1st EP『color><timer』 2nd EP『たたかい』歌詞 | 夕食ホットオフィシャルブログ

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美容師のボーカルしょったん+建築家の鍵盤きくっちゃん+ぬいぐるみのギターすだっちからなる異色ユニット「夕食ホット」の公式ブログです。

ご無沙汰しております。

イチゴのパックの、セロテープの糊の面が実についてるのが許せないきくっちゃんです。

 

本日2nd EP『たたかい』が無事リリースされたわけなのですが、今回はデジタルリリースのみ!ということなので、歌詞カードがないのです。

 

「歌詞ないやんけ、どこかに載せてよ」と言われちゃいました。確かに! というわけで、取り急ぎ2作分歌詞を載っけておきます。

 

あわせて、しょったんのセルフライナーノーツも見てね。

1st EP『color><timer』ライナーノーツ

2nd EP『たたかい』ライナーノーツ

 

では歌詞です!

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

『color><timer』

※カラータイマー、と読みます

 

1. color><timer

作詞・作曲・編曲:きくっちゃん

 

はいほー今朝も湿気た草木が鼻と目と目と耳を射る

愛を切らしてくてく改札へただまっすぐa><o

ああああああ歩く機械だな

 

もうすぐ心臓がa><o a><o 点滅タイマーでお知らせ 

命を削って地球を守る僕です

もっともっと気づいて欲しいのです

 

はいほー怪我も時化た病気も鼻と目と目と心も

< がしゃーん> 今朝もここ今夜もただタフな<a> 僕なんだ

ああああああでかい機械だな

 

もうすぐ感情がa><o a><o 点滅タイマーでお知らせ 

心を削って地球を守る僕です

もっともっと気づいて欲しいのです

 

ビルを蹴って街を焼いて君を守った

花が咲いて雨が止んで星が降った

 

 

2. ルーム

作詞:しょったん 作曲・編曲:きくっちゃん

 

パパ ママ いい返事

ピーマン色のスカート/ ゴッホの水面のスカート/ 受話器のやたら大き

い電話/ 左右アンバランスな気球のガーランド/ 手の届くところに体温

計/ くま模様のマグカップといいティッシュと耳かき/ 妊娠してもいけ

そうなワンピース/ 安直な星座が描かれているミニスカートととりにく

色のパジャマ/ マスタード色のぽんぽんニット帽/ みじかくて発色の薄

い色鉛筆/ ベレー赤ベレー/ うましまうま(置物)/ パパから奪ったト

レーナー

耳から聞こえる外は

わかんないどうしてどうしてー?

はっはっほうはっはっほう

 

シアン濃いめのストール/ ケチャップ色手袋/ 中学から使ってるごつい

ヘッドフォン/ 非力なドライヤーと強力なこて/ 彼氏がくれた鉄分サプ

リ/ 椅子は苦手だから置いてないから地べたから見上げる和風のプリン

ト天井/ えんじ色の豆皿は気がついたらピアス入れ/ マスキングテープ

登山/ 脱いだ服へのダイビング/ 白とみどりと碧とちょっとピンクのく

さいキャンドル

はっはっほうはっはっはっほう

 

ピーマン色のスカート/ ゴッホの水面のスカート/ 受話器のやたら大き

い電話/ 左右アンバランスな気球のガーランド

 

へいへい向こうですかパパ?

へいへい無効ですかパパ?

なけなしのバイト代で買ったビキニビキニビキニビキニビキニビキニビ

キニビキニそりゃいかんわ

赤ベレー/ うましまうま(置物)/ パパから奪ったトレーナー

耳から聞こえる外はわかんないどうしてどうしてー?

はーい!はーい!

いい返事

はっはっほう

 

 

3. 春が来たい

作詞・作曲・編曲:きくっちゃん

 

花びらが似合うダーリン

はかない冬の最後にああ連れ出したい

桜見たい逃げ出したい転がりたい

陽を浴びたい昼寝したい転がりたいから春が来たい

巻き巻き巻き巻き(巻き巻き)

 

貝殻が好きな私

切ない冬の最後にああ海が見たい

青が見たい飛び出したい転がりたい

そこでしたい君としたい波の音だけでパイの実食べたい 

巻き巻き巻き巻き(巻き巻き)

 

くらっかっかっかっかっか帰さない

ふらったったったったった大好き

すらっつぁっつぁっつぁっつぁっつぁ辛いのね

ふらっぱっぱっぱっぱっぱパイの実、半

 

時計を持たない二人

慣れない冬の終わりにああ抜け出したい

水飲みたい駆け出したい転がりたい

歯みがきたいうがいしたい薄着したいから春が来たい

巻き巻き巻き巻き(巻き巻き)

 

くらっかっかっかっかっか帰らない

ふらったったったったった大好き

すらっつぁっつぁっつぁっつぁっつぁ辛いのね

ふらっぱっぱっぱっぱっぱパイの実、半

 

くらっかっかっかっかっか帰さない

ふらったったったったった大好き

すらっつぁっつぁっつぁっつぁっつぁ辛いのね

ふらっぱっぱっぱっぱっぱパイの実、半

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

2nd EP 『たたかい』

 

1. たたかい

作詞・作曲・編曲:きくっちゃん

 

