今日、中一の自殺の記事がありました。
将来のある若い子が自死を選ぶしかなかった。その事実は悲しく、そういった事案は無くすことができなくても、減らせるといいと思います。
正直。
しかし、当該事案に関しては、疑問点が多くあります。
端的に言えば、
①いじめた人間を責めるのではなく、学校や教師、行政に責任を求めている
②親としての行動
以上2点です。
行政つまり教育委員会を責めるなら、分かります。市外への転校を拒絶したのだから。ですが、家庭訪問が減ったのだの、対応が不十分だのとありますが、学校や教師ができることなんて、残念ながらほとんどないです。というか、完璧ないじめ対応なんてできません。
片方を守れば、もう片方が怒り狂う。
子どもだって、馬鹿じゃないから、言葉巧みにウソをついたり、政治家がよくいう「記憶にない」ととぼけたりする。それを責めると、その保護者が怒鳴り込む。だから、対応もそれなりになってしまうのです。
そも、いじめ事案全てにおいて、被害者側は学校や教師の責任を追及することが多いですが、学校や教師が加害者ではないと思います。対応不十分や安全管理不足を責めるのもいいですが、いじめた本人とその保護者が加害者なので、まずはそこに責任を取らせるべきです。
仮に、責任を追及するのなら、学校や教育委員会に警察同様の捜査権を与えるか、常駐の警備員もしくは警察、弁護士がいる場合だけです。
親であった時期もありますが、もし自分の子どもがいじめられていたら、それを知ったら、「解決できるまで学校に行かせない」「転校させる」「相手の親のところへ直談判」です。恐らく、正気でいられないです。私の子ども時代でも、親が守ってくれたのから。
不信感があるのなら、なぜ学校や教師に対応を任せっきりにした?
学校も、教師も、教育委員会も、多大な期待と幻想を抱きすぎ、頼りにしすぎ。場合によっては、いじめをエスカレートさせるだけ。自分が子どもの時、「先生にチクるな」「チクったらもっとやられる」と思ったでしょ?
我が子を守れるのは、学校でも、教師でも、教育委員会でもなく、親しかいないです。
もういいかげん、「いじめ」=「傷害事件」として扱い、警察や法曹の積極介入させるべきです。
学校のみで対応なんて、もうできないです。
自分の子は、自分の手で守りましょう。
もう学校に傷害事件の対応に期待するな…
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