大須観音骨董市へ | uguisuのブログ

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好きなモノ、ヒト、けしき、少しずつ。楽しくコラボしてくれるひと探し中。

 

大須観音骨董市に行ってきました。

数年越しの夢。

 

 

毎月18、28日開催の、

 

名古屋市内にある

大須観音境内でやる骨董市です。

 

18日が(土)だったからGoー!

 

昭和レトロの宝庫で

掘出し物が多いと聞いていて

 

いや~

その通り!

 

前日から泊まったので

朝6時大須観音駅に到着。

 

最寄りの駅を降りると

あ~ここらへんの人みんな

大須観音骨董市だなぁ…………な

濃そうな人ばかり

 

着く前からテンションアップ

 

大須だよ〜

 

来ちゃったわ〜♡

 

まだお店の人が出店準備中

 

初めて来た骨董市だから

はやる気持ちを抑えてしばし観察

 

品出し中なんてお構いなしに

品定めする人に

いらっしゃ~いと声をかけるお店の人の

様子を見て

 

どうやら優しい骨董市らしい…

 

よし

お買い物開始。

 

品出し中の布さえも気になる・・・

 

すぐに昭和レトロキッチュ発見。

 

 

「そこらへんいいでしょ?」

 

「好きです〜

箱つきならいくら?」

 

 

「そっちのピンはどう?」

「好き〜」

 

「これ可愛くない?

むかしの外で絵を描く時の水入れだよ」

「100円だよ」

 

「きいちのぬり絵はどう?」

 

ちょっと話しただけで

レトロ可愛いのが大好きなのが

だだ漏れなお店のおじさん。

 

 

別のお店で

あっ!キューピーの横に鹿の角が!

 

2月のムロマメ舎作品展で

エリカさんがディスプレイに出してくれた

鹿の角と同じ

 

なかなか手に入らないって言ってたなぁ・・

 

恐る恐る値段を聞くと

え?うそ!な、お値打ち価格

 

出店のご夫婦の肩越しに

素敵なカゴを発見。

 

よく見ると品揃えがとても素敵…

2人にインタビュー開始。

 

「よくこの骨董市出られるんですか?」

「四国から来ててまだ3回目だよ」

「え?四国から?すごい・・

あ~その後ろの竹のカゴも素敵」

 

「3つ全部買ってくれたら安くするよ

持って帰りたくないから」

 

「ほんと?鹿の角も買うから負けてくれます?」

 

「あ~こっちのカゴもいいなぁ」

「山葡萄の籠もすてき…」

「ほら持ってみて。いい状態でしょ?」

 

大正時代の吹きガラスを

見せてもらったり

 

かごの編みを愛でたり

 

お買い物と

値下げ交渉と

世間話のコミュニケーション。

 


別のお店で

「3本で500円ね。

お姉さん、これ何に使うの?」

 

「バックの持ち手にしようと思って」

「なるほどー!」

 

隣に立ってた人が

「あらっそれいいアイデアねー!」

「でしょー?3本500円ですよ

あそこに沢山さがってますよ」

 

 

「すみません、すごく素敵!

1枚撮らせてください!」

 

 

紙ものが多いお店では

何このファイル…

お高い…

 

開けてみると全ページが

 

レトロ紙のコラージュ!

すごく素敵…………

 

お姫様にハイライトのたばこを

組み合わせるセンスさいこー!

 

制作者は誰?!

 

盗み見するとお店の人は

白髪の帽子をかぶった初老の男性。

店番の人かなぁ…

 

誰が作ったのかな

仕入れてきたのかな?

そう思いながら

 

別の質問をしてみてジャブ。

 

「これ、何に使うんですか」

 

「青写真だよ。ジャーナルに使うんだよ」

白髪のおじさんから

「ジャーナル」って言葉が出てきて意外。

 

「このファイルもわたしが作ったんだよ」

 

「完成されたジャンクジャーナルより

未完成な感じなのが好きなんだよね」

 

「小さな紙も捨てられないんだよね」

 

一気にファンになりました♡

「おじさん、すてき♡

ファンがいるでしょ?」

 

「まぁね♡

ジャーナル好きな人は出足が遅くて

お昼ごろ来るよ」

 

その前に買い占めねば笑。

 

裁縫箱いいなぁ

状態がきれい…

 

道具付きだわ〜…

…って見てたら

 

通り過ぎざまにお店の人が

「それ、1000円だよ」

 

 

木陰に椅子を置いてゆったりしてる

おじさんのお店

 

あ~レザーの佇まいが好き。

「これいくらですか?」

って聞くと、

すぐにお値段教えてくれなくて

椅子にゆったり座って微笑みながら

 

「はんかちょうかってやるやつでね」

 

「バーのカウンターでふって見せて

サイコロを縦にきれいに並べて

ナンパに使うんだよ。800円。」

 

「買います」

 

少し笑いながら

「買うの?笑バクチするの?」 

 

「しないけど、

このレザーの佇まいが好き」

 

「ふーーん」

 

そんな風な楽しい会話ばかり。

 

「これ何に使うんですか?」

「うん、まぁ・・ネガ入れるんだけどね

ギミックがいいでしょ?」

 

(ギミック・・・・)

 

ブリキのおもちゃの構造について雑談する

店主と知らない人同士の男性。

 

今まで行った中で

断トツお店の人たちが

粋でカッコいい骨董市でした。

 

しかも、安い!

 

ほくほくしながら

 

大須商店街で

 

名古屋モーニング。

 

お店もいいわ~…………

 

名古屋本場は

モーニングって言わなくて

 

飲み物頼むと

トーストや卵がついてくる。

だから飲み物頼むだけ。

 

慣れなくて何度も他の店で

モーニングセットで珈琲ください

って言っちゃった

 

 

それにしてもサイコーです。

 

大須。