帰ってきたウーツー(CDレビューア)-おざわをしじするやつはこうしてやる!


 投票前に投票者ばらすか、ふつう?

国会議員の支持動向=朝日新聞(9/11)4面


 今日(14日)の民主党代表選挙の国会議員投票と全体の開票結果が行われた。先週中ごろまでは、テレビ、新聞が世論調査の結果を公表し、菅氏の大幅リードを伝えるなか、一部日刊ゲンダイ、週間現代を中心とした一部週刊誌は国会議員票で小沢氏が挽回すると報じていた。


 そんな中、先週の土曜日(11日)、朝日新聞が検察側の主張する有罪を覆す「村木元局長に無罪」の大阪地裁判決の画期的な判決を一面肩に寄せて、民主党代表選・本社情勢調査を一面トップにして「菅氏、地方でリード」と大きく報じたのだ。その記事のグラフでは国会議員の支持の状況で菅首相183人、小沢前代表193人、不明35人となっていた。


 検察が現職の厚労省局長を無実の罪で逮捕していたことが裁判で明らかになった次の日、検察に逮捕されていない現職の国会議員・小沢一郎を政治とカネの疑惑で執念深く報じてきた朝日新聞(船橋主筆)は、小沢氏指示の国会議員の名簿を菅氏指示者の国会議員の名簿とともに掲載した。


 テレビが中心となって小沢氏の「政治とカネ」(東京地検は無実と断定済)について、世論インタビューで繰り返し小沢氏のカネの問題の不信感を回答しているところをことさら強調し、新聞各社も世論調査で小沢氏不支持の一番の理由を「政治とカネ」と調査結果で報じ、菅陣営は「クリーンな政治」を訴え、検察に疑惑を向けられている小沢氏と比較するよう訴え、テレビ、新聞、一部週刊誌の報道を世論が信じるかたちで、選挙戦は進められてきたなかで、民主党代表選挙の3日前の朝日新聞の国会議員支持者名簿の掲載である。


 本来なら選挙の三日前に国会議員の実名での支持者全員の公表なぞ、ありえない。小沢氏の支持を表明した国会議員は世論や地方組織、支持者の強いバッシングを受け、更なる支持の継続が困難になる。一部週刊誌の記事では、小沢陣営は支持している国会議員に対して、「決して小沢氏を支持していると言うな」、と伝えたと報じていた。


 それを朝日新聞は代表選のわずか三日前に実名で報じたのだ。更に変だったのは、一面で小沢氏指示が193人としていたのに、名簿には149人しか載っていなかった。一面と異なった人数の名簿をあえて載せる意図はなんだったのだろう...


 ・・・


 ぼくらは投票前に誰に投票するかは誰にもわからないように投票できる。国会での記名投票でも誰に投票したかは、投票前には分からないようになっている。ところが、朝日新聞は公器の器(うつわ)である全国新聞でありながら、圧倒的に世間から不利な立場に立たされている小沢一郎の支持者を白日(はくじつ)のもとに曝(さら)した。

 

 この選挙の三日前に発表されたこの「朝日新聞の小沢支持踏み絵リスト」が、小沢氏支持の議員を大きく萎縮させ、あるいは小沢氏支持を考えていた国会議員、地方議員、党員サポーターに対する「脅し」になり、その後の支持者の勢力図に多大な影響を与えた可能性は否定できない。


 朝日新聞は船橋主筆、政治部部長、星浩解説員を世論を大きく歪めた罪として、懲戒解雇処分にすべきである。


注1)ぼくは今、現在、これ以上赤字国債を発行せずに、財源を捻出しようとする国会議員を支持しています。


注2)日経によると現在の円高は、30年物、10年物の国債の応札が不調に終わり、金利が上昇した(価格は下がった)ことによる日米金利差の縮小によりドルを売って円が買われていることが主因のようで、また輸出企業の中間決算が9月末なので、ドルを売って円を買う利益確定のドル売りも副因のようで、これは10月になれば逆に円売りドル買いになります。なので副因による円高は政府のせいではなくて輸出企業を中心とする経団連の会員の方々のせいです。


