リオ旅10日目【我が幸を感ずる時、相手もまたそれを感ずる】 | ryosukeのブログ

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リオ語録2・【我が幸を感ずる時、相手もまたそれを感ずる】2014/05/31(土)

【背景・由来】

このチャリ旅でたくさんの人々からたくさんの品々を頂戴する。

彼らの助けがあるからこそ、続けられるチャリ旅であり、

彼らの期待と笑顔が見られるからこそ、続けられるチャリ旅である。

彼らが私を助けてくれると私は幸せを感じる。

彼らがその私の顔を見ると幸せを感じる。



助ける・助けられるの本質を味わえるのは、正しく【旅】だ。



だからこそ、みなさんにも旅をして欲しい。

日本でも海外でも良い。

チャリでも、徒歩でも、電車でも良い。

絶対に人の助けを必要とし、

同時にそれに感謝するから。

だからこそ、私は旅を続ける。みんなが旅人になるまで。



【2014/05/30(金)】

この日は新潟市を去る日。そして村上市に向かう日でもある。

午前10時に起床し、準備をしながら直樹とくっちゃべり、

12時に直樹オススメのらーめん屋(エビ出汁)に行った。

上品なエビのスープは今でも口の中で香りを出しているような感覚だ。



そして、一度帰宅して、

チャリ旅出発の準備に着手した。



直樹はヴァームウォーターに引き続き、またもや差し入れをくれた。

私の大好物・ミンティア。

直樹はいつも私になんでもしてくれる。

オススメのお店に連れて行ってくれたり、

旅を続けられるように何かくれたり・・・・本当にありがとな!



そして、村上市に向けて15:30出発。

最初に珍事件が勃発した。笑



気づいたらバイパスを走っており、

誰かが「変なチャリ旅野郎がいるぞ!」と通報し、

警察が待ち構えていた。



でも、その警察たちもまた優しかった。

私の為に、村上市行きの道順を教えてくれた。

そして、「ブログとかあるの?」って聞いてきたから、名刺を渡した。



道を教えてくれてありがとうございます!



そして、改めて村上市に向かったが・・・

風が強い。。。それに出発時刻が遅過ぎたから

少しずつ暗くなってきた・・・・



今日は遅くなってはいけなかったのだ。なぜなら、村上市名物の

ちどり・だあまた丼を頂戴したかったから。



でも風のせいで、体力が簡単に吸収される・・・

しかしながら、新潟市から村上市までは60kmしかなかったから、

20時過ぎには到着することができた。



「少しセブンで休憩しよう」ということでセブンの入り口近くで座っていた。

そしたら、地元の不良少年みたいな子に絡まれた。



少年「なに、日本一周してるの?どこから来たの?」

見てくれは27歳ぐらいいってそうな人だったが、話し方と声質がまだ若い・・・

私「東京からです」

少年「へーすげえな。金はどうすんの?」

私「適当に稼いでいますよ」

少年「なんか酒買ってきてあげようか?」

私「ありがとうございます。でも飲酒運転になっちゃいますよ。笑」

でも、その気持ちが一番嬉しいよね・・・・ありがとう、少年!!!



ちなみに少年は19歳でしたw

彼の友達も来て、なんやかんや話していたら、

気づいたら20:45分・・・・・やばい。ちどりのだあまた丼が頂けなくなる。





ちなみにだあまた丼をどうやって知ったかというと、

直樹が金曜日に居酒屋に連れて行ってくれた時に一緒にいた

ともちゃんがmailでオススメを教えてくれました。

(この奥の子ね)






ともちゃん、そして改めて紹介してくれた直樹。ありがとう!!



そして、閉店までに間に合うかどうかわからないが、

とりあえずダッシュで向かおうとしたら・・・・

なーんと坂道で上り坂・・・

ちーーーん!

でも男に二言はない。

食べると決めたら食べる!!

だから、立ちこぎで走った!!



遂に・・・「よっしゃーーーーとうちゃーーーく!!」

ドアをガラガラと開けつつも、よだれが垂れそうな口元はしっかり閉じ、

中に侵入した・・・・あれ??まじで?

「本日の営業は終了しました」の看板がある・・・まじかーーー



でも、剣道で培った根性を臍下丹田に込めて、

諦めずにボタンを押して、店員さんを呼んでみる。

「すいませーーーん、もう営業終了ですかーーー?だあまた丼だけでも頂きたいのですが。」

店「あら、旅人さん。もう終了したけど、だあまた丼だけならいいですよ。」(私が旅人の看板をつけていたから、すぐに旅人とわかりました)



私「ありがとうございまーーーーす!」と言い、そそくさと席につき、

温かいおしぼりで今日一日の疲れが溜まった油染みた顔の汚れを一掃した。

隣には町内会の会長が座っていて、気さくに話しかけてくれた。



(内心)「せっかく入れてもらったのに、だあまた丼だけじゃ申し訳ないよなーーー。村上市のお酒でも頂こう!」

私「すいません、〆張鶴ください!」

(名酒・〆張鶴はここ新潟県・村上市出身)

会長「よっしゃ、この酒は俺が出したる!」

私「えっ”!?いいんですか?てか、そんな事しなくて大丈夫です!」

と言いつつも、勝手に会長さんは自身の伝票につける始末。



ということで、〆張鶴、ごちそうさまでした!!!

