国道交通省が発表する平成28年度、四半期ごとの主要都市高度利用地地価動向報告
東北では、盛岡市・仙台市・郡山市の3市が選抜されている。
(福島県では郡山市のみ選抜、流石に福島県内最大の都市)
都道府県 :福島県
都市名 :郡山市
区分 :商業
地区 :郡山駅周辺
総合評価 :0~3%上昇
地区の特徴:JR郡山駅西口周辺。中高層の百貨店及び店舗ビル等が建ち並ぶ商業地区。
●地価動向
当地区及び当地区周辺では優良オフィスビルの新規供給がなく、既存優良ビルは高い稼働率を維持している。一方、小規模オフィスビルは優良ビルと比較して賃貸需要が弱く、空室募集が常態化するビルも見られる。当地区等の歩行者数は昨年と比較しやや減少傾向にあるが、飲食店等の空室率に目立った変化は見られない。郡山駅前で平成28年春に開業した8階建の飲食店舗向けビルは満室となった。当地区等では投資適格物件の供給が僅少な状態が続いており、物件が供給されれば下記複合商業施設開業後の繁華性向上への期待感を反映し、取引価格の緩やかな上昇が見込まれる。このような需給動向から、当地区の地価動向は引き続きやや上昇傾向が続いている。
●将来地価動向
郡山駅前で建築中のホテル・金融機関・飲食店舗・物販店舗等からなる13階建の複合商業施設は平成29年2月開業予定である。当該施設開業後は歩行者数の増加等に伴う繁華性向上が期待される。オフィスビルの新規供給予定はなく、復興関連企業や一般企業の賃貸需要が堅調であるため、既存優良オフィスビルの稼働率は引き続き高水準の維持が見込まれる。当地区等での売り物件は今後も少ない状態が続くと見込まれるが、上記施設開業に伴う当地区の繁華性向上への期待から、当地区の地価動向はやや上昇傾向が続くと予想される。