 今日の20年物の国債の応札はどうだったのかなぁ(;^_^A


 円高の阻止のためには為替介入でなくても、国債の長期金利を下げて日米金利格差を拡大することでも阻止できます。要するに市場の国債を政府が買い上げれば金利が下がり、円安にふれるわけです。



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 昨年発売し、今年になってようやく少し割引きになった「伝説巨人イデオン総音楽集」(4枚組み:KICA938-41)を少し前に購入し、思いのほか楽しんで聴いている。


 TVアニメ「伝説巨人イデオン」は、TVアニメ「機動戦士ガンダム」の放映の後、すぐに続けて放映された番組で、当時高校生だったぼくは、番組の音をカセットレコーダーに収録して、何度も繰り返し聴いて、強い印象の残った登場人物のセリフを同級生3人で言い合って遊び、かなりはまったものだ。


 この音楽集については、社会人になった後、中古レコードで「BGM1」「BGM2」「接触編」「発動編」「交響曲イデオン」を入手していたので、改めてBOX-CDで入手する必要もなかったのだが、比較的マイナーなこのシリーズを全集で発売してくれた「キングレコード」の心意気を粋(いき)に感じて購入することにした。ちなみにレコードで未入手だった「BGM3」も、このBOXには含まれている。


 ・・・


 「ガンダム(1st)」シリーズのBGM集の各曲は、それぞれが短く、楽曲集というよりは効果音集という感じだったのに対し、この「イデオン」シリーズのBGM集(作曲:すぎやまこういち)は一曲あたりの時間が比較的長く、楽曲として聴けるのでアルバム全体を通して組曲集として楽しめる点で独立したアルバムとしての完成度が高い。これは「宇宙戦艦ヤマトBGM集」(作曲:宮川泰)についてもいえる。


 従来、映像の効果を高めるための音楽の集まりをサウンドトラックと呼んでいたのに対し、「宇宙戦艦ヤマト」や「伝説巨人イデオン」では、映像と切り離して、番組で使われた音楽を鑑賞に堪える音楽集としてまとめてサウンドトラックしたのは、昭和50年代としては画期的なことであったと思う。


 ライナーノーツによれば、当時、アニメに使われた音楽を交響組曲や交響詩、交響曲として編曲し、フルオーケストラで演奏する趣向が流行ったことで、アニメのBGM集とは別に編曲されたアルバムが続々と製作されたことも背景にあるようである。


 ・・・


 「伝説巨人イデオン」のBGMがぼくにとって重要な意味を持つのはそれだけでない。1枚目の「星ヶたち」という曲は番組を観ていた当時とても印象に残った曲で、何度もリコーダーで真似して吹いて気に入っていたのだが、後にクラシックを頻繁に聴くようになったとき、この曲が「バッハ」の「ヴァイオリンのための無伴奏組曲」のような曲ととても似ていることに気付いたのだ。


 つまり、当時、ぼくは「星ヶたち」という曲がバロック音楽であると気付かずに、好んで聴いていたのである。小中学校の音楽の授業で聴いても好きになれなかったクラシックを、アニメ番組を繰り返し観ているうちに好きにならされていたいたことに驚きを今でも感じるのだ。


 これは特撮番組「ウルトラセブン」の音楽でBGMを作曲した「冬木透」が曲のなかで、「ベートーヴェン」「ブラームス」「シベリウス」などの交響曲のメロディーをBGMに多用し、映像とともにクラシカルな音楽を印象づけた手法と同じである。


 今になって思えば、学校教育では関心を持てなかったクラシックが、これら特撮番組やアニメによっていつのまにか洗脳され、今ではすっかり「クラオタ」にされてしまったことは驚くべきことである。単なる子どもを熱狂させる子ども番組のたぐいのものが、学校教育よりも音楽教育に有効だったのだから...


