リオ旅11日目【我が道に迷いが生ず時、考えるなかれ】 | ryosukeのブログ

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リオ語録3・【我が道に迷いが生ず時、考えるなかれ】2014/06/01(日)




【背景・由来】


村上市の側を流れる笹川流れ。




その川沿いには一般道があり、天気が良い日には自転車旅はもってこいだ。




私が旅する当日は晴天であった。

しかしながら、そんな晴天の最高の日に私は考えことをしていたのだ。

それは「おれは旅をしてどうすんだ?」「旅人になって、何をしたいんだ?」って。

でも、そんな事を考えていても、

自分にとってのまともな答えは返ってこない。

そして、そんな時にふと思った。

「頭で考えるな! 直感で生きろ!自然を感じろ」



そこで出来たのが、リオ語録であり、本日の語録は正しく、

海岸沿いを走っていた時に思いついたものである。



私は旅で感じたことをそのまま伝えていけばいい。

考えたことを伝えるのではないと。

だから、これからも語録の形にして、

私の旅で感じたことを伝えていきたいと思う。



【2014/06/01】

朝5時にカラオケの一室のコールより、

重いまぶたがゆっくりと開く。



視界はぼやけているが、

新潟県・村上市のカラオケルームの一室だということは

起床して10秒でわかった。



「そうだ、ネットカフェがなくて、代替案でカラオケで寝たのか」



早急に歯を磨き、顔を洗って、

外に出た。



まだ目の覚めたばかりの日本の太陽が、

暗闇に慣れた私の目を刺して来る。



しかしながら、天気はよかった上に、

部屋では驚くほどぐっすり寝れたので、

体調的には悪くなかった。



そして、シャンディガフのサービスをくれたおにいちゃんに別れを告げ、

目的地である山形県・鶴岡市に向かった。

鶴岡までの道のりは川沿いを走るという単調なもの。

笹川流れは藻塩で有名であり、またツーリング・サイクリング・ドライブにもうってつけの道であった。

しかしながら、朝8時。さすがに体の疲れが残っているのか、

自転車をこいでいるにも関わらず、やけに眠い。

だから、道路から外れて、浜辺で寝てやった。





ついでに、まだジメジメとした洗い立ての

シミの入った肌着と、

下着2枚をこの晴れやかな海辺で乾かした。

3時間くらい睡眠を取っただろうか。

その後の衣服の香りは、塩と晴天がくれた神の香りだった。



しかしながら、幸福の時は長くは続かない。

それが人生というものであり、

人生を楽しくさせるためのスパイスでもある。

再会直後、後輪のチューブがパンクしたのである。






ちょうどこの写真の位置にて、ハプニングが発生。。

炎天下の下、真っ黒な「くまもん」の着ぐるみを着ながらの、

初めてのパンク処理作業。

右も左もわからないまま、

なんとなく作業を進めた。



予想は出来ていたが、中々にうまくいかない。

かつ不幸な事に、理由わからず、ケータイの電波が入らず、

ネットでやり方を検索することもできない。

自転車の持ち主の兄貴にも電話が繋がらない。

さすがにパンク処理のために、通行の自動車の助けを左手挙げて、求めるわけにもいかない。

しかしながら、車の方を見ながら、「助けてくれ」という眼差しだけは送っていた。

世界を廻って来た私だからわかる。日本民族は世界で最高の民族だ。

だからこそ、眼差しを送っていれば、もしかしたら助けてくれるかもしれないと

肌から感じていたのだ。



しかし、私の肌から感じた直感はモノの見事にはずれ、

誰も止まろうとはしない。

従って、自力で作業を遂行させた。

「冷静になれ!そうすれば、絶対にわかる」と言い聞かせ、

肩の力を抜いて、自転車屋のスタッフにでもなったかのような気持ちで作業に取り組んだ。



そしたら、意外にもすんなりと完了した。



この時に思った。

「人間は何事も落ち着けば出来る。そして、自信を持て!」



人生とは幸と不幸が交互に来るように仕組まれている。

まるで、縄のようにグルグルと。

これを【禍福は糾える縄の如し】とことわざで言うのだ。

(かふくはあざなえるなわのごとし)



