Pippo Magic@AC Milan -76ページ目

生きる上でのメンタル

今日はいつものサッカー感想とは趣向を変えた内容を書いてみようと思う。


実は先月、ホント偶然のキッカケでスポーツ選手のメンタル面を鍛える

メンタルトレーナーの高畑好秀さんから講話を聴く機会があった。
サッカーは勿論、野球・テニス・陸上・水泳・競馬に至るまで実は様々な

スポーツ好きだが、競技選手にしか目を向けない表向き人間だったので、

失礼ながら高畑さん自身を知らなかった。

だが、講話の内容は非常に有意義なものだった。


失敗はありつつも世間が納得するレール(超一流ではないし、浪人もして

いるので泥は塗られているが...)をそれなりに進んできた私にとって

「後々、●●しておけば良かった」と後悔しない様な生き方を念頭において

活躍されている事が窺える聴講者から出た質問に対する受け答えは私の

心の奥底で渇望している理想的なものだった。


そんな体験も相まって、私はメンタルの弱い人間なのでレールから出せて

いないままだが、最近物事を考える基準が下記のようにシフトしている。

「(今のまま生きて行けばお金で不自由しないかも知れないが)60歳に

なった時に振り返ってみて幸せだったと言えるか?


スポーツ面で昔から分析してみたいメンタルは・・・

「何故、南米(主にボカ・ジュニアースを指す)はあれ程PKに強いのか?」

「経験を積めば、プレッシャーに打ち勝てるようになるのか?

(ジラルディーノは若いから大舞台では無理と人々は言うが、数年すれば

インザーギのように大舞台で結果を出す選手に本当になるのか?)」

All white for Milan in Athens

ロッソネーリは今回もアウェー用ホワイトカラーのユニフォームを選択。

ベスト8のドロー結果、2年前同様に今回もユニフォーム選択権を持っていた

ACミラン。


ミランにとって、非常に縁起の良いとされるユニフォーム。

私自身もそれにあやかり、初めて購入したミランのユニフォームは白だった。


一方、リバプールは自動的にレッドのユニフォーム着用になった訳で大歓迎

だろう。ここでもまた2年前と同様のシチュエーションとなった。

それでも尚、素晴らしいManchester United

Sir Alex Fergusonは

「ミランは非常によく準備が出来ていて、我々を上回っていた。ボールの持ち

方はこちらより巧妙で、プレーのスピードもあった。彼らは素晴らしい勝者だ」

「最初から最後まで追わなければならない展開となった。ボールをキープ

することすら難しかった。

フィジカル面でもミランの方がしっかり準備出来ていたと思う。それが両チーム

の差に繋がったかも知れない」


確かに準決勝2ndレグはそうだった。1998-99シーズン以来の決勝進出を

逃してしまった・・・それでも全く恥じる事は無い。

クリスチアーノ・ロナウドはドログバを抑えて国内の賞を受賞し続けているし、

ウェイン・ルーニーは新ワンダーボーイから、落ち着きのあるプレーヤーへ。

今季のマンUは今後数年間に対して改めて大いなる期待を持たせるシーズン。


4年ぶりのプレミアリーグ制覇と3年ぶりのFAカップ制覇は是非成し遂げて

もらいたい。それに十分値するチームだ!


ファーガソンの『相手の方が準備が出来ていた』・・・これはプレミアリーグの

チームより放映権を優先する現状のスケジュール設定に対する不満が大いに

含まれており、トットナムがセビージャ戦→チェルシー戦までの間が36時間

しか無い事に続く、近頃2度目の警告だ。