 「すぎやまこういち」や「冬木透」の異能ぶりに今になって驚嘆するばかりだ。


 ・・・


 また、それぞれの楽曲が聴きやすさに徹していることも見逃せない。聴くほどに懐かしくなる懐メロをBGMにかけていると、暑さにまいってぐったりしているときなどに、なんとなく元気にさせてくれるようで、いつのまにか手にとって何度もCDプレーヤーにかけている。

伝説巨神イデオン 総音楽集/アニメ主題歌
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 今日、昼の2時ころむっくむっくと起き上がって、早朝、部屋の中に入れていおいた朝日新聞の一面トップの大見出しを見て驚いた。


 「首相、為替介入に言及」と大きな文字が目に飛び込んできた。小見出しには「日銀に追加緩和促す」とある。


 ・・・これは政府が月曜日にも円売りドル買い介入かしら...


金曜日の夜のニュースバラエティを2本観て菅首相が為替介入についていつもどおりの発言だったことなど忘れて、仰天!


 要旨の文を読むと【菅直人首相は27日、急激な円高に対応するため「必要な時には断固たる措置をとる」との談話を発表し、政府が円を買ってドルを買う「為替介入」に踏み切る可能性を示唆した。】と書いてある。菅首相は「必要な時に断固たる措置をとる」と言及しただけで、すぐに為替介入するとは言っていない。実際、記事にも「「為替介入」に踏み切る可能性を示唆した」と書いてるだけで、時期について明言していない。要するに必要な時に為替介入すると言っただけなのに、「為替介入に言及」と大げさにとりあげているのだ。


 夕刊を読むと一面トップの見出しに、朝刊の小見出しだった「日銀、週明け臨時会合 円高対策追加緩和決定へ」の見出しが、一面トップの見出しになって、朝刊で菅首相の写真入りで「首相、為替介入に言及」したのに、夕刊ではなりをひそめ、記事すらなかった。


 ・・・ほんとに為替介入するのかよ


 ちょっと、ムッとしたぼくは、いつも読んでる日経の朝刊の一面を読むと、為替介入に関する首相の言及に関する記事は、「FRB議長講演 米、追加緩和を検討」の左肩に寄せられてあり、その大見出しは「首相、日銀総裁と会談へ」となっていて、小見出しに【週明けにも 円高「断固たる措置」】と、「週明けにも」ということばをつけ加えて、菅首相が言った「必要な時には断固たる措置をとる」のうちの一部「断固たる措置」だけを引用して足しただけの小見出しで、記事中で【「必要な時には断固たる措置をとる」と述べ、円売り・ドル買いの為替介入を辞さない姿勢を示した。】と書いてあるだけ。 日経の小見出しの「週明けにも」という見出しの内容は記事にはなかった。日経の夕刊にも為替介入に関する記事はなかった。結局、日経の夕刊の見出しは朝日と同じ日銀の追加緩和についての見出し「日銀、週明けにも臨時会合 追加緩和決定へ 新型オペ拡充軸」だった。


 ・・・月曜日に為替介入するような見出しをふっといて、記事に書かれてない。決まったのは週明けの日銀会合での追加緩和の方じゃないか


 またまたムッとした。為替介入の話となるとなんとも玉虫色なのである。


 ・・・


 先日テレビのニュースバラエティを観ていたら、輸出企業の自動車メーカ・スズキの社長が、円高をなんとかしろ、中小零細が苦境に立つと訴えていた。


 思えば来月末は企業の中間決算の締めが相次ぐ。米国側でも4半期決算の締めがある。スズキの社長にすれば、9月末にドルを円に換算して決算しなければならないから、輸出先で稼いだ外貨が円高で目減りすれば企業業績の悪化の発表につながるから必死なのだろう。浜松では工場では大勢のブラジル人などを中心とした外国人が働いているから、企業業績が悪化しても、国内の雇用悪化にそれほど結びつくとは思えない。景気も雇用も悪化している米国に輸出して儲けようという考えが間違っているのを棚に上げて政府に苦情を言うばかり。


