2026年以降の郡山市で一番期待されるのが「(仮称)メディカルヒルズ郡山」の開発です。以前にお伝えした「JR郡山富田駅は成功例」の記事に加筆して再度UPします。JR郡山富田駅は益々利用者が増加し、東部幹線の延伸で郡山インター線、うねめ通りと接続され市街地一体化が更に進むことになります。
JR磐越西線の「JR郡山富田駅」は開業7周年を迎えます。郡山市の要望によりJR東日本が設置した請願駅です。郡山市内有数の住宅地である八山田地区を後背地に持ち、医療関連産業の集積を目指し旧福島県農業試験場跡に郡山市が整備計画中の「(仮称)メディカルヒルズ郡山」には、総合南東北病院と共同事業者が新病院と医療関連施設の建設を予定しています。某経済新聞によれば、郡山富田駅を軸に住宅・産業集積の成功例として取り上げられています。
郡山富田駅の利用者数
無人駅のためJR東日本と郡山市は利用者数の調査はしていないようですが、1000人/日の利用者数を見込んで開業しています。ある団体が、実際に駅に赴き、利用者数を計測した。計測日は2018年11月1日(木)、郡山方面(上り)利用者と会津若松方面(下り)利用者をそれぞれ計測した。郡山方面については、乗車484人(内制服学生133人)、降車71人(内制服学生23人)、会津若松方面については、乗車61人(内制服学生15人)、降車472人(内制服学生138人)となる。総利用者数は1088人となる。3本分の運行について調査ができていない点を考えても、目標利用者数には十分到達していると調査結果を報告している。終日の方面別利用状況を見ると、上り方面は乗車、下り方面は降車が圧倒的に多いことから、富田地区の居住者の郡山方面への利用と、郡山駅方面からの新駅利用が圧倒的に多いとのことです。
これまでJR郡山富田駅の具体的な利用者数は不明でしたが、この調査結果から予定通りの利用状況であることが証明されました。この後、総合南東北病院と関連施設が整備されれば更に利用者が増える事になるでしょう。脱クルマ社会を目指すコンパクトシティ化のためにも公共交通機関は大事です。新駅開設は大成功でしたね(祝)!


(仮称)メディカルヒルズ郡山

総合南東北病院イメージパース

移転新築される「総合南東北病院」の新病院は7階建て、延べ床面積は6万8千平方メートル規模になる見通しとなりました。「メディカルヒルズ郡山まちづくり協議会」の会合で各施設の配置案が示されたようです。開発用地約16ヘクタールのうち、新病院は郡山インター線側に面する敷地南側に建設し、平屋約2100平方メートルの商業施設も配置する予定。2025年度中ごろに用地造成と建築工事に着手が予定されていましたが、昨今の建設業界の状況から遅れが出ています。2027年度の建設開始に変更されているそうです。
一方、敷地中央の緑地帯を挟んだ北側には共同で開発を担う医療関連事業者が施設を整備する。JR郡山富田駅側にクオール(東京都)が商業施設(2階建て約7千平方メートル)、飲食店(平屋約700平方メートル)、事務所(3階建て約3千平方メートル)のほか、ホテル(4階建て約4千平方メートル)を新築する予定。
ふくしま医療機器開発支援センター側には、エヌジェイアイ(郡山市)が事務所2棟(平屋約1800平方メートル、2階建て約1800平方メートル)を計画。江東微生物研究所(東京都)は内環状線側となる敷地西側で研究所(3階建て約6千平方メートル)を建てる方針。
JR郡山富田駅には駅前ロータリーも設置され、路線バスが乗り入れる。敷地内には内環状線と郡山富田駅前、東側の市道をつなぐ全幅12メートルの道路も計画されている。
会合では、新病院などの整備に伴う交通量が平日で約1万3590台に上る予測値も示され、委員から市道拡幅などの交通混雑緩和、安全確保策に関する意見が出されたそうです。病院ゾーンに隣接する私有地の開発も期待され、西ノ内界隈のような街並みになるのではと思っています。