お | ♡卯月花のブログ♡

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幼い頃からの想い出を縦糸に
道草しながら出逢った人や動物たちとの交流を横糸に
綴っていきたいと思います。
昭和の良き時代を生かされた事は
幸せだったとしみじみ感じます。

潔く定期的に ブログの記事を削除されるそうです。
「もったいないな」
でも その潔さに惚れそうです。
〜 追記 2019-08-14㈬ 〜



【お】

まさに私にも悩ましき「お」なのです。

私はお野菜には殆ど「お」と「さん」をつけていました。

お豆さん お芋さん 
お茄子さん おじゃがさん 
お魚さん お粥さん お稲荷さん ・・・・・

人参さん 玉葱さん 牛蒡さん
南瓜さん 大根さん 蓮根さん
キャベツさん ピーマンさん
・・・・・

蜜柑さん(お蜜柑) 葡萄さん
林檎さん(お林檎) 栗さん 

果物もね (≧▽≦)


じゃかぁしいヮ! ٩(๑`^´๑)۶


今はなるべく言わないように気をつけています。

これは母が言っていたと言うより

父が四代目の商家で育って

「ALWAYS 三丁目の夕日」の
ロクちゃんのような住み込みのお姉さん二人が居て

幼い頃は近所のお婆ちゃんが子守をしてくれて

中学生では家政婦のおばちゃんにくっついて
お布団の打ち直しを手伝ったりして育って

お二階 お部屋 お玄関
お座布団 お着物 お洋服 
お帽子 ・・・・・

子どもの時のまんま当たり前に言っていました。


娘が高校生になった頃に

「お母さん。あと何に【お】と【さん】をつけるの?」

「なんで聞くの?」

「お母さんの事を友だちに話すとウケるんだけど」

「えっ? 普通でしょ?」

「ううん。珍しいらしいよ。」

「何が?」

「おじやがさんとかお茄子さんとか。でも? みんな可愛いくて不思議ちゃんと思ってるみたいよ。」

「・・・・・」



🍏🍓🍌🍒🍑



私は「お巻き寿司」が好きだったのですが


社会人になっても
「おまけ寿司」と言っていて


ある日 気がついたのです。

巻いてるから「巻き寿司」なんだ。

真ん中にオマケが入ってるから
「おまけ寿司」ではないのだ。


みんなはいつもの通り
【お】をつけて「お巻き寿司」と言っていると聞き流して
誰も気付いてなかったらしい。


私も思い込んでるので
「お巻き寿司」と書いてても
「おまけ寿司」と読んでいた。


まさに不思議ちゃん。

いや? アホである。



🍇🍎🍆🍑🌰



確かに

「夕飯」「茶碗」「箸」「皿」「座布団」「布団」「二階」「尻」「腹」

【お】がないと素でスッキリする。


文章を読んでても行間が清々しい。

私は幸田文さんの随筆が好きだけど
文章が潔い。


ブログを始めて最初に読者登録した
「もんじももじじ」の
ともkさんの文章も簡潔だ。

画像も清潔感があって
抑えた色彩が
うさぎさんの可愛さを引き立てる。

余計なものをまとわない
簡素さは
潔くて美しい。



いろんなものを握りしめて
手放せない
欲張りな私には無理だな
って思う。


引き算して
大切なものだけ
握りしめていればいいのに。






🍇🍎🍊🍏🍓🍑🍒🍅🍌
✍️✍️✍️✍️✍️✍️✍️✍️✍️
🌿☘️🍀🌿☘️🍀🌿☘️🍀