死刑! | The World Is Waiting For The Sunrise

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<土浦通り魔事件>金川被告の死刑確定
1月5日0時32分配信 毎日新聞


茨城県土浦市のJR荒川沖駅通り魔事件などで9人を殺傷し、殺人罪などで死刑判決を受けた同市中村東3、無職、金川真大(まさひろ)被告(26)の判決が、控訴期限の5日午前0時確定した。先月18日の水戸地裁判決を受けて弁護士が即日控訴したが、同28日、金川被告自ら控訴を取り下げていた。

 金川被告は同25日の毎日新聞記者との面会で「(被害者に言いたいことは)まったくない」と謝罪の意思を示さず、死刑確定後、親族以外の面会ができなくなることについても「寂しくない」と淡々と語った。

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この文字を見るたびに漫画「がきデカ」を思い出すのですが、

最近この手の死刑になりたくて人を殺すという事件が目立つようになり、

死刑は、はたして極刑なのだろうかという気がしています。

つまり、犯罪抑止力としての存在でなくなりつつあるのではないかと。

犯罪を撲滅するという観点からすると、人間を育てる家庭環境とか

地域の社会環境とかを見直すという作業も必要なのですが、抑止力としての

刑罰を考えるとき、終身刑のほうが被告にとっては苦痛になるのではないだろうか

という気がしてきました。そうすれば格安の労働力を得ることが出来るし、

ん十年の歳月で受刑者に反省と謝罪の心が芽生えればそのほうが

社会にも受刑者にも利益になると思うのです。

以前は死刑容認論者でしたがこの心変わりは少しは成長したのでしょうか。