嵐の金曜日 | ufocluvのブログ

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気ままに音楽の話でも・・・。

 サウンドストリートで、3組のアーティストを、甲斐よしひろが協力にプッシュしていた時期がある。
 もんた&ブラザーズ・・・ダンシングオールナイトかけたあと、実はB面が好きだと甲斐よしひろは言っていた。B面は「ジャーニー」
 佐野元春・・・アンジェリーナの中西さんのピアノは絶品だと叫んでいた。
 ハウンドドック・・・嵐の金曜日をかけた後、大友康平は、わざわざ礼状を番組宛てに送っている。

 そして、ハウンドドッグ・・・。現在、大友康平が、たったひとりでハウンドドッグを名乗り、活動しているという。昨日の武道館、大盛況だったと聞いた。しかし、今後、新たな楽曲を生み出せるのだろうか?6人で活動していたときのような、名曲を再び生み出せるのだろうか?そして、その楽曲は、本当にハウンドドッグの楽曲として認知していいものなのだろうか?

 甲斐よしひろの武道館で見た大友康平、彼は確かにひとりでもハウンドドッグだった。甲斐さんとならんでうたったブルーレター。心にしみた。すばらしいボーカリストである。そして、負けず劣らず他の5人もすばらしいミュージシャンであることには間違いない。
 僕は、ずっとハウンドドッグを応援し続けた純粋なファンではないので、こうしてほしいとか、こうあるべきだということをここで書こうとは思っていない。ただ、深い溝をこのまま放置しておいて、みんなが納得できる形に収まるのだろうか?

 いっぱつ頭下げて、OKってわけにはもういかなくなってしまったのでしょうか?テレビでしか見たことないけれど、ハウンドドッグの演奏ってのはすごいですよ、個人的に大好きってバンドではないんだけど、そういう僕が見ていても「これは、すさまじいなぁ」という演奏です。息がぴったりあっていて、そこがまぁとにかくすごいんだな・・・。

 俺は以前、UFOCLUVは俺のバンドだから、俺がいればそれはUFOCLUVなんだと考えていた。でも、ちがった。バンドには、そのバンドにしか出せないグルーブがある。もちろんメンバーが替わればそれも微妙に変わる。それを心地よく効かせるようになるまでは、それぞれの試行錯誤が必要だ。そして、そんな苦労を乗り越えて、生まれてくるグルーブが、バンドのグルーブというものだ。
 大友さんのことは、応援したい。でも、そんなことを知っている人間だからこそ、もう一度立ち止まってほしいとも思う。
 富澤なんやらという音楽評論家が、原因とか結果をはっきりすべきとしたり顔で語っているらしいが、その原因と結果6人でぶつけ合ってみてはいかがでしょうか?
 プロである以上、ビジネスが絡んできて当然だし、それはファンに見せてはいけない部分でしょうから、6人でぶつけ合って、それでだめなら仕方ないと思います。

 50代に突入してもまだライブバンドであり続ける。ましてや武道館でやれるというパワーも持っているバンドが、このまま分裂なんて悲しすぎる。