Amazonと楽天ブックスで
「こはる日和にとける」の本が
発売されました。
必ずと言っていいほど
巻かれる帯。
SNS上のその役目のようなものを
依頼されて
「私しか知らない彼女」を書く
この本の入口になれたら…と思い
「見えない帯」と名付けました。
Amazonの文字数は1300文字まで。
最初の3〜
スマホの画面に出てくる関係で
加筆修正した前のものを
ここ
これを読んでくれた人が
こはる本を手に取ってくれますように。
既に手にしてくれた方々へ。
haruさんに変わって、
「
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見えない帯タイトル
「サロンは秘密基地」
ミモザの記事をキッカケに
彼女を知りました。
自宅でサロンをして
なんて知らずに。
もし最初にそれを知ってたら
こんなに
親
押しが強くなく、
かといって変にへりくだらない
人柄が信頼できて
受けるようになりました。
いつもいい香
1台ベッドが置いてあり
心地いい空間です。
何度も通ううち
キッチンの片隅にある
扉付きの棚が
気になるようになりました。
彼女が何かを出すたびに
開け閉めする扉の向こう側に
ファイルのよ
冊子の並びが目に入るのです。
だんだん親しくなってきたある日
あの冊子は何なのか聞くと、
切り抜きやメモだと。
軽い気持ちで見せて欲しいと言うと
いつもNOと言わない彼女が
NOと言ったのです。
とても申し訳なさそうに、
でもハッキリとした瞳で。
それ以来その棚は
彼女の意志あるヒミツの世界として
盗み見する空間となり
アロマで人を癒す仕事とは
無関係の扉の中は、
きっと人の目にふれる
彼女の中の何かなのでしょう。
でもなんとなく、
その扉の中から
「何か」が外へ
出たがっているように感じて、
必ず1回は
見つめてやり過ごしていました。
「もっと 顔ば上げて、
先のほうば見んね。」
自転車の練習中、
父に幾度もそう言われました。
(あとがき より)
構成を重ねる過程で読んだあとがき。
このくだりが一番印象に残っ
まさに今まで遠くに思えた
数本先の電信柱を見上げて、
そして1冊の本に。
写真を提供する、
ブックデザインを手掛ける、
彼女の人格がファンを作った
アメーバオウンド
この書籍化の「見えない帯」を
書くにあたり、
彼女の温かいルーツが溢れています。
炬燵の上のクリスマスケーキ。
レンゲの花の行く末。
あの扉の中にあったものは
本の内容と違うのかもしれないけど、
今回の本、
そして彼女自身のルーツであることは
間違いないと思います。
一人の女性が
扉の中にしまっているルーツを
1冊の形にした瞬間を
ぜひ共有してくだ