先日の木星①の続きです。

 

 

木星は幸運の星とか言われているけれど、その正体は一体なんぞ?というところから

書き進めているのがこの企画?項ですが、”幸運とか開運とか、ラッキースターとか(一緒!英語にしただけ)”

いろいろ言われるけれど、その正体とは?!

 

 

木星=ゼウスの星とされているけれど、そこから掘り下げていったほうがエネルギーの特質がわかるのでは?

というのが、前章までの話。

 

さて、ここまではキャッチアップで、ここからが本題というか今日の話ですが、

木星とはゼウスの星であり、射手座の守護星でもあるというところから、9ハウスと関係が深いことがわかります。

 

では、9ハウスとは?

 

人によって多少、捉え方は違うと思うのですが、

哲学、高尚な学び、旅、学問(大学とか)冒険、法律というのが

所謂9ハウスが担当するとされる領域であり、

メジャーなキーワードでは無いでしょうか。

 

 

そして、そうやってとらえるとこれらキーワードが差すものは

件のゼウスのキャラと合致するところも多く、なんだか、木星のひととなり、

性格みたいなものがうすぼんやり見えくるようにも思えます。

 

「あ〜、木星があるところは”冒険せよ”のハウスなんだな」とか、

「木星がいるサインは”学びおおき”エリアなんだな」とか、

「誰かのn木星とn太陽(自分の)が合致すると”学びが生じたり、冒険に出たりする

”jojo三部作の仲間たち見たくなるんだな!」とか。

 

なるほど、こうして木星の作用というか、私たちに対して木星が伝えるバイブス自体が

リアルに”肉感”を帯びてくると思うのですがどうでしょうか。

 

木星とは自由をもたらす代わりに、その範囲内で学びが多く、経験を積まされ、

その中で己の哲学、美学を叩き上げていくことが促される、そんなパワー・宿命をもたらす星。

木星が成功を表すこともあるのは、”そういった自由に遊んだり、活動したりして、

失敗を重ねたりもしながら、血肉となった経験値・体験”が人を成功とか豊かさに導くから。

 

正に文字の通り、”功”を重ねて”成”っていくもの・・・・なのですね。

 

土星との違いは、

土星はどちらかというと苦手領域。

おそらくは”やりたくないこと”

でもそれにはかならずどこかで向き合わないといけないこと。

 

木星はどちらかというとさらりとできてしまったり、得意だったりすること。

(ただし好きか嫌いかは問わない)

でもなぜかその領域で冒険することになったり、

旅をすることになったり、外に出かけていくことになったりする、

そんなことを指しているのだろう、と。

 

 

少年が自由に遊ぶ、その中で時に骨を折り、怪我をしつつも、

実地で何かを学び、この地球というフィールドを使って、

まさにリアルOJTI(on the job training)で何かの学びを深めていく。

 

少年〜青年〜成年〜熟年〜老年と歳を重ねるごとによって円熟味を増していく・・・
その成長の軌跡そのものが木星の担当領域であり、

また、そういった”円熟”を求められるフィールドを示しているのが、

個々人のネイタルのなかで木星がいる座標・ハウスなのでしょう。

 

 

そういったことから、

木星をつかっていくと、つまり、円熟させていく(鍛えていく!)と、

結果、その学びは体系化・編集され、本になったりすることもあるだろうし(9ハウス=出版)

ときにその生き様はガイドになったり、ベンチマーク/ナビとして機能することもあるだろうし(9ハウス=先生)

また、その積んできたものを高尚なものに変えて”価値があるもの”にしていくということもあるだろうし(9ハウス=学問)

はたまた、冒険の成果が大きな発明・発見につながるなんていうことも・・・・ということなのですね!(9ハウス=遠方の旅)
 

木星とは意識的に鍛えていく、育てていくもの(たまごっちみたいな!)

 

そうして考えると、あなたが社会で輝くために意識すべきは

「木星がいるサインであり、ハウスである」とはいえないでしょうか。

 

 

木星③へ