こんばんわんこ
そったんです
すっかりちゃっかり秋のにおいですわい。
服装が変わるのっていいよね。
なかは半袖のシャツだけど おっきめのパーカー羽織ってそとに出る、みたいなね。
それが心地良いんだってことをわたしは知っているよ。
今年わたしは、いままでよりも秋を感じて過ごそうって決めました!この季節にしかうまれない感情を育てなくては!!
そんなわけで10月のプレイリストは
秋の夜長はピアノが聴きたい。
というテーマにいたしました
感情なんたら言ってて「ピアノ」にしばられんのかい
と思ったそなた、一理あるよ!でもわたしが言いたいのはちょっと違うよ
だって、一つの楽器から鳴る音はひとつじゃないのです。弾く人が変われば、弾く曲が変われば、弾く時代が変われば、それは全然異なる音楽になる。何気なく曲を聴いていて、ふっと耳をひろうその一瞬の音色にきもちが救われることだってある。誰でも知っているピアノの音だからこそわかる、違う表情のピアノをたくさん聴いて心うごかされたい今月なのです
そしてそれを秋の夜に聴く、というのがポイントなのですね〜
てことで。
以下6曲でスタート!
Apple Musicにも公開したので是非聴きながらお楽しみくださいませ!
【「Piano」高木正勝】
京都出身の音楽家、高木正勝さんの その名も「Piano」という曲です。ピアノを複数重ねているシンプルな曲だけど、ひとつひとつの音色、音の居場所が計算されていて、美しく聴こえるのには理由があるんだなあ…と感動してしまいます
(計算とか言ったけどほんとうは感覚で作っているのかもしれないし適当にすみませんでもそれほどかんぺきなのです)
【「North」Sleeping At Last】
すきなんだあ〜としか言えない!!!!
シカゴのアーティストSleeping At Last。
この「North」はぜんぜん映画音楽ではないですが、映像とばっちりはまったときの音楽のように、気持ちと涙腺をぐらつかせてきます……エモさが深い。。。
【「でくのぼうさん」夕食ホット】
うふ。夕食ホットの曲入れちゃいました。
でくのぼうさんは夕食ホットの曲の中では意外にめずらしい、ピアノでぐんぐん進んでゆく曲です。ピアノがないとだめ。ライブできくっちゃんに頑張ってもらうやつ。実際このピアノを弾けるひとはなかなかいないのでは?
弾けるひと挙手!!!
【「White Houses」Vanessa Carlton】
ヴァネッサカールトンといえば「A Thousand Miles」ですが、この「White Houses」と2トップ感があるな〜
ヴァネッサのピアノは、ありがたい音がする、笑
楽器の歴史を追いかけてきたような、いい時代を知っているような音。1800年代の音楽を聴いてきたピアノのような…懐かしくて洗練されている感じ。純度高い歌声とあわさってとても尊い。
【「Aqua」高木正勝】
ふたたび高木正勝。2曲入れてもーた。
すいません!!だって!だって!!泣
我慢できなくて!!!
(ご本人 こんなかわいいおじさま)
こちらの「Aqua」は、お水の音とピアノの音の融合なのです。自然界の音(葉っぱのさわさわ音とか鳥の声とか)や生活音を音楽によく取り込んでいる印象のある高木さんですけれど、“自然派なアーティスト”とゆことではないと思う…良い音を届けるためにデジタルの世界にいるひと、というイメージがあります。ただただご自分の耳を信じているんだろうなあ
かっこいい。憧れる。コンサートまた行きたいなあああ
昨年見たコンサートの記憶にすがりつく夜…
【「のうぜんかつら(リプライズ)」安藤裕子】
数年前の月桂冠のコマーシャルソングで有名なこの曲CMで覚えたイメージがあるせいか、夜聴くのがいいですね〜
窓をぱかーと開け放ち、部屋に風を入れる。眠りにつく前のこの時間帯。いまはめっちゃ雨なのだけど。笑
さてさてそして本日は
先週のラジオでつくった「お皿」という曲が完成しました!!いや〜〜お付き合いありがとう!!!
以下、完成系の歌詞でございます!!
お皿
まるいお皿の真ん中で お昼寝してるあなたを見つけた
いびきの音がこだまする 陶器のお皿はよく響く
すごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいすごいよねああ
やがてふたりはお皿の隅に 三角屋根のおうちを建てる
いっしょに起きていっぱい遊んで すごく疲れていっしょに眠る
すごいすごいすごいからラップしてチン
銀のお皿の半分に 生まれたての朝日が射し込む
暑い場所と冷たい場所 お皿にだって季節があるよ
すごいすごいすごいすごい
紙のお皿に雨が降り 学校ほどの池になった
だんだんふやけてぶよぶよ だんだん乾いてまた使う
やがてふたりは土に種を蒔き 土のお皿に土をかぶせる
雨が降って朝日が射して 素敵な生きものが産まれたら
美味しそうだからラップしてチン
ガラスのお皿にうつぶして 見下ろす空は深い海の色
夜の星を映す前に かかとで踏んだら砕けちった
割れたお皿をかきあつめ 下の世界へ掃き掃除
こっちへおいで覗いてごらん お皿の縁は世界の淵
いつかふたりで海を渡ろう 重ねたお皿の島を見にゆこう
やがてぼくらは丸い船を降り とても遠くで虹を渡る
いつかふたりで空を飛ぼうぜ 割れたお皿の雲をかき分け
そしてぼくらは日に焼けたまま 沈む夕陽の夢を見よう
すごいすごいすごいからラップしてチン
この「ラップしてチン」をなぜかパワーワードに笑、ラジオで使うジングルも本日完成しました。
そこまで放送中に終わってほんとによかった…!涙
てなわけで!
来週の放送でさっそくこのジングルが使われるかも!?しれません!!たのしみだなあ〜〜(^^)
どんなタイミングで流れるか楽しみにお待ちくださいませ!!
しょた