杉浦優司です。
普段の生活において、人はだいたい決まりきった枠組みの中で生活しています。
その枠組みは様々な経験から自分自身で作り上げてきた内なる枠組みです。
それは、別の言葉で言えば習慣であり、癖であり、性格です。
多くの場合、それは当たり前すぎて気づかない事が多いのですが、イラっとしたり、落ち込んだり、笑ったり、・・・、そんな感情の起伏と共に表面化します。
それらが好ましく働いている内はなんら問題がありませんが、自分自身の可能性を狭めるように働いているのであれば、それはもう「変えて行く」サインなのかもしれません。
人は誰もが、心地よい領域を持っていて、そこから出ようとすると途端に不安や恐れが湧いてきます。
そして、多くの場合は、色々な理由をつけて、その心地よい領域（コンフォートゾーン）に留まろうとします。
例えば、「○○するぞ！」と意気込んでも、直ぐに「△△だからできない。」と打ち消すような場合、それが何らかの理由で自分のコンフォートゾーンを超えようとしている可能性が高いと言えます。
でも、魂が自ら定めた使命を果たそうと望むとき、そのコンフォートゾーンを乗り越えなければならない場合が多々あります。
そこに葛藤があり、そこに清水の舞台から飛び降りるような決意が必要になってきます。
それがただ単にコンフォートゾーンを超えるだけだという事に気が付くと、その領域を乗り越えるのに清水の舞台から飛び降りるくらいの決意をしなくても、（そのコンフォートゾーンを）予め十分なくらいに広げておけば、階段を下りるくらいの決意で実現できるようになります。
更に領域を広げる事ができれば、まったく段差の無い道をただまっすぐに進むくらい滑らかに実現できるようになるかもしれません。
このコンフォートゾーンを広げるのに、シータヒーリングの思い込みへの働きかけのテクニック が非常に有効です。
創始者のヴァイアナさんは、「シータヒーリングは皆さんのディバインタイミング（魂レベルで望んでいるこの世界に生まれてきた目的）をスムーズに実現するのに役立ちます。」
というような趣旨の事を言われていて、本当にその通りだと思います。
ただ、このコンフォートゾーンを抜け出すのは、自由意思による選択が必要になるので、シータヒーリングを知っているからと言って誰もが直ぐに抜け出せるわけではありません。
私がみる限り、多くの方はこの領域の境界線に気づいていないように感じています。
それは、その領域があまりにも（当人にとって）当たり前で心地よいからです。
そして、必ずしも全てを変えなければならないわけでは無いからです。
でも、ここに気づく事が出来るようになると、人生を大きく変える事が出来るようになります。
2012年9月29日のコラム
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