スクールセクハラ⑦ | ♡卯月花のブログ♡

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幼い頃からの想い出を縦糸に
道草しながら出逢った人や動物たちとの交流を横糸に
綴っていきたいと思います。
昭和の良き時代を生かされた事は
幸せだったとしみじみ感じます。

娘はうつむく事なく話し始めた。

話す内容は何の打ち合わせもしていない。
自分の口で自分の事を自分の言葉で伝えれば良い。


「私がこの学校を選んだのは学校で普通に勉強したかったからです。
ワザワザ女子が数人しか居ない学校を選ばなくてもと思う人は多いと思います。
でも私には此処でなくては勉強出来ない理由がありました。」

「私は六年生の二学期にクラスの女子からら無視されイジメられるようになりました。
みんなが嫌っていた友人を庇ったせいです。
そしてその友人もイジメの仲間になって
授業中以外はいつも一人でした。」

「学校に行くのが怖くなって休むようになりました。
でも頑張って卒業式には出席しました。
中学校に行けば変えられるかもしれないと思ったからです。」

「中学校で頑張りました。
でもやっぱり女子が怖かったです。
だんだん保健室登校になりました。」

「イジメが始まってからは男子とも話さなくなりました。
女子の視線が怖いのと私を庇って
同じようにイジメられる人ができるのが辛いからです。」

「学校に行くのが辛くなりました。
本当に体が苦しくなるのです。」

「母が辛いなら行かなくて良いと言ってくれました。
そして私の居場所を見つけてくれたのです。」

「市のフリースクールです。
私のように不登校の生徒が時間にも人にも縛られずに過ごせる場所でした。」

「私は中学校の三年間はほとんど学校で授業を受けていません。
進路ではフリースクールの友人は夜間部へ進学する子がほとんどです。
私は昼に普通に学校に行きたかったのです。」

「でも母と買い物に行った時でも
女子が三人くらい一緒に居るのを見るだけで心臓が苦しくなりました。」

「それで父の母校でもある工業高校を選びました。
中学校の進路の先生から絶対無理だから
夜間部か市外の私立を選ぶように指導されましたが
父母も祖母も私の味方になってくれました。」

「祖母と母の友人が何人も家庭教師になってくれて
私もこの高校に入学する為に必死に勉強しました。
合格発表はフリースクールの先生が一緒に見に行ってくれました。
そして抱き合って喜んでくれました。」

「みんなの気持ちが私を学校へ行かせてくれたんです。
私は本当にこの学校で普通に勉強したいだけです。」

「それを★★先生に聞いて欲しくて
ここに居ます。」





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