パンク処理の後に、

鳥居が見えたからそこで記念写真を一枚頂戴した。

そしたら、後ろの黒のワゴン車に乗車していた4人組が

躊躇なく私に声をかけて来た。









日本一周の看板を見て、

「どこから来たの?」

私「東京です。」

「自転車で?」

私「はい!」

「じゃ、これ!」

と、バナナを頂戴した。

またもや、人の優しさに触れた瞬間だった。

人生とはどこでどんな幸せを感じるかはわからない。

どこでどんな人と巡り会うかはわからない。

だから楽しい。

このバナナも大学で友達にもらうバナナより、

辛い旅の間でもらうバナナの方が断然美味しいはずだ。

人生の楽しみ方は、考え方を変える事なんだな。

それを正しく「価値観」と呼ぶのだろう。

考え方が変われば、バナナを頂戴することでさえ、

とても幸せに感じるものだ。

「ありがとうございます!!!!村上市4人組!」



そして、引き続きブルーラグーンのように

透き通った寛大な日本海の側を自転車で駆け抜ける。









ちょうど、喉も乾いたので、

自動販売機の前に立ち寄る。

水を買おうとしたら、近くにおじちゃんがいたので、

挨拶をした。

だいぶ、話しやすい方で、

私の話を真剣に聞いてくれた。

:私が旅をする理由

:より多くの旅人を輩出したいという考え

など、なんでも共感してくれる。



そして、この方は私に笹川の藻塩を持って行く事を勧めてくれた。

しかも、店主から無料で頂戴するというのだ。

さっそく、彼は我々が停まっていた店先の店主に

自転車旅の事情を伝えた。

即答で店主の小林さんは

私に高級な藻塩をくれた。






その場で、一舐めしてみたが、

スーパーで売っている化学薬品の塩とは全く違った。

たしかにこれを舐めれば、疲れているときでも

頑張れそうな気がする。

小林さん・ダンディな新潟のおじさん

「ありがとうございます!!!」



ちなみにこの場にはもう1人、兄ちゃんがいた。

酒田からドライブで新潟に来ていたらしい。

せっかくなので、山形について聞いてみた。

オススメとしては羽黒山とラーメン。

1:羽黒山は140年振りに出羽三山の開祖した、

皇子の姿を解放する行事を行っているとのこと

(2014/09/31まで)

2:らーめんについては、日本で一番消費量が高いくらい

山形県民はらーめん好きとのこと。

鶴岡も酒田もらーめんの激戦区。

酒田らーめんは東京のらーめんとは違い、

とても薄味。ワンタンのスープに近く、

背脂が別皿で付いて来る。



余談はさておき、彼らと別れを告げて、新潟県から

山形県に入る。

さっそく山形初の道の駅で焼き物を頂戴した。

大好物のイカ焼き。



一杯まるごとで350円。

東京だったら、足だけで500円はしそうだ。












腹ごしらえをして、目的地である鶴岡に向かう。

その旅路の途中、海岸沿いの景色は夕焼けになっていた。

人が全く通らないので、

音と言えば、波か車の音。

ここまで静寂な地は東京では見つけられまい。









そんな至福の一時を感じながら、前に進んでいたら、

いつの間にか鶴岡市に入っていた。



喉が渇いていたし、エネルギーが不足していたので、

化学薬品・レッドブルを頂戴して、

くまもんの格好をしながら、コンビニのエントランスの前で

腰に手をあてて、レッドブルを一気飲みで堪能していた。



そしたら目の前を通った地元のおばさんが、私に差し入れをくれた。

「熱中症にならんようにね」と山形っぽい方言で。






感謝!「ありがとうございます!」



そして、夕方18時くらいに鶴岡のセンターに到着。

早急に健康ランドに向かい、温泉を堪能。

自転車旅の一番の楽しみは、

一日の旅の疲れを癒す温泉の時間なのだ。

400円くらいで入浴できるから、

出来るだけ毎日入りたい。

シャワーだけじゃ物足りない。



これからもリオのチャリ旅は続く。

次回は【羽黒山・ワシントンホテル】編




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【リオのチャリ旅・走行距離】5/22-6/4


本日の走行距離

村上市→鶴岡市 84km










594km





巣鴨→本庄→沼田→越後湯沢→長岡→新潟市→村上→鶴岡→秋田市

















【助けてくれた人々・感謝した分】





1:前橋のお母さんと可愛い娘さん・金一封





2:新潟の直樹・ヴァームウォーター1箱・みんてぃあ1箱





3:居酒屋五郎の店主・空豆





4:ぢどりの人たち・おにぎり3つ





5:村上の町内会会長・〆張鶴





6:村上のカラオケの店員・シャンディガフ2つ





7:村上の藻塩を作っている小林さん・藻塩





8:村上の人たち・バナナ





9:鶴岡の大滝自転車・お菓子とか飲み物(ウイダーゼリー)



10:自転車旅で日本一周のヒロ君・アイスクリーム













ありがとうございます!!!















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日本旅人輩出プロジェクトリーダー兼





海外旅人を日本へ招致するプロジェクトリーダー





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