個人的な評価★★★★★★★
客観的な価値★★★★☆☆☆
2002年8月26日、ネコ・パブリッシング刊。
トミカダンディが好きでこれを持っていなければ絶対に買わないとダメな1冊。
現状で最高級の○○ペット系ミニカーの目録とも言える「ミニチュアカー考古学」（ジェイズ・ティーポ1996年8月増刊）にカラー版があるという話を何かで読んだことがあったので、この雑誌の存在は知っていたが、1996年刊の出来があまりにも良すぎたために、さらにお金を出してまでカラー版が欲しいと思うことは全くなかった。
先日メルカリで2000円（当時の販売定価割れ）で出ていたので、なんとなく購入。
買ってみてびっくりした。
2冊はまったくの別物と言っていい。
1996年刊は完全な○○ペット系中心の掲載であったが、こちらはトミカダンディを中心としてカラーバリエーションなどを含めて本当に詳しくまとめられている。
ダンディシリーズ絶版後ということもあり、純粋なダンディシリーズだけではなく、JOUJOUやカド―版なども掲載があることから、関連製品がほぼ全部載っているのではないかと思う。
間違いなくダンディの目録としては現状知りうる限りで最高のものだ。
2002年というと、トミカ30周年でトミカダンディが復刻されてから間もないので、そういう需要もあったのかもしれない。
また、「1996年刊のカラー版」というのもあながち間違っておらず、おそらく旧版から欠損なくモデルペットやダイヤペットについてもきちんとカラー化してまとめられており、言ってみれば完全な上位互換となっている。
大好物のリーンレプリカについても詳しい記載があるが、これは1996年版の内容とほぼ同じであり、むしろ情報的には1996年版の方が優れている。
これは残念だ。
ダンディ関連のワーゲンのラインナップについて型番別に詳しくまとめられているため、手に入れていない型番については無理はせずに安ければそろえていこうかと思っている。（ほんとうに助かる）
定番の目録リストがあり、各発売年が載っているのも地味にありがたい。
ショップリストもあるが、こちらは今どれほど残っているか・・・
そういえば、よりによって最後の方の「国産ミニチュアカー再発見」の項目にものすごい誤植の連発があるが、これ、よくスルーされたものだと思う。よりによってシルバーペットのミニカーやシンセイ？のカウンタックの表示が・・・
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