僕の中で始まって
僕の中で消えていった
僕の物語
僕にも思い出せない
僕だけの秘密が
僕を僕にした
たくさんの想いを含んだ
眼差しに惹かれて
僕の物語は続く
君の中にある
君も知ることのない
君の物語を探しに
フィクションと
ノンフィクションのはざまで
僕の中で始まって
僕の中で消えていった
僕の物語
僕にも思い出せない
僕だけの秘密が
僕を僕にした
たくさんの想いを含んだ
眼差しに惹かれて
僕の物語は続く
君の中にある
君も知ることのない
君の物語を探しに
フィクションと
ノンフィクションのはざまで
それが自分の役割だから
明日にはゴミになると分かっている
物を作り続けている
見過ごしてきたことの重みが
見えないところで育って
僕らにいつか復讐しようとしている
今日の責任を果たすことが
数千年先の未来を傷つけることに
つながることだってある
覆いかぶさって
僕から生まれた
一つのかさぶた が
僕の傷を癒す
はらはらと舞い降りて
大地から生まれた
一枚の葉っぱが
大地の傷を癒す
長い時間をかけて
溶け合いながら
閉じられていく
命のふた
些細な出来事が
大きな事件の引き金を持つ
ミクロの差でも
未来を狂わせる力がある
目の前には
分かれ道はなく
穏やかな風が走る
草原が広がっているだけ
果てしない自由に囲まれて
呆然と立ち尽くした後で
幼さは風の向くままに
歩んでいくことしか知らない