島から島へと違う奴らを見つけに行くんだこれから

愛の愛の愛の愛の愛のうるさいよ

誰の誰の知らないよね

蒸気の柱が黄道面を照らす

 

街から街へとお前らしさなんて全然いらないし

愛を愛を愛を愛を愛をうるさいよ

選ぶ選ぶ選ぶ選ぶ要らないよね

堪えきれない性格なんだよこのトークはこれでお終い

 

人から人へとたねをうつして行くのうつしに行くんだよ

愛の愛の愛の愛の愛のうるさいよ

誰の誰の知らないよね

蒸気の柱が黄道面を照らす

そろそろバイトなのでこのトークはこれでお終い

 

 

2. 勇気一つを友にして

作詞:片岡輝 作曲:越部信義 編曲:夕食ホット

 

昔ギリシャのイカロスは

ロウでかためた鳥の羽根

両手に持って飛びたった

雲より高くまだ遠く

勇気一つを友にして

 

丘はぐんぐん遠ざかり

下にひろがる青い海

両手の羽根をはばたかせ

太陽めざし飛んで行く

勇気一つを友にして

 

赤く燃えたつ太陽に

ロウでかためた鳥の羽根

みるみるとけて舞い散った

翼うばわれイカロスは

堕ちて生命( いのち) を失った

 

だけどぼくらはイカロスの

鉄の勇気をうけついで

明日へ向かい飛びたった

ぼくらは強く生きて行く

勇気一つを友にして

 

 

3. オルタナティブ

作詞・作曲・編曲:きくっちゃん

 

代わりの人がね最後の最後拒んだ例

やっぱりお前じゃなきゃいけなかったんだろう

代わりの歌はねスタイル以外歪んだ例

僕はあんなもの聴きたくない 

当て振りも何一つ意味がない夢もない

頭と髄がフルに飛び出すくらいの勇気がなきゃね

ぱぱんと記憶を巡りリサイクル最後に浮かんだフレーズ

明日になっても綺麗だといいな

たばこも酒もやらず微細に仔細に辿ったフレーズ

僕はこんな風にお前を待つ

 

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ深い深い腐海の下位へ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ深い深い腐海の下位へ帰れ

 

代わりの場所がね最後の最後荒んだ例

やっぱりここじゃなきゃいけなかったんだろう

代わりの空はね太陽以外を選んだ例

僕はこんなもの見ていたくない

言い訳ばっかでどうもキリがないオチもない

抜け出す根性とスピードはだいたい最初のこの場所で生まれるんだ

時間と運を味方に最初で最後抱いたフレーズ

明日になっても素敵だといいな

期待も後悔もなく意外に次第に透けてく

僕はただただお前を待つ

 

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ深い深い腐海の下位へ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ

あいつ帰れあいつ帰れあいつ帰れ深い深い腐海の下位へ帰れ

 

ぱぱんと記憶を巡りリサイクル最後に浮かんだフレーズ

明日になっても綺麗だといいな

たばこも酒もやらず微細に仔細に辿ったフレーズ

僕はこんな風にお前を待つ

 

 

4. 何気ないビート

作詞・作曲・編曲:きくっちゃん

 

いつも一緒の僕らはそれぞれわりと楽しくて

ステーキみたいに分厚いルールと戦うふりをして

生み出したばかりのいいメロディとビートを抱えて

何気ないそぶりで馬鹿ばっかりのステージに歌を吐く

 

いつも一緒の僕らはそれぞれわりと鈍感で

フライドポテトの匂いで全部なかったことにできる

生み出したばかりのいいメロディとビートが聞こえて

これが世界を変えるはずって信じられたんだ

 

キリンやゾウみたいな器用さは僕にはなくて

自分らしくとかも最近なんだかどうでもよくて

基本悲しいことはすぐに忘れる性格で

それはそれで楽に生きてる気がしたよ

 

ああ嬉しく思ってよ

銀杏にまみれた臭い街路で僕らが手にしたのは

大切な硬い石なんだぜ

 

いつも一緒の僕らはそれぞれわりと楽しくて

ステーキみたいに分厚いルールと戦うふりをして

生み出したばかりのいいメロディとビートを抱えて

何気ないそぶりで馬鹿ばっかりのステージに歌を吐く

 

ミサイルだらけのニュースはわりと気にして見ていて

ブサイクだらけのアイドルだってそれなりに聴いています

弱いふりばかりが上手くなってもう幾千年

俺が俺が俺がって思うのも少し飽きました

 

フランス人ならここで愛の一つも囁いて

スカートみたいなズボンで君を迎えにゆくのだろう

だけども僕はわりと短足な日本の男で

綺麗な歌を作って届ける仕事をしています

 

誰でもかれでも好きな人には気に入られたくて

どんな臭い葉っぱの中でも笑っていられます

生まれたばかりの軽い言葉とビートを重ねて

何気ないそぶり何気ないしぐさでギターを弾いています

 

いつも一緒の僕らはそれぞれわりと楽しくて

ステーキみたいに分厚いルールと戦うふりをして

生み出したばかりのいいメロディとビートを抱えて

何気ないそぶりで馬鹿ばっかりのステージに歌を吐く

 

キリンやゾウみたいな器用さは僕にはなくて

自分らしくとかも最近なんだかどうでもよくて

基本悲しいことはすぐに忘れる性格だから

綺麗な歌を作って届ける仕事をしています