昨日、待望のセレクション第2弾、通称、ダルビッシュセレクションが開始された。ダルビッシュ選手が選出した13人の選手が登場し、非常に盛り上がりを見せているが、無課金勢の中には、ガチャを引くかを悩んでいる方も多いのではないのだろうか。今回は、そんな方を対象に、ガチャを引くかどうかの基準と、今後の狙いについておさらいしていこうと思う。

 

まず、90連分のエナジー(2250エナジー)を所持しているということが、ガチャを引くための絶対条件となる。以前から申し上げている通り、個人的には無課金で自チーム確定がないガチャを引くことはおススメしていないのだが、このような豪華なラインナップの場合は例外と考えることもできる。その代わり、Sランク確定の回数をきっちり消化しなければ、欲しい選手を手に入れる可能性は自ずと下がってしまう。自チーム確定がないガチャを引くというリスクを背負う分、それを少しでも和らげるために、90連目まで回す必要があるのだ。

 

能力的には申し分ないラインナップだが、一方でAランク排出の関係で、限界突破をするのが非常に難しい選手が複数いるという事実もある。もちろん、各々のAランクの所持状況によって、判断も変わってくるのだが、セレクションはAランクが排出されないため、無課金はより慎重に判断しなければならない。

 

これらの事実を総合した上で、無課金は基本的にスルーすべきだと考える。エナジーの所持状況として、多くの無課金勢がエナジーを割いたと考えられるエキサイティングプレイヤー第1弾以降、コツコツエナジーを貯め続けていれば、現時点で2250エナジーを所持しているという方もいるかもしれない。しかし、日程的に、エキサイティングプレイヤー第2弾や、直近のセレクション第1弾を引いたという方は、そこまでエナジーは貯まっていないというのが現状だろう。(エキサイティングプレイヤーを完全スルーしてセレクションに絞っていた方は例外だが)このような点も踏まえて、このガチャは、ギャンブルするようなものではない。ここでギャンブルするくらいなら、自チーム確定があるアニバーサリーに向けてエナジーを貯めた方が合理的と言える。

 

今、アニバーサリーについて触れたが、例年通りの流れであればセレクションに登場した選手はアニバーサリーは対象外になるということになる。初心者の方は、アニバーサリーの選手決定についてご存じない方も多いとは思うが、平たく言えば、ユーザーの人気投票で選手を決定するのがアニバーサリーである。セレクションに登場した選手は、投票の対象から外されるわけだが、今年は、セレクションの選考が特殊で、例年より(能力的に)強力な選手が多く登場したことから、SNS上では、アニバーサリーの弱体化(あくまで例年と比べてだが)を懸念する声も見られた。

 

個人的な意見として、セレクションに選ばれていない強力な選手は山ほどいるので、そこまで不安を感じることはないが、ポジションや12球団オーダーにおけるチームの都合などから考えれば、選択肢が例年より狭まり、そのせいで魅力が落ちてしまう可能性は十分あると言えるだろう。

 

一方で、SNS上の批判を見ていて感じたのは、なぜ、「セレクションの後はアニバーサリー」という考え方に固執しているのかということである。これは、セレクションを引くかどうか迷っているという方も含めて考えて頂きたいのだが、秋のガチャはアニバーサリー一択ではない。11月頭に行われる、周年大感謝福袋(選択契約書付き)もアニバーサリーに引けを取らない大きなガチャなのだ。

 

詳細は以前の記事(プロスピA 無課金で楽しむには? #3-3 年間ガチャスケジュールのモデルを紹介)を確認していただきたいが、私としては、選択契約書に魅力を感じているので、周年大感謝福袋はアニバーサリー以上に楽しみにしている。そして、これはあくまで推測でしかないが、今年は、プロスピAリリースから5周年という節目の年なので、例年以上に豪華なシステムで登場するということも考えられるのではないか。

 

何はともあれ、秋はアニバーサリーだけではなく、周年大感謝福袋もあるよということを頭に入れておけば、今回のセレクションを引くかどうかという問題は、自ずと答えが出てくるはずだ。

ダルビッシュ投手の選考でセレクション第2弾の選手が決定することが以前からアナウンスされていたが、先日、ダルビッシュ投手がTwitterでセ・リーグに続いてパ・リーグの選手を発表したことで、ラインナップが出揃った。12人の顔ぶれは以下の通りである。

 

【パ・リーグ】

・埼玉西武ライオンズ  中島裕之選手(2008年)

 

・福岡ソフトバンクホークス  石川柊太投手(2018年)

 

・東北楽天ゴールデンイーグルス  青山浩二投手(2010年)

 

・千葉ロッテマリーンズ  涌井秀章投手(2015年)

 

・北海道日本ハムファイターズ  鶴岡慎也選手(2013年)

 

・オリックスバファローズ  糸井嘉男選手(2014年)

 

