ぼけ老人が、よろぼい歩くと・・・・・ | よろぼい日記

よろぼい日記

杖ついてやっとこさ歩いてバタンキューの毎日。食べれない。喋れない。わからない。死にそう。どん詰まりのあがき…………か。それとも死に欲かな?

 

 

加治丘陵(北コース)は、日本カモシカに会えるひそかな楽しみもあるが、やはり、いつもハラハラドキドキをくり返す。

 

何しろ、上り下りが急な上、遊歩道が凸凹していて(特に北12から北15)、杖をつきつきふらつき登っていると、つまずいて谷底に転げ落ちそうな幻覚にとらわれる。

 

 

 

(北コースの凸凹道)

 

 

楢枯れのでっかい枝がいつ頭を直撃するか、北11を通過するたびに心配でならない。

 

 

(ナラ枯れの今にも落ちそうな枝)

 

 

東海アマの調査能力はやはり卓越していて、マンネリ気味でも一応読ませる。

彼の「老人問題、認知症問題」――(https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-2805398640.html)

を拾い読みした。

 

認知症とは、つまり、年老いて、しょぼくれてくると誰でもとっ捕まる“ぼけ”のことだ。

 

 

今の私の歳(79歳)で死んだ父もぼけて、散歩に行った智光山公園で行方不明になった。そのときは私の家族総出で探しに行って事なきを得たが、母もぼけて、せがれの私を見ても、「この人誰?」と警戒する。

 

やがて、私もぼけて、自分が加治丘陵をよろぼい歩いていることがわからなくなって、崖下にふらつき落ちて、傷だらけの死体になるか、そのまま(よう)として姿をくらましてしまうか。

 

それとも、これは一番嫌いな末路だが、病院のベッドに縛りつけられ、点滴を打たれつつ、あの世へ行くのか?

 

(加治丘陵では、今があじさいの見ごろ)

 

 

まあ、それはともかく、明日は一日雨なので加治丘陵のハラハラドキドキは休みだ。

 

明後日も予想では雨だが、平和ネット入間さんと約束した手前、緑の党の杉原浩司さんの小難しいご高説を拝聴しに産業文化センターまで行かなくてはならない。

――――まあ、ご高説も、たまにはいいか。