝クラス 6着 鮫島克駿
この日はパドックを撮りませんでした。
なんとなれば中山でドゥレッツァが山吹賞を走るので、そっちを優先したから。
てゆか、パドックの写真ってだいたい毎回一緒じゃん?
いつもいつも阪神のパドックだもんな。的な。
僕の撮影的に言うと、スローシャッターでの流し撮りにチャレンジしはじめました。
馬のアップもいいけど、背景を上手く切り取りたい!とか、色気出し始めた感じ。
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第9回撮影(19戦目)
2023年4月22日 京都競馬場
3歳以上2勝クラス 5着 鮫島克駿
俺たちの淀が帰ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
2年半もの長い長い改修期間がようやく終わり、新装オープン初日の京都競馬場にヴェールアップが走ってくれました。
あまりに環境が変わってしまってどこからどんな写真が撮れるのか全然分からないので、とりあえずパドックとスタートを撮りました。
最内から逃げて掲示板確保出来ていて、明らかに復調の気配。
を、感じていたのだが。ががが。
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この後の中山でのレースで12着に敗れた後、なぜか北海道にまで戻り夏をゆっくり過ごします。
どう考えてもこの采配がヴェールアップの闘争心を削いでしまったと思っていますが、ま、結果論です。
ですけど、完全に走る気を失くしちゃってました。
2023年の秋にレースに復帰しますが、会議・会議・両親と旅行、と続いてしまい臨場できず。
もしかしたら昨年末で終戦か思っていましたが、小倉でワンチャンあるということで遠征してきました。
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第10回撮影(24戦目)
2024年2月4日 小倉競馬場
由布院特別(2勝クラス) 15着 亀田温心
パドックで会ったの久しぶりだったんですが、シャッター切ったらちゃんと見てくれました。
もしかしたらワイじゃなくてカメラ見てただけなのでは??(名推理)
Xのポストでも書いたんですけど、引き上げてきたときにも撮ろうと思ったら撮れたんですが、最後はしっかり目で見ておこうと思って撮りませんでした。
馬撮り民の自己否定を感じなくはないですが、ま、そういう気持ちになることもあるよね。
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というわけで、撮影した全10レースを駆け足でご紹介いたしました。
普通の引退馬だったらこんなに撮りに行くことはなかったと思います。
最後だってわざわざ小倉に行くこともなかったと思うし、実際出資者さんが遠征していたとかTLで見かけなかったです。
直近の成績が成績だけにね。
だけど、僕にとっては命名馬なので。
命名者さんは複数人いらっしゃると思うけど、由来も完璧に採用された僕が一番の命名者だと自負しているので。
引退レースの結果は振るわなかったけれど、見に行けたことはとても良かったです。
ヴェールアップお疲れ様!
いいお母さんになってね!
へばまた!!!!