笑うことができる

何故だか 噛み殺すことも

 

泣くことができる

何故だか こらえることも

 

信じることができる

何故だか 疑うことも

 

生きることができる

何故だか 死ぬことも

どこまでもどこまでも降り続くような雨
遠い昔からここにあったような朝露


与えられるものは 命それぞれのこと


いつまでもいつまでも流れ落ちるような汗
遠い未来へとこぼれ落ちそうな涙


与えられるものは 心それぞれのこと


どこまでもどこまでも…のように水は流れ
いつまでもいつまでも…のように星は瞬き


与えられるものは

息継ぎのように

人を求めては 出逢い

 

小さな心臓で

余韻は響くから

想いは続いていられる

 

ありとあらゆる感情が

優劣なく混じりあう

恋のリズム

聞こえているのなら

返事をください


もし いないのなら

思い知らせてください


あの世なんかじゃなく

この世で何か語りかけてください


あなたが望む

その世界があるのならば

受け入れる感性か

拒めるプライドか

 

過去の傷口に

忍び込もうとする春


とっさに動けない

反射神経のない心

伝えたい

自分のいやらしい

気持ちに気づいてしまう前に

 

受け止めてほしい

僕の声が

ただの意味に変わってしまう前に

ある音楽を求めて

弦はぴんと張られている

私は指で

その緊張を解いてあげる

 

激しく掻き鳴らさせた

感情は音とともに流れ

やがて心の中に

優しい空白が注がれる

告白じみた視線を送らないように

笑顔に皮肉が混じらないように

咳音が状況を風刺しないように

仕草に主張が入らぬように

気まずい部屋の中で

人は全身で黙っている

えらぶときは

わくわく

どれにしようかかんがえて

 

かうときは

てれくさい

てんいんさんがにっこりで

 

おくるときは

ふあん

よろこんでくれるかな

 

あけられるときは

どきどき

あやしいものでも

はいっているように

 

はこのなかは

みたされないおもいで

みたされている

プレゼント

僕が輝かなければ

探し物が見つからない

 

僕が輝かなければ

みんなに見つけてもらえない

 

僕が輝かなければ

明日の朝はやって来ない

 

僕が輝かなければ

君を照らしてあげられない