今年度(2012)は自動車労連などがはやばやと、定昇(定期昇給)以外の賃金アップを会社側に求めないことを決めて、早くも給料アップは望み薄だが、社会福祉の給付でも、国民年金や厚生年金の過去の特例部分で上乗せされて支給された2.5%のうち0.9%の引き下げと消費者物価指数に基づく物価下落分の0.3%の引き下げとを合わせて1.2%引き下げが12月の年金支給日から行われる(10、11月の支給分)。
加えて、市の国民健康保険料の値上げ、介護保険サービス利用料値上げもあり、今ちまたで政府の長が息巻いて国民をどやしつけている消費税の税率アップより先に、国民の収入減や保険税、社会福祉利用料増が目白押しだ。
ぼくの住んでいる街でも、今年の4月?から国民健康保険料の値上げ、市営の水道料金の値上げ、駅前自転車置き場の有料化と、市民の負担増が目白押しだ(羽村民法2012.1.22号より)
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そのうち国民健康保険料に関しては、今年度は日本共産党や公明党の市議団の働きかけで、2年連続値上げは前例がないとの理由で据え置きに落ち着いたのだが、来年度に関しては保険料の均等割が38,800円→41,800円、所得割が7.1%→7.8%に値上げするようだ。(同記事より)
同記事によれば、「羽村市国民健康保険運営協議会」から12月20日に答申があり、「1人平均の引き上げ額は年間6,411円(8.5%)、年間所得100万円の二人世帯(年収167万円※)では現行の109,500円から118,300円へと8,800円もの値上げ。年間所得300万円の二人世帯(年収443万円※)では、267,000円から289,000円へと22,000円もの値上げとなると試算している。 ※市の職員からの聞き取り
年収443万円の二人世帯はともかく、年収167万円(約14万円/月)の世帯に対して毎月7百円も保険料を値上げしたら、ただでさえ苦しい家計が維持できるのだろうか...
市の国民保険運営協議会では「市税収入が落ち込むと、増加する医療費のの財源を一般会計から繰り入れることは、極めて厳しい状況である」、と保険料の引き上げの理由を説明しているが、一方で不要不急の区画整理事業に来年度も数億円の予算を一般会計からねん出しよとしている。
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日々の暮らしに窮している市民の健康保険料を値上げし、更に暮らしを追い詰めてまで、直近の市の財政をよくするでもなく、区画整理内の住民の生活を向上させるでもない事業に数億円も投じることになんの意味があるのだろうか...
12月市議会の議員質問に対しての市長の答弁で、(国民健康保険に加入している市内の)一世帯あたりの総所得金額は平成21年から23年まで、それぞれ約186.5万円、164.5万円、162.7万円となっていることがわかった。(同記事より)
これを年収に換算すると、それぞれ293万円※、262万円※、257万円※(世帯人数1.8人の場合)となる。(※市の職員からの聞き取り)一世帯あたり(1.8人平均)、3年前は年収が3百万円近くあったのが、昨年には実に36万円弱の257万円まで急激に落ち込んでいるのである。
このような状況で国民健康保険料を引き上げれば、更に市民の生活は追い詰められ、購買意欲は減退し、市内の景気も悪化するだろう。
せめて、年収200万円以下の世帯に対して、市の一般会計から保険料をねん出して値上げを中止すべきではないだろうか...
たとえ区画整理事業が1、2年遅れても、低所得者の生活を守ることのほうが市民社会にとって大切のように思える。
