昨日書いたブログでクスコさんの4WDフロントスタビとユーアイのフロントスタビの太さの違いを少し書きました。

 

ユーアイの4WDフロントスタビの太さは純正と同じ30Φ※ブッシュの穴の大きさ

 

クスコさんの4WDフロントスタビの太さは32Φと2mm太いのですが、バネレートを見てみると

 

クスコ  純正比120%(太さ32Φ)

ユーアイ 純正比129%(太さ30Φ)※ブッシュの穴の大きさ

 

とクスコさんよりも細いのにベネレートは大きいのですウインク少しおもしろいでしょ?

 

と書いたんです。

 

2024/6/8

 

今日は、その事について書いてみようと思います。

 

なぜ、細いのにバネレートが強いのか?

 

それは形状に理由があります!

 

まずは純正の4WDフロントスタビの形状を見てみましょう!

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まぁなんて事ないフロントスタビです。

 

これが当社のフロントスタビ

 

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箱から出す手間を惜しみまして、このような結果になった事を深くお詫びします。

 

もう少し寄りで見てみると

 

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太さが違っているのが解りますか?

 

先ほど、太さがクスコさんのモノより細いとは書きましたがスタビを保持している所は純正と同じ太さで

 

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画像の緑線の間(真ん中)が純正よりも太くなっております。

 

スタビの真ん中は、32.3Φくらいあります。クスコ製は32Φ

 

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純正はこの部分はストレートでしょ?クスコさんもこの部分はストレート

 

クスコさんより細いと書きましたが、正確に書くと…

 

スタビブッシュの太さがクスコさんより細いだけでスタビ本体の真ん中は太い!

 

でした。

 

クスコ  純正比120%(太さ32Φ)

ユーアイ 純正比129%(太さ30Φ)※ブッシュの穴の径

 

書いてしまえば「それがどうした?」って感じですが、スタビブッシュが特殊な太さだと手配するのに面倒だったりしますが、純正と同じならトヨタ共販で買えますから手軽でしょ?

 

小さな所で安心感が違いますうさぎのぬいぐるみ

 

同じような製品でも細かく見ると違うんですよウインク

 

違うと言えばコレも違います

 

リアスタビライザー!

 

クスコさんのリーフシャックルに取付するブラケット

 

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ユーアイは、穴が3ヶ所に対してクスコさんは穴が1ヶ所

 

穴が多いことによりそれほどまでにメリットが無いような気がするかも知れませんが、最近流行りのリフトアップ車の場合は一番下の穴を利用しないとリアスタビの長さが足らなくなる可能性も出てきます。

 

足らないとリンクに負担が掛かり、リンクが折れてスタビが落下する事も発生しておりますので注意が必要です。

 

一方、経年劣化でリーフが馴染んできて車体が沈んでくるとリンクとリーフの距離が縮んできて、リーフとリンクのボルトが干渉することがありますあせる

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ストロークして当たってしまう事もあるですよねぇ~距離乗っている車には見かけます目

 

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この場合は、一番上の穴にリンクを移動させて干渉を防ぐことができるんです。

 

ユーアイのリアスタビなら、状況に合わせて調整可能ですが、穴が1個だと回避は難しいです。

 

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小さな違いが大きな違いになるんです。

 

クスコさんのリアスタビでユーアイのブラケットだけの販売はしてませんので後悔する前にユーアイ製品をお買い求め下さい。

 

ショックも太さが違い、性能も違いますからねぇ~

 

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上辺だけを見るのじゃなく、色んな角度から観察してご検討くださいね

 

では、またバイバイ

 

名古屋店より かみむら