「会長さん、ありがとうございます!!!」



そして、高級な名酒をしがない私の舌で嗜んでいると、

噂のだあまた丼がとうとう、とうとう、とうとう私の視力0.1の目の前に

出現しましたーーーーーー(●´∀`●)



これがそのだあまた丼だ・・・・3,2,1










でけーーーーーーーー

これは写真で見ても、大きさが伝わりづらいかもしれないので、

私の絶妙なコメントにより、大きさを適切にお伝えします。





「うーーんとね、なんというか、大仏くらいの寛容さを持ち合わせている店主が、

力いっぱいにこの器を持って、本気で米をここに注いでいる。その上に数えきれない、無数の星屑のような

刺身が、娘のようなご飯を人の口から守るかのように、最強の楯のように位置されている。

守護神・刺身と呼称されても何の不思議もない。。。。」とい見た目レポート\(☆o◎)/





と感動をしていたら、なんとなんとなっとうーーーーー、、、、

女将さんが、私のために巨大おにぎり3つを作ってくれていたーーーー



それだけじゃない。また会長さんがお腹がいっぱいになっていない私のために

お肉のつまみをくれた。。





なんて優しいんだ日本民族。なんて野菜が多いんだ日本大国。

なんて野菜が好きなんだ日本顔離れした俺。



本当にありがとうございます!!



そして、そこで大将の娘さんとお孫さんが登場!!





娘さんはカナダに留学していたみたいで、

海外ネタで盛り上がった。

このお店付近にはボーイング社の部品を扱っている会社があるみたいなので、

アメリカ人が頻繁に来店されるらしい。

だから、ぐるなびにも書かれていたが、

英語が話せるスタッフはたくさんいるらしい。

そして、大将はホームステイ受け入れ先でもあるから

外国人留学生がいっぱい来るんだとさ。



外国人にも東京・京都・大阪以外の日本の良い所をもっと

知ってもらいたいよね。



受け入れたスペイン人はオタク過ぎて、

一週間で追放したらしい。笑

さすが、大将だぜ!



最後は店員さんたちと激写して、

宿舎であるネットカフェへと向かった。

(この日はネットでビジネスをやらなきゃいけなかったので。)



(人々からの助けはここで終わらなかった・・・)



google mapに任せて、自転車のペダルに重力を乗せ、

目的地までひたすらこぐ!

とうちゃーーーく!と思ったら、なんかカラオケっぽい雰囲気が出ているな。

まぁ行ってみるか。

エントランスの前に来たら、「やっぱカラオケだね、ここ」



とりあえず店員さんに聞いてみよう。

「すいません、ネットを見て来たのですが、ここはネットカフェじゃないんですか?」



店員「この前カラオケになったんですよーー」

えっ、まじ?「じゃあ近くにネットカフェありますか?」

店員「ないですねーーー」

私「じゃ、とりあえずここにいます。」

ということで、会計を済ませて、朝5時まで滞在許可を店員殿から頂戴し、

トイレの洗面台で化学薬品の力を借りて、

手足・髪の毛・顔面を磨いた。



そして、部屋に戻ったら・・・・



あれ、おかしいぞ!!



なんと【シャンディガフ2つ】がテーブルの上に置いてあったのだ。





そして、後から店員さんが来た。



「これ、俺からのサービスです。旅頑張ってください!」



泣けるわ。本当に泣けるわ。

てか、泣いたわ。正直、号泣したわ。






先述した通り、旅はあなたにたくさんの経験をさせてくれます。。



良い事ばかりではない。ハプニングも多々ある。

だけど、それを乗り越えた時の感動。

人々から助けを頂いた時の感動。

自然と一体化する感動。。。などなど



旅=感動という方程式が成り立つくらい

旅は素晴らしいもの。



だからこそ、みなさんに体験して頂きたい。

みなさんがいずれ旅人になる日を楽しみに待っています。



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【リオのチャリ旅・走行距離】5/21-6/2

467km

巣鴨→本庄→沼田→越後湯沢→長岡→新潟市→村上→鶴岡



スクリーンショット 2014-06-03 8.36.26



【助けてくれた人々・感謝した分】

1:前橋のお母さんと可愛い娘さん・金一封

2:新潟の直樹・ヴァームウォーター1箱・みんてぃあ1箱

3:居酒屋五郎の店主・空豆

4:ぢどりの人たち・おにぎり3つ

5:村上の町内会会長・〆張鶴

6:村上のカラオケの店員・シャンディガフ2つ

7:村上の藻塩を作っている小林さん・藻塩

8:村上の人たち・バナナ

9:鶴岡の大滝自転車・お菓子とか飲み物(ウイダーゼリー)



ありがとうございます!!!




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日本旅人輩出プロジェクトリーダー兼

海外旅人を日本へ招致するプロジェクトリーダー

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