
個人的な評価★★★★★☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
ミニカー、特にブリキのおもちゃの世界には警視庁の白黒のワーゲンパトカーが結構あるが、現実世界にはそんなものは無かったようだ。基本的には国産自動車メーカーからの採用になるのである。
ダンディにも無い。
だけど、ポルシェはなぜかあるようだ。
さて、
トミカダンディの辞書とも言える「国産ミニチュアカー考古学」には「セカンドモデルとしてリリースされたモデルは裏板刻印がDJ(J)となっていた」とある。
こちらの刻印はなぜかF21である。
どちらにしても箱にある番号「DE-006」とは違うわけで、そのあたりの都合はよくわからないところもある。
「国産ミニチュアカー考古学」の少し後方のページにダンディの金型を使用して作成されたカド―版のポリスカーが取り上げられているが、その説明には「ダンディのDF-21-1」とは異なり・・・」とあるので、ダンディのポリスカーの本体に刻まれた型番の刻印がDF-21(F-21)であることは問題ないようである。
ちなみに、キッズモービルの同金型パトカーはDE-6(E-6)であるから、DE(E)ナンバーの金型は実際に存在するわけであるし、確認したらカドー版のポリスカーはダンディのものと同じDF-21(F-21)である。
もはやなにがどうなっているのか訳が分からない。
後に販売されるダンディの金型を使ったカドー版のポリスカーシリーズは天井に乗っているランプが一つだが、こちらはランプ2つとそれに挟まれた拡声器1つになっている。
キッズモービルのランプもダンディ版と同じランプ二つのタイプである。
そういえば、初期のものとセカンドモデルとの簡単な見分け方は「タイヤがプラスチックであるかゴムであるか」である。
セカンドモデルではタイヤはゴムになっている。
これを進化と言っていいかどうかはわからない。
トミカ製品の型番や派生は時々複雑でよくわからないものがあるが、それでもやっぱりダンディのワーゲンは最高だと思う。
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