 輸出企業の連中はまともな相手と商売して稼ごうとしてないのに文句ばかり言って、日本政府というか国民ためのカネを価値の無いドルと交換させ自分たちだけが儲かればいいとはばからない。結局、強欲ヘッジファンドと同じじゃないか。


 ・・・


 なにか参考になる記事はないかとネットの掲示板を見たら、今の円高は行き過ぎていてそろそろ反転するというような記事や、日本の銀行が米国債をここ3ヶ月くらいで数兆円も買ったおかげて、米国債の長期金利が下がって、連動してドルの金利も下がってドルが売られ続けているのだという。9月の決算までに高くなった(金利が下がった)米国債を売って儲けるつもりではないかという。


 要するに9月決算まで政府は静観していれば、10月には円安ドル高になるというのだ。この動き財務省は統計をとって識っているという。つまり財務省は邦銀が円高ドル安の動きを起こしているのを知っておきながら、今度は政府に為替介入させて国民のカネで邦銀のもうけを増やそうというわけだ。こんなふざけたはなしは聞いたことがない。


 菅首相は昨年財務相時代に官僚にソッポを向かれたときにいろいろ教えてくれた次期財務次官・勝栄次郎にゾッコンらしい。しかし、この話がほんとうなら、菅首相は再び財務省官僚にだまされ、為替介入したあげく国民のカネで銀行をまるもうけさせるような愚策を犯してしまいそうだ。

 
 ・・・


 今日朝刊を読んで以来、びっくりしたあげく、こんなはなしまで巷に出ていたことを知って、自分の見識のなさとどうにもやりきれない思いで夜を迎えてしまったことに虚しさを感じている。


参考)なぜ、円高になっているのか?円高の「主犯」は日本の銀行だ! 2010年8月24日(火)東京時間 16:27


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帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ぎんこうもそんとくがあるねん

ねうちがないものを買うても無駄なだけ。それはカネだって同じや。

=朝日新聞(8/14)6面


 今日朝、菅首相と白河日銀総裁が約15分間電話で外国為替市場の動向や金融為替市場について話し合い、政府・日銀が緊密に連携を取っていくことが重要の認識で一致したが、為替相場に対する踏み込みが浅かったことで市場が好感せず、為替相場は円高ドル安、ユーロ安に、株式市場では日経平均が9000円を切った。


  野田佳彦財務相は24日午後、東京外国為替市場で円が対ドル、対ユーロで買い進まれたことに関して「足元の動きは明らかに一方向に偏った動き」との認識を示した。そのうえで「為替相場の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響を及ぼす」と強調した。

今後については「マーケットの動向については重大な関心を持って極めて注意深く見守っていきたい」と述べた。為替介入の可能性に関しては「コメントしない」と述べるにとどめた。

 日銀との関係については「緊密な連携が大事。機動的に適切に対応することが必要」と語った。

 日経平均株価の9000円割れに対しては「株価動向についてもさらに注意深く見守っていく」とした。


 財務省内で記者団の質問に答えた。〔NQN〕日経web刊(8/24 17:12 )


  野田財務相は1㌦=84台前半に円高が進行し、日経平均株価が9000円割れしたことを受けて、記者団に為替介入や金融緩和の可能性に「コメントしない」具体的介入の可能性の明言を避けた。


 しかし記者団の質問の約一時間後、


野田佳彦財務相は24日夕、円相場の大幅上昇について「G7(7カ国)声明の趣旨を踏まえ適切に対応する」と述べた。


 G7は財務相・中央銀行総裁の共同声明で「為替相場の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響を与える」ことを確認している。

 財務省内で記者団の質問に答えた。〔NQN〕日経web刊(8/24 18:18)