【セ・リーグ】

・読売ジャイアンツ  菅野智之投手(2018年)

 

・横浜DeNAベイスターズ  石川雄洋選手(2010年)

 

・阪神タイガース  鳥谷敬選手(2010年)

 

・広島東洋カープ  丸佳浩選手(2018年)

 

・中日ドラゴンズ  ダヤン・ビシエド選手(2018年)

 

・東京ヤクルトスワローズ  由規投手(2010年)

 

個人的に、自分の世代の選手(由規投手や鳥谷選手など)に加え、近年の野球界をけん引する強力選手も登場するということで、非常に魅力を感じている。ここに、ダルビッシュ投手自身が自分の能力を監修したダルビッシュ投手も登場する。

 

ダルビッシュ投手の能力は、球威とスタミナが85(A)で同値、制球が78(B)で、球種はストレート(A)、スライダー(A)、高速カーブ(C)、SFF(D)、ツーシームファスト(B)、カットボール(D)、スラーブ(B)の7球種、特殊能力も奪三振◎、キレ、対ピンチと、現状の環境でもトップクラスの強さと言える。

 

さて次回は、無課金はこのガチャを引くかどうかを考えていこう。

ご無沙汰しております。私用により、長らく更新がストップしていました。8月からは頻度は低いものの更新を再開していこうと考えています。

 

 

 

さて、更新していない間にプロスピAでは様々な変化が起きていたようで...

前回はセレクション第1弾の、高木豊氏の動画について取り上げたと記憶しているのだが、時間の流れは速いもので、先日にはセレクション第2弾がダルビッシュ投手とのコラボで登場することが発表された。第1弾同様、プロの目線で選手が選ばれるということで、注目が集まるが、肝心のガチャシステムなどに変更はなかったため、私自身第1弾は見向きもしていないし、第2弾に関しても100%スルーする。

 

他方、マグヌス効果が抑えられたり、おとといからはTS第4弾が始まったりと、話題は尽きないが、最近最も界隈を賑わせたのは、SNS上での「リアルタイム対戦の大会における不正行為の告発」だろう。

 

事の発端は、プロスピAチャンピオンシップの決勝大会に出場するほどの実力派YouTuberが、前回のリアルタイム対戦大会において一種の八百長行為が行われていたことをSNS上に公開したことである。当初は、八百長行為に関わっていた人物の名前は伏せられていたため、大きな問題にはならなかったが、他の有名なYouTuberの方がコメントを投稿するなど、行為に対する認知度は確実に高まった。

 

そして7月20日、今年のプロスピAチャンピオンシップの大会公式サイトがオープンしたタイミングで、前述の実力派YouTuberが改めて八百長行為に関するツイートをしたことが問題を決定づけた。

 

詳細については多くの人が既に把握して通りであるが、この先は明確に個人を特定する情報を加えなければいけないため、これ以上詮索するのは控えさせていただく。

 

さて、私の感想としては「特にない」というのが正直な所だ。問題提起から詳細な説明、八百長に関連したと名指しされた方々の反応と、一通り流れを見たが、驚きという感情よりも、上位勢との差を改めて痛感させられたなという気持ちが沸き上がってきた。

 

ここで私が申し上げたいのは、八百長や、告発がどうこうという話ではなく、上位勢同士の繋がり(コミュニティ)の強さを思い知らされたなということである。コミュニティがあることは、お互いに切磋琢磨できるのはもちろんのこと、情報面でも有利で、今回のような問題が起きることも無理はない。SNSでは、様々な意見が飛び交ったが、私自身、このような行為は当たり前に行われていると考えていたし、これくらいは想定に入れておくのが普通ではないだろうか。

 

だからこそ、この問題が大きく取り上げられることに疑問を感じた。確かに、今回の一連の問題は道徳的に許される行為ではない。しかし、昨日まではゲームの禁止行為になっておらず、ルール上、明確にノーを突きつけることはできなかったのは確かなのだ。そして、上位勢が中心となってそのような行為が行われていたのであれば、それは、その人たちの中で穏便に解決をしてほしかったというのが正直な気持ちである。なにせ、私のような一般的な無課金プレイヤーから見れば、雲の上の世界の話であり、そこで何が行われていようと、ルールに抵触していなければ大勢に影響ないからだ。

 

いずれにせよ、私は今回の件を受けて、改めて上位勢の壁を痛感した。コミュニティの強さや現ナマの絡みなど、本当に上位に行くためには現実的なやりとりを乗り越えなければいけないということだろう。そのような点では、ある意味で上位勢の格の違いを見せつけられた、いい事件だったと言える(笑)

 

そして、繰り返しになるが、昨日の17:00からリアタイにおいて「事前に勝敗を決めた上で試合を行う行為」が禁止となっているので、今後今回取り上げたような事案を見かけた際には、速やか運営に報告していただきたい。