10月某日 ホテル改装前の最後の一般公開ということで、
奈良監獄(奈良少年刑務所)に行ってきました。
明治五大監獄の中で唯一、監獄としての全貌を残す建物です。
ロマネスク様式の赤れんが造りの建物は表門、入り口は圧巻されるくらいキレイだと思いました。
2階建ての収容棟は中央の見張台から放射線状に5つの棟が広がり、一望できるようになっていました。(ハビランド・システム)1階の天井は吹き抜けで、2階の見張台からも1階の様子を見ることができたようです。
居室の木製の重厚な扉…内側にノブがないので、施錠されていなくても内側から扉を開けることができません。
この建物が、部屋が、どんな風に変わるのか、ホテルになったら、この画像と見比べてみたいものです。
<旧奈良監獄は2017年に重要文化財に指定、文化財ホテルとして2025年1月竣工予定>