平成バブルとは昭和64年から平成3年頃に起こった土地の暴騰による、含み資産
を投資尺度にした相場である。
この頃、うどんさんはハイテク専門に株買い入れてたから、あまり面白くない
相場であった。
実際、ソニーの株価は3000円位だし、ホンダ1500円、トヨタ1800円位だった気がする。
実際、円高進行で業績は悪かったが。
バブルの時に上昇した記憶があるのが、銀行株(株と土地の含み)で後は
鉄鋼株、造船株、建設株、不動産株が騰がったかな?
日経の動きは単純に書くと、景気回復期は成長性とPERの投資尺度が有効で
景気後退期は含み資産とPBR投資が有効だった気がする。
確か15年位までは??
でこの15年の間、内需系の株が上昇しなかったのは、経済対策打ったときは
1次的に株価上昇するが後はダウン、この繰り返しでスパイラル的に下げて
きたのである。
まあ当然だったかもしれない。優良企業の車産業は海外生産に移行してたし、
電気産業も同じく海外生産に移行、挙句の果ては食品産業までもが海外へ。
おまけに成長分野は日米半導体摩擦解消のアメリカの圧力で、インテルとマイクロソフトに牛耳られ散々の15年間だった。
で最近製造業の国内回帰で工場増設も多くなってきたみたいだし、東京の土地も
下げ止まってきてるし、企業はリストラ完了してるみたいだし、もうそろそろ
内需株もいいかなと、思うときがあります。
平成バブルの入り口は、プラザ合意による、円高不況、この時輸出関連銘柄は
ほとんど駄目と言われていた。
中曽根政権がしたのは、民活でNTT、国鉄改革だった。
その時の不景気の代名詞は鉄鋼、造船、繊維だった気がする。
何がいいたいかと言うと今の相場環境は平成バブルの入り口付近の相場環境に似てる気がするのだ。鉄の業績回復、企業の国内回帰、円高、民間活用
平成バブルの亡霊が最近うどんさんの投資スタイルを内需型企業中心にさせている。