 「G7(7カ国)声明の趣旨を踏まえ適切に対応する」と、G7と協調して円高ユーロ安ドル安に為替介入する可能性も示唆した。


 ・・・


 明日にも、為替相場になんらかの言及がありそうだが、ドル安、ユーロ安を表向き容認している米国FRBやヨーロッパ連銀が協調介入してくれる見込みは不透明だ。

 それでも円売りドル買いに走れば、日本政府と日銀の単独介入となる見込みが高いが、ドルやユーロは金融危機で金融緩和状況から抜け出せずにいるから、一瞬、円が下がっても、再び円が買われる見込みが高い。


 実際、スイス中央銀行が2010年上半期にスイスフラン売りユーロ買いの為替介入を続けたが、ユーロはスイスフランに対して10.7%下落し効果はなく、為替相場による損失は143億スイスフラン(1兆1600億円)に達し成果がなかった。


 通貨安でドイツの輸出高は伸びたが、他のユーロ加盟国は内需中心で通貨安は国内のインフレの懸念に直結する。米国も本音は㌦高ユーロ安円安にして、㌦のなだれをうつような下落によって大規模なインフレに陥ることを恐れている。


 米国やヨーロッパの通貨当局は円高が更に進めばドルやユーロの防衛に走ることは必死だ。(新興国の通貨に対してドルやユーロがどれくらい下げているかも注視する必要がある。)


 ・・・


 一方、株式に債券に買い材料が乏しいデイトレイダーやヘッジファンドなどは比較的安全な国債に資金を逃がし、ドルやユーロを売って高くなっている円を保有している。それが円高となる主要な要因と指摘する専門家もいる。

 つまり、円高が投機を呼び込み更なる円高につながっているわけだが、ヘッジファンドは4四半期ごとに、国内の通貨に戻して投資家に利益を還元しなくてはならないから、いずれ円を売らなければならない。いずれ利益確定のための円売りドル買いユーロ買いが出て円はまた値下がりすると思われる。

 

 ・・・


 一番恐ろしいのは過度の金融緩和により急激なインフレが起こることである。銀行間で通貨取引が止む信用不安も同様なことを引き起こす。米国やヨーロッパはモラルハザード気味なので、日本は付き合わない方がいい。


 輸出企業の多くは子会社の現地法人化に移行しており為替の影響による損失は出にくくなっている。それでも国内に失業者が出るようであれば、為替相場に介入する円を使って、内需振興策による経済政策や失業対策に充てるほうが有益だと思う。



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帰ってきたウーツー(CDレビューア)-しぇいくはんどぜよ


 海軍操練所が幕府のさたによって解散し、国に帰れぬ龍馬ら脱藩浪士が長崎で結成した「亀山社中」の近藤長次郎は、長州藩士と共に苦心の末、薩摩の名義で長州のカネを使って、英国商人「グラバー」から大砲と軍艦を買う約束を取り付けた。これは薩摩と長州を結ぶための大きな足がかりだった。












帰ってきたウーツー(CDレビューア)-なにをしゆうおまん


 取引きをしている座敷の外で見張っていた龍馬は、座敷の外の廊下で長崎の売れっ子芸子のおもとと廊下で出くわせた。











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-なにをいいよるが


 おもとは龍馬を暗い別室に招き入れ、幕府に逆らう長州藩士と龍馬らが密会をしていたことを奉行所に訴えると龍馬をおどした。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わしをかどわかすきかえ


 おもとはグラバー邸でキリスト像を拝んでいたことを龍馬が言わないことと引き換えに、長州藩士と会っていたことは奉行所には黙っていると取引をもちかけた。キリスト教:耶蘇(やそ)を信仰しているものは見つかれば、役人から厳しい罰を受けるのだ。











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-しょうがないのう


 龍馬はおもとのことを誰にも言わないと約束する。



   ・ ・ ・





帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ちょっとええかえ

龍馬「世の中にはぁ、いろんな人間がおるがじゃ。」
 「耶蘇(やそ)を信じたいもんがおってもええろう。」

「けんど、見つかったら酷い仕打ちを受けるいうががわかっちょって
 「どういて異国の神様を拝むがぜー?」
 「耶蘇いうがは、そればーええもんかえー?」








帰ってきたウーツー(CDレビューア)-やぼなことばきかんといて



おもと「うちの...」
 「すべてですけん。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・








帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ほならおしえてあげますえ


 「この世の苦しみは神が与えてくれんしゃった試練やけん。」













帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ふぅん






帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ようくきいて

 「その苦しみば乗り越えれば、」







帰ってきたウーツー(CDレビューア)-おくれやす


 「天国に行けるとです。」











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・


龍馬「おまんは、どればー辛い思いをしゆう?」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-けんどのう


 「奉行所の隠密をしゆがは、カネのためかえ?」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-あんたにいわれたないわ


おもと「なんが悪かと?」

 突然、おもとは龍馬の方に走りよって襟元を掴んで言った。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-あんたに


おもと「芸子はみんな、」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-なにが


 「親に売られた女ばい!」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わかる


 「はようおかねばためて、」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-とよ


 「いちんちでも早くここば抜け出したかち、みんな思うとるとよ。」








帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ちょっと

龍馬「おまんは売れっ子じゃろうが?」
 
龍馬はおもとの右手首を掴んで自分の方に引き寄せながら言った。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-おかしくは

 「こんな綺麗な芸子はわしやち見たことがないぜよ。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ないかえ

「おまんなら幕府の隠密なあせんでもカネならすんぐに貯まるろう?

 龍馬は掴んだおもとの手首を勢いよく下に向かって離した。









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わからん

おもと「うちが逃げ出したかのは、」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ひとやな

 「こん国です。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-いやな






帰ってきたウーツー(CDレビューア)-おひと






帰ってきたウーツー(CDレビューア)-どうしたが






帰ってきたウーツー(CDレビューア)-もうほっといて

 「ここにおったって...」

 「よかことなんか、なにもなか」
おもとは龍馬から離れると龍馬に背中を向けて障子に向かってつぶやいた。

そして、しゃがんで涙を流しながら鼻をすすり始めた。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・






帰ってきたウーツー(CDレビューア)-○○ちのばか







帰ってきたウーツー(CDレビューア)-あたいをなめたら

おもと「こいは取引です。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・

 「うちのことばしゃべったら...」

 「うちも坂本さんのことばしゃべります。」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-あかんですよ

 「それが、いややったら...」

 「あんことは忘れて。」








帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・


龍馬「...」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-やくそくしる

 「わかった」











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-うらぎったら...

おもと「必ずばい。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わこうとる

龍馬「約束するき。」











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-しんぱいすな

 龍馬は笑顔でうなずいた。











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-よかった




帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ひとことええかえ

龍馬「おもとぉ」
泣き濡れた顔で龍馬のとこを去っていくおもとの背中ごしに龍馬は言った











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ようはおわりたい





帰ってきたウーツー(CDレビューア)-・・・

立ち止まるおもと。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わしのほんねを

龍馬「わしはのう、この国を変えようと思うちゅうがじゃ。」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-きかせちょる

 「おまんが逃げ出したいと思う世の中はのうなるがぜよ。」


それをじっと聞いていたおもとは言った。









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-そんなの

おもと「坂本さんが造りたかとは...」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-しっとるとよ

 「みんながわらおて暮らせる国。」









帰ってきたウーツー(CDレビューア)-わかったら

龍馬はうなづいて言った。








帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ええがじゃ

龍馬「そうじゃ。」










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-なんなん


おもとは少しほおをゆるめたが、あっちの方を向いていった。












帰ってきたウーツー(CDレビューア)-このひと

おもと「おめでたかお方。」











帰ってきたウーツー(CDレビューア)-ほなさいなら

おもとはそういうとふすまの戸を開けて出て行った。










帰ってきたウーツー(CDレビューア)-○○ちのばか

部屋を出たおもとはそでのたもとで涙をぬぐって、

そこにしばらく立ってすすり泣いていた。


 ※ NHK大河ドラマ「龍馬伝:亀山社中の大